あらすじ朝だ!!頭にニワトリをのせ、首にフロシキを巻き、怪しげな笛を吹きながら、松笛が登校して来る!!ふつうの学校だったら変態扱いされても仕方のない姿だが……でもだいじょうぶ!!なぜなら――この学校の生徒はみんな“変態”だからだ!!(良く言えば“個性的”……)松笛と戸川発、摩訶不思議恋愛通信!!ワカラナイカラ好キニナル好キニナルカラワカラナイ――。
恋ならもう知っているけれど、ほんとうの愛はいまだ知らないでいる。 愛とは何よりも過酷なものである。その愛の過酷さを描いて、このマンガの右に出るものは未だ存在しないのではないか。 作者は何故タイトルを『ディスコミュニケーション』にしたのか自分でもよく分かっていないらしいが、愛という事と相互不理解という事とは切っても切り離すことのできない二律背反の関係にあるのではないだろうか。 そのために戸川さんと松笛くんはどこまでもどこまでも真実を探しにゆく、その行く道のなんと瑞々しいこと......。