未熟者なりの意地
読み切ったあと、涙が出ました。自分はまだ未熟者だという歯がゆさを抱えながら、それでも意地張って生きていこうとする姿に、励まされた思いです。読後感が素晴らしいです。 職人の粋な風情が漂う中、茂次もりつも若者らしい洒落感があり、ところどころ挟まるユーモアもあり、おもしろいです。 自分がしんどいとき、読めば前を向こうって思える作品です。周りの人の優しさにも気づけるように思います。おすすめです。
火事で実家の工務店「大留」が焼け、両親をなくした若棟梁・茂次は、「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という父・留造の言葉を胸に大留再建を誓う。そこに、身寄りのないお手伝いのりつ、行き場を失った福祉施設の子供達が転がり込んできて……ひげもじゃ若棟梁の崖っぷち人生劇場幕開き――山本周五郎の名作時代小説「ちいさこべ」を望月ワールド全開で新解釈する挑戦意欲作!
去年もノミネートされてたんだな。カネコアツシも以前SOILで2年連続ノミネートされてた気がする。
アングレーム国際漫画フェスティバルではさまざまな賞が用意されています。 対象となるのは: 過去1年間(前々年度の12月初〜前年度の11月末)にフランス語圏で刊行されたすべての漫画作品(他国・他地域作品のフランス語翻訳版を含む) ノミネート作品リストは「セレクション Sélection」と呼ばれ...