藤丞 めぐる(とうじょう めぐる、6月6日 - )は、日本の漫画家。秋田県出身、大阪府在住。女性。血液型はO型。1995年に『前略 干し草の中から』でデビュー。1997年、『緋桜白拍子』で白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。
幼い頃にトンヤンシーとして買われた春華。兄と信じ慕っていた子陵が許嫁と知り、戸惑う春華だったが……。/「家の名誉を守るため、あの男に嫁いでくれ」拉致・暴行された娘に言い渡されたのは父からの非情な結婚宣告!/街の教会に新しくやってきた強欲司祭によって、領主のひとり娘は“魔女”として仕立て上げられ、淫らな魔女裁判にかけられることに。ほか、目を背けたくなる淫らで残酷な作品群―――!※本作品には『世界残酷風習 トンヤンシー・誘拐婚・魔女狩り』(1)~(5)の内容が収録されています。重複購入にご注意ください。
「パパ活だったらもっと楽に稼げるのに」友人のひと言が繭の人生を欲望の渦へ引きずり込んでいく――…才色兼備で環境にも恵まれた繭の生活は、社長である父親の自殺で一変。貧しい生活の中でも街の食堂で出会った拓馬の明るさに支えられ…しかしそんな日々も、母親の再婚相手によってひびが入る。1日でも早く家を出たい――大学の友人が教えてくれた“パパ活”。1回でこんなに稼げるなんてすごい。相手の人も優しいし…でも下心があるんだよね…?不安を抱きつつも裕福だった頃の生活を忘れられない繭は、次々と“パパ”との約束を取りつけていく――
幼い頃にトンヤンシーとして買われた春華。兄と信じ慕っていた子陵が許嫁と知り、戸惑う春華だったが……。/「家の名誉を守るため、あの男に嫁いでくれ」拉致・強姦された娘に言い渡されたのは父からの非情な結婚宣告!/街の教会に新しくやってきた強欲司祭によって、領主のひとり娘は“魔女”として仕立て上げられ、淫らな魔女裁判にかけられることに。ほか、目を背けたくなる淫らで残酷な作品群―――!
「異様な数の女性が参拝に訪れる」という密告を受け、くノ一・サヤが密偵として延命院に忍び込む。夜中に行われる特別な儀式に参加することになるが、そこでサヤが目にしたのは僧侶と交わる女たち!大奥女中まで参加するこの儀式を引き金に、サヤの身にも悲劇が起こる――。表題作「大奥淫欲スキャンダル ~イケメン僧侶に溺れる女たち~」ほか、「手なし撫子」造船所社長の令嬢・撫子は父の再婚により継母と義弟ができる。義弟を跡継ぎとするべく手段を選ばない継母により、撫子の地獄の日々が幕を開ける――!「嗤う心臓」平凡な暮らしをする小雲。しかし彼女の本当の父は大富豪・王港生だった!?さらに病に伏した双子の姉の存在まで明らかになる。突如、小雲の実父を名乗り出た王港生の目的とは――?「薔薇色の人生」親に捨てられ、売春街で育った健気な少女・ローズ。彼女の背中の天使の翼のようなアザを見た貴族の男が、膨大な金と引き換えにローズの身請けを申し出る。ローズは困惑するが、彼女には貴族の名門家を揺るがす秘密があった――!生まれが違えば結ばれたはずの運命の人――。忌まわしい身分差に狂わされた女たちの人生を描く、全4作品を収録!
“おじろくおばさ”――日本のとある寒村にかつてそんな風習が存在した。それは、長男以外の男は「おじろく」、女は「おばさ」とし、名前もつけずに家のために一生奴隷のように働かされるというものだった。娘は満足に食事も与えられず、きつい肉体労働を強いられ、そして男たちに体を売らされていた。ある日、画家志望の青年が村を訪れ、この残酷な風習を目の当たりにして…――!?
「そなたは私のモノだ…」平安時代――官職につくこととなった父と共に、都へやってきたかおる。憧れていた華やかな都での暮らしに胸が弾むかおるだったが、父に官職を与えると約束していた大臣の急逝により、事態は一変してしまう。大臣の屋敷の雑舎で質素な仮住まいをしながら、父は仕事を探し、母は下働きとして酷い扱いを受けるようになり、屈辱的な毎日を送っていた。そんなある夜、眠れないかおるの元に銀色の狼が現れる。噛み殺されて食べられると思いきや、狼はかおるの着物を剥ぎ乱して…!?
「君は伯爵の孫娘だ。君を迎えに来た」マージェリーは、昼は貴族の邸でメイド、夜はお菓子を焼いて娼館の女性たちに届けて生計を立てている。そんな自分が、幼い頃に誘拐された伯爵令嬢だなんて。突然の知らせに戸惑う彼女に、迎えに来たヘンリー卿は冷たく告げた。「ふしだらな女性では困るが…確かに君は無垢だった」そう、彼は初めて会った日の夜、娼館の片隅でマージェリーの唇を情熱的に奪ったのだ。彼は、私がどんな女か確かめるためだけに、あんなにも甘いキスをしたの!?
「薔薇の鎖」200年続く造り酒屋のひとり娘、城戸檀(きどまゆみ)は、兄妹の様に育った藤森名生(ふじもりなお)に淡い恋心を抱いていた。そんなある日、檀の両親が経営難を苦に首をくくった。しかもその原因は名生の父親で!?大好きな両親の突然の死と信じていた人からの裏切り……檀は名生にその怒りと悲しみをぶつけることしかできなかった。時がたち、檀の気持ちが落ち着いてきたある日、過去の真実を知る人が見つかって――。その他「暁の陽炎」「覇王樹ロード」収録
「そなたは私のモノだ…」平安時代――官職につくこととなった父と共に、都へやってきたかおる。憧れていた華やかな都での暮らしに胸が弾むかおるだったが、父に官職を与えると約束していた大臣の急逝により、事態は一変してしまう。大臣の屋敷の雑舎で質素な仮住まいをしながら、父は仕事を探し、母は下働きとして酷い扱いを受けるようになり、屈辱的な毎日を送っていた。そんなある夜、眠れないかおるの元に銀色の狼が現れる。噛み殺されて食べられると思いきや、狼はかおるの着物を剥ぎ乱して…!?※この作品は『蜜恋ティアラ獣 Vol.46』に収録されています。重複購入にご注意ください。
師匠である戸沢白雲斎(とざわはくうんさい)が殺され、彼から託された宝刀・闇丸を守り追手から逃れるため、深雪(みゆき)は女であることを隠し、男として生活することに。名を猿飛佐助(さるとびさすけ)と改め、さまよっていた際に自分を匿ってくれた真田幸村(さなだゆきむら)に恩を感じ、また彼が他の権力を欲する者たちとは違うと知り心から幸村に使えることを決意する。そんな時、自分が引き入れた霧隠才蔵(きりがくれさいぞう)が怪しい動きをしていると聞き、彼を探ろうと後をつける深雪だったが――。