あらすじワカラナイカラ好キニナル好キニナルカラワカラナイ――。それはなんでもない、いつもの風景から起こった。ふとしたきっかけで松笛とキスをしてしまった戸川。次第に体調の変化を感じる戸川は、卵を産んでしまうのだった!一方、学園では奇妙な事件が起こっていた……。『ディスコミュニケーション・冥界編』開幕――!
恋ならもう知っているけれど、ほんとうの愛はいまだ知らないでいる。 愛とは何よりも過酷なものである。その愛の過酷さを描いて、このマンガの右に出るものは未だ存在しないのではないか。 作者は何故タイトルを『ディスコミュニケーション』にしたのか自分でもよく分かっていないらしいが、愛という事と相互不理解という事とは切っても切り離すことのできない二律背反の関係にあるのではないだろうか。 そのために戸川さんと松笛くんはどこまでもどこまでも真実を探しにゆく、その行く道のなんと瑞々しいこと......。