良かった点
・相変わらず芹沢の名言が多くて楽しめる
ラーメン発見伝に比べ軽い感じで読める

総評
・ラーメン発見伝からの流れをラーメン才遊記で綺麗に終わらす見事な最終回だった。最後まで芹沢はかっこいいな

読みたい

「ラーメンとはワクワクだ」という主人公の
ラーメンに対するスタンスが良かった。
物語の中盤はワクワクから少し外れた印象もあるが
ラストでちゃんと戻ってきた。
また、ワクワクとは対極にあるような芹沢さんの存在で
主人公の影が薄い感じもあったが、そのかわりに
単なる「ワクワク最高」「ワクワクが全て」
とは、ならなかったのが凄く良いと思う。
ラストが秀逸だと思うが、その他にも
ラスト2巻での様々なラーメン論、ラーメン史に
絡んだ話の展開は物凄く面白くて考えさせられる。

暖友亭の喜久沢オッカサンと息子のエピソードは
ベタベタだし話の本筋とはあまり関係ないのだが、
物凄く好き(笑)。

突然実写ドラマ化のニュースが…!

女優の鈴木京香が、テレビ東京系の4月クールドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」で主演を務めることが28日、同局より発表された。

多分、女性目線に特化したドラマにするんだろうね。
河合単先生のラーメン漫画は第一作の
ラーメン発見伝」があって、そのパート2的な
「ラーメン才遊記」があると思う。
そこをあえてラーメン発見伝を飛ばして才遊記を
ドラマ化するのだから。
ラーメン才遊記と発見伝との大きな違いは
ラーメンの味そのものよりラーメン屋の経営問題を
重視した点と、ラーメンなでしこ選手権という
女性がラーメン屋に関わることを重視した点がおおきく違う。
だからTVドラマはその点を狙って作るはず。
前半はラーメンの味がどうこうとかも重視しながら
結局はラーメン店の経営問題に関わるストーリーに
するんじゃないかな。
で、後半は原作の「なでしこ選手権」の話に沿って
女性がラーメンに関わることの意義を問うような内容に
なるんじゃないかと思う。
だとすれば、芹沢さん役を女性にするのは、
わからんでもない。
けれどそれで面白いドラマになるかはわからない。
自分としては、女性とか一般視聴者には受けないかも
しれないが、原作の芹沢さんみたいな、
「嫌味ったらしいけれど、それがいい」というキャラの
女性を起用したほうがよかったんんじゃないかな、と思う。
多分だけれども鈴木京香さんって、
普通にキレイで仕事が出来る女上司役とか無難にやりそう。
自分なら、小池栄子さんとかに
リーガル・ハイで演じた高慢女性秘書みたいな芸風で
芹沢さん役をやらせたいけれど。
オーホッホとか高笑いしながら、ラーメンの味や
ラーメン屋の経営論ではグウの音もでない論理を述べて、
相手を皮肉たっぷりにとことん追い詰める、みたいな。
多分、鈴木京香さんにそういう役は、
あてがわないんじゃないかな。
だとしたら残念だ。

久しぶりに読み返した。ラーメン価格1000円の壁とか、いまになっては当たり前だから「歴史」感があってよかった。そう考えると「再遊記」の企画は上手いな〜

らーめん才遊記 1巻
らーめん才遊記 2巻
らーめん才遊記 3巻
らーめん才遊記(4)
らーめん才遊記(5)
らーめん才遊記(6)
らーめん才遊記(7)
らーめん才遊記(8)
らーめん才遊記(9)
らーめん才遊記(10)
らーめん才遊記(11)
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