男子にも、かっこいいトコロを見せてほしいですね・・・。笑

そうなると、骨の国のメインの労働力は、
ニキとかアモウみたいな、若い人になっていくのですね。
なんだか、近代社会っぽいですね。
子供とかも若くして産むのが常なら、ニキが許嫁との結婚を迫られたりとかも、あるのかな・・・

【最新話読んだ人限定】展開予想トピにコメントする
シャングリ=ラ

緻密に美麗に描かれる宇宙のディストピア #1巻応援

シャングリ=ラ
兎来栄寿
兎来栄寿

『テヅコミ』にも『メトロポリス』の二次創作を寄稿していたマチュー・バブレ氏が2016年に出版したディストピアSFです。先月に邦訳版が発売され、その電子版もこの度配信され始めました。 太陽が超新星爆発を観測しようとする青年からスタートするプロローグ。そこから100万年後のお話としてストーリーが始まるスケールの壮大さにまず惹かれます。 広大無辺の宇宙空間における、ちっぽけな人間にとってはあまりにも巨大すぎる現象も含めて、美しいヴィジュアルで物語られていきます。 バンドデシネらしい緻密な画風で、ほとんどのコマが背景までみっちり描き込まれているので物語への没入感を強く高めてくれます。コロニーの中の小さなユニットでの生活が見てとれるような描写など、好きです。 「音楽は? 文学 芸術…学問は? それは無から心の奥底から立ち現れる恩寵の輝き 人間は消費のみの存在ではない」 といったセリフに見て取れる言葉選びも好きです。 とある衝撃的なシーンと、そこで爆発する感情には大きく心を動かされました。どんな遥かな未来となりテクノロジーが進歩しようとも、人の人たる所以ら変わらないのはSFらしいテーゼを感じられるところです。 反物質、ホモ・ステラリス、アニマロイドなどさまざまなSF的単語が飛び交いながら、ドラスティックに進んでいくドラマに、気付くと夢中になってページを捲っていました。 ハードで骨太なSFを楽しみたい方にお薦めです。

テンプリズム 1巻
テンプリズム 2巻
テンプリズム 3巻
テンプリズム 4巻
テンプリズム 5巻
テンプリズム 6巻
テンプリズム 7巻
テンプリズム(8) 【電子特典付き】
テンプリズム(9) 【電子特典付き】
テンプリズム(10) 【電子特典付き】
テンプリズム(11) 【電子特典付き】
テンプリズム(12) 【電子特典付き】
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい