毎度お馴染みのパタリロファミリーが「源氏物語」の世界で大暴れ!豪華絢爛の平安時代、恋・欲望・陰謀が駆け巡る宮廷。雅やかに軽やかに、バンコラン光源氏のプレイボーイ伝説が始まる!そして気になるパタリロの役どころは!?平安絵巻ギャグ登場!!
失恋自殺をした沙桐は、三途の川で黄泉の国に迷い込んだ陽朔の魂と出逢った。恋におちた2人は、生まれ変わっていつの日か再び巡り会い、幸せになろうと誓いあう――。しかし沙桐は来世ではなく、元の世界に生き返ってしまって!?陽朔にもう一度逢いたい、沙桐の願いは届くのか!?大人気平安ロマネスク!
時は平安時代――。14歳の桜姫は、急に都に来いと言ってきた許婚の王良親王の強引さを嫌って、家出する。しかしそれが、満月の夜だったことから、桜姫の運命は大きく動きだして――!?
田中芳樹や夢枕獏が絶対の信頼を置く漫画家、伊藤勢が、平安の京都を舞台に、安倍晴明の幼少時代とその師匠賀茂保憲の活躍を描いた新たな陰陽師ヒーロー登場!
藤原権大納言の娘茜は、トビッキリ元気な女の子!幼馴染みの源仰に会うために、身分を隠して宮中へ殴りこみ!!?平安トラブルストーリー『宮中編』!!
天はなぜ世界に、この男を与えたのか――!? 遡ること千年の昔。時代は貴族から、武士の世へと変遷をはじめ、混迷を極めていた。だが、その時代、国を、根底から大きく揺るがす一人の“漢”(おとこ)が産声をあげる!!彼の名は“鬼若”(おにわか)。天地人、すべてを射抜く、その瞳が写すのは、安寧の光か、動乱の兆しか。源平合戦の新たな軌跡が、ここに!!
時代はA.D.994、平安京。橘則光は、親の言いつけでお見合いをすることに。気の進まない見合い相手は、なんと貴族の娘とは思えないハチャメチャな暴れっぷりを示す、清原諾子(後の清少納言)だった!諾子の機転と行動力が評価され、宮廷に招かれることとなるが、そこでも諾子は宮中に大混乱を巻き起こす!天才エッセイスト・清少納言をオリジナリティー溢れる解釈で描く入魂作!!
鎌倉の兄・頼朝より逃げおおす源九郎 義経と弁慶。二人が山中を放浪する最中、黒蜜と名乗る美しい女が一人棲む家に辿りついた。いつしか九郎と黒蜜は男女の関係に。その黒蜜には恐るべき秘密が隠されていた!! 情念の作家・夢枕獏と鬼才・野口賢が織りなす、有為転変の壮大なる伝奇ロマン、威風堂々スタート。
原文に忠実ながらも官能的に描きあげた新感覚の江川達也版「源氏物語」。帝の寵愛を一身に受ける桐壺の更衣(きりつぼのこうい)は、他の更衣や身分の高い女御(にょご)から妬まれていた。その後、のちに光源氏(ひかるげんじ)となる第二皇子を生んだ桐壺の更衣は、第一皇子の母である女御や嫉妬深い更衣から陰湿なイジメを受けて、次第に体を弱らせていき……!?
『瀧夜叉姫 陰陽師絵草子』を読んで居ても立っても居られなくなりこちらの『賀茂保憲』も読みました。読んでみてびっくり全然雰囲気が違う!けどめちゃめちゃ面白い!! 登場人物は安倍晴明、賀茂保憲ら平安時代の大御所メンバー。『瀧夜叉姫』とも共通しますが世界線は別物で独立しています。 『瀧夜叉姫』は本格派のダークファンタジーという感じでしたが、本作はもう少しコメディチック。玉藻の前が疫之狐狗窼(えきのこっくす)に感染して大変なことになったり明らかゴーストライダーの牛車を乗り回したり、ネタの方向性が秀逸。私のイチオシはモスラ回です。 悪ノリしながらも当時の文化事情をしっかり描いて陰陽道をカッコよくやりつつ物語が盛り上がっていくのが心地いいです。 固すぎもせず、ヌルくもないこのバランスが絶妙で「平安時代、マジで楽しそ〜〜〜!」っていう気持ちになります。(こっちの路線の『瀧夜叉姫』も見てみたかったかも…)