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昨日、第28回手塚治虫文化賞ノミネート作出たな。

第28回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の「マンガ大賞」の候補10作品が決まった。昨年刊行・発表された作品が対象。社外選考委員の投票による上位作と、書店員・マンガ関係者、一般からの推薦が最も多かった…


・『違国日記ヤマシタトモコ、祥伝社
・『【推しの子】赤坂アカ×横槍(よこやり)メンゴ、集英社
・『神田ごくら町職人ばなし坂上暁仁、リイド社
・『サターンリターン鳥飼茜(あかね)、小学館
・『環と周よしながふみ、集英社
・『血の轍(わだち)』押見修造、小学館
・『ツユクサナツコの一生益田ミリ新潮社
・『東京ヒゴロ松本大洋、小学館
・『プリニウスヤマザキマリとり・みき、新潮社
・『ぼっち死の館齋藤なずな、小学館

全部読んだけど『東京ヒゴロ』が一番よかった

知名度は『推しの子』が抜群だが受賞傾向的には逃しそう。
個人的には『神田ごくら町職人ばなし』だけど既刊一巻は厳しいだろうな。

ちなみに昨年、一昨年はこちら。
第27回(2023年)
マンガ大賞
入江喜和ゆりあ先生の赤い糸』(講談社)

新生賞
ガンプ断腸亭にちじょう』(小学館)
ガン闘病を巧みな筆致で詩情的に表現した独自性に対して

短編賞
やまじえびね女の子がいる場所は』(KADOKAWA)に対して

特別賞
楳図かずお
ホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、27年ぶりに発表した新作に対して

第26回(2022年)
マンガ大賞
魚豊チ。-地球の運動について-』(小学館)

新生賞
谷口菜津子
教室の片隅で青春がはじまる』(KADOKAWA)
今夜すきやきだよ』(新潮社)で多様性を柔らかな筆致で描いたことに対して

短編賞
いいとしを』(KADOKAWA)と『白木蓮はきれいに散らない』(小学館)
オカヤイヅミ

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話題に出たマンガ一覧

9件
ぼっち死の館

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老いを生き、描く76歳作家の「純」漫画! 舞台は高度経済成長期に建てられた団地。現在そこにはひとり身の老人たちがいつか訪れる孤独死、「ぼっち死」を待ちながら猫たちと暮らしている。そんな彼女らが明日迎える現実は、どんな物語なのか――― 自らも団地に暮らす76歳の著者が描く、私たち全員の未来にして、圧倒的現在。『夕暮れへ』にて日本漫画家協会賞優秀賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門収集賞を受賞した齋藤なずな、渾身の最新作。
プリニウス

プリニウス

どうしても、この男が描きたかった!世界史上もっとも著名な博物学者にして、ローマ艦隊の司令長官。古代ローマ一の知識人にして、風呂好きの愛すべき変人。その男の名はプリニウス――。『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、最強のパートナー“とり・みき”を迎えて、ふたたび魅惑の古代ローマ世界に挑む。圧倒的な構成と迫真の画力で2000年前の世界を描く、歴史伝奇ロマンの決定版、ここに誕生!
ツユクサナツコの一生

ツユクサナツコの一生

マスク生活2度目の春を過ごす、32歳・漫画家志望のナツコ。社会の不平等にモヤモヤし、誰かの何気ない一言で考えをめぐらせ、ナツコは「いま」を漫画に描く。描くことで、世界と、誰かと、自分と向き合えるから。“わかり合える”って、どうしてこんなに嬉しいんだろう――。自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語。
試し読み
血の轍

血の轍

「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」! 母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと! 読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!
サターンリターン

サターンリターン

『先生の白い嘘』鳥飼茜、衝撃最新作。書けない小説家・加治理津子(かじりつこ)。ある日、かつて最も心を許した男友達・アオイが夢に現れ、理津子に問いかけた。「それ ほんとうに お前の人生?」電話の着信で目が覚めた理津子は、アオイが自殺したことを知らされる。昔輝いていた夢、現在の夫婦生活、大切な人の死… 目を背けていた“喪失”の人生が 動き始める―― 【サターンリターン/土星回帰】意味… 土星の公転周期が約30年であること。そのことから占星術では、約30年に一度、人生での大きな転機が訪れると言われる。土星は「凶」の象徴であり、この時期に人は自殺しやすいとも言われる。
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「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」 ただひたすらに、ひたむきに…… 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。■桶職人 覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。■刀鍛冶 自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は… ■紺屋 友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが… ■畳刺し 明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で… ■左官(一、二、三) 土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
【推しの子】

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【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!

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名無し
3ヶ月前
「全国書店員が選んだおすすめコミック2024」出たな。 https://zenkokushotenin-manga.jp/#comic 「全国書店員が選んだおすすめコミック2024」ランキング上位15作品 1位:橘オレコ「ホタルの嫁入り」 2位:阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」 3位:荒川弘「黄泉のツガイ」 4位:平井大橋「ダイヤモンドの功罪」 5位:佐乃夕斗「極楽街」 6位:阿賀沢紅茶「氷の城壁」 7位:藤巻忠俊「キルアオ」 8位:齋藤勁吾「異世界サムライ」 9位:雨穴原作、綾野暁漫画「変な家」 10位:西尾維新原作、岩崎優次作画「暗号学園のいろは」 11位:川江康太「鵺の陰陽師」 12位:紺野アキラ「クジマ歌えば家ほろろ」 13位:佐賀崎しげる・鍋島テツヒロ原作、乍藤和樹漫画「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」 14位:園山ゆきの「ブレス」 15位:福田星良「ホテル・メッツァペウラへようこそ」 「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック2024」ランキング上位5作品 1位:坂上暁仁「神田ごくら町職人ばなし」 2位:石山諒「龍とカメレオン」 3位:琴子原作、NiKrome漫画「異世界で姉に名前を奪われました」 4位:卯月ココ「恋せよまやかし天使ども」 5位:濱田轟天原作、瀬下猛漫画「平和の国の島崎へ」 Pick up作品 目黒あむ「お姉ちゃんの翠くん」 いちのへ瑠美「きみの横顔を見ていた」 亀「バットゥータ先生のグルメアンナイト」 まきぶろ原作、白梅ナズナ漫画、紫真依キャラクターデザイン「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」 マツダミノル「兄だったモノ」

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