空手バカ一代

空手バカ一代

試し読み
ストアに行く
人生で一番、騙された漫画にコメントする

人気のコメント

名無し
1年以上前
まだ子供で、ウソをつくことは悪いことであり 大人はウソをつかないと思っていたころに読んだ。 ノンフィクションはノンフィクションであり、 フィクションはフィクションだと思っていた。 それで極真空手に入門したわけではないが、 極真空手こそ史上最強だと思っていた。 マス・オオヤマは世界中でリングでも 私闘でも戦いまくったのだと思っていた。 サファーデはコマのように回転し続け、 カポエラは逆立ちし続けるものと思っていた。 李青鵬こそ最強の敵であり決闘の後には わかりあえて良かったなあと思っていた。 芦原英幸は山狩りを跳ね除け、 添野義二は減量苦を跳ね除けたと思っていた。 猪木vsウィリー戦はウィリーが勝つと思っていた。 もっとも大きな衝撃を受けたのは 極真空手は正拳や肘での顔面攻撃アリだと 思っていて、それが禁じ手だと知ったときだった。 初めて空手バカ一代をよんでから、 それが分かったのは20年以上はたってからだ。 そうだといわれて、 え、あれ、でも漫画では使っていたし、と困惑した。 そして漫画の中では正拳や肘打ちでの 顔面攻撃が、試合ではなく私闘でしか 繰り出されていないことを確認して思った。 「なんて上手い漫画なんだ!」と(笑)。 あいかわらず空手の実体験は無く、 漫画や文献、動画でみることしかない 格闘技オタクではあるが、 今は、極真空手も他のフルコン系も、 いわゆる寸止めだったり形重視の空手も それぞれ、分かったようなつもりで それぞれを見させてもらっている。 信じていた、ならそれゆえに 裏切られた、という心の傷を負うかもしれない。 私は信じたわけではない、思った、だ。 なので驚いたけれど傷ついてはいない。 だから空手バカ一代を読んで 「上手いこと騙された」とは思うが、 傷ついたり恨んでやるとは思っていない。 充分すぎるほど楽しんで興奮させてもらったから。 そして騙されたと思いつつも、まだ 極真は最強かもと思わせてくれているから。
名無し
1年以上前
極真空手が「空手バカ一代」のヒットで 注目を集め、多くの門下生を集めたのは事実。 だが空バカ連載開始時には既に極真会館は 本部道場も創設し、オープントーナメントでの 全日本選手権も開催している。 自分は空バカがそこそこヒットしてからの 読者で、読み始めた頃はイメージとして 「無名の空手道場が漫画のヒットで  一躍、世に知られ大人気になった」 と思っていた。 だが、実際には極真会館は 自力で流派を確立し、ある程度、 世に出てきたあとに空バカの連載が始まり、 注目を集め人気や知名度に拍車がかかったようだ。 漫画がヒットする前に既に 漫画に登場する猛者達が極真に 在籍し(漫画ほど派手ではなくとも) 空手家として大成していたわけだし、 漫画連載開始後の入門者も格闘技界での 他流試合などで実績をあげている。 なので極真の強さはけしてフィクションな だけではないわけだし、 格闘技界でもそう評価されていると思う。 今では梶原作品に虚実が入り混じって いることはごく普通に知られており、 その上で、梶原作品の面白さも 評価は緩んでいないと思う。 そして私としては 極真空手、空手バカ一代については、 梶原一騎先生にとって極真空手という存在が、 あんな話こんなシーンと面白いストーリーを 次から次へと思いつかせるほどに 魅力溢れる存在で、偶然にも若かりし頃から 梶原先生が極真に出会えた事から生まれた 奇跡の名作だったのだろうなあ、と思っている。
魔入りました!入間くん外伝
外伝 一巻 カルエゴ編
魔入りました!入間くん外伝
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。
1巻を試し読み
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい