public
star_border
star_border
star_border
star_border
star_border
ほのぼのミステリー…って、矛盾しているとは思いますが、この作品を形容するにはほかに適当な言葉がみつかりません。主人公は推理作家の一色正和と童顔の妻・亜紀子。二人が地元・鎌倉で起こる怪事件を次々と解決する…ことはするのですが、う~ん、やたら人が死ぬにも関わらず、その内容にほんわかとしてしまうといいますか。だってあまりにも舞台仕立てが現実離れしすぎていて、脱力してしまうんですもの。坊主の身代わりをする狸や霊が乗り移って尋問をする刑事が出てきたり、つぶれた映画館が週末になると復活していたり、遺産が気になって生き返るお婆さんとかサーフィンをする鬼だとか、もう何でもあり。また鎌倉という土地もこれらとほどよく馴染む。古都であり、高級住宅地もあり、外国人も多く、かつ古戦場でもある街。浮世離れしたイメージがありませんか。うん? やっぱりミステリーじゃなくて、ファンタジーなのかな? まあ読んで判断してください。
鎌倉を舞台に繰り広げられる様々な怪事件、珍事件を小説家・一色正和が華麗なる推理によって解決するミステリーロマン。本格的なミステリーのみならず、古都の不思議な魅力をほのぼのとした西岸ワールドで描く超ロングセラーコミック。
鎌倉を舞台に繰り広げられる様々な怪事件、珍事件を小説家・一色正和が華麗なる推理によって解決するミステリーロマン。本格的なミステリーのみならず、古都の不思議な魅力をほのぼのとした西岸ワールドで描く超ロングセラーコミック。