ぜつぼうごはん
あらすじ
世界の人口は73億人を突破。世界中で一年間に1億3千万人が生まれ、6千万人が亡くなる。世界のどこで生きていようとも人間は必ず飯を食い、誰にでもいつかきっと人生最期の飯がある。死ぬ直前に食う飯を選べるとしたら、人はいったい何を選ぶのか。
ながたのすず
あらすじ
テレビの企画から飛び出した若い才能が描く、ほんわかネコたちのまあるい短編集。インターネットによる発表作品も加えた全75話を収録。「春」「夏」「秋」「冬」、それぞれの季節に、わらったり、泣いたり、恋をしたり…ネコたちのありのままの姿に、思わず時が経つのを忘れてしまう、そんな「癒し」の世界がここにあります。疲れた心をあったかくする単行本。特別絵本「たまねぎのめ」もついてます。
ぱーまねんとまんがのつめあわせ
あらすじ
作家の持つ表現欲のいっちばんコアな部分を、できるだけナマに近い状態で読者の元へ届けたい―― そんな思いを込めて発足したIIKICOMIX rareシリーズから、愛らしい独特のキャラクターで人気の岩岡ヒサエが登場! とれっとれの最新作から代表作『土星マンション』の姉妹作に、“ダーク”と“エロス”に挑戦した意欲作、さらに著者版まんが道(!?)初のエッセイまんがほか多数収録した全6編+αの大充実の短編集。
あっちもこっちも
あらすじ
「りびんぐゲーム」「結婚しようよ」「ルナハイツ」「ちゃんと描いてますからっ!」… 多数の代表作を持つ読切の名手・星里もちるが20年にわたり描き続けた、珠玉の名作を集めた短編集がここに… 星里もちるワールド、ここに極まれり!!
みずかみさとしたんぺんしゅう
あらすじ
ある朝、起きたら彼氏がカエルに!?何事もなかったかのように付き合いを続ける彼女だったが…(「げこげこ」)自分に憑依した超能力猫と闘うはめになった少女を描いた、第2回ヤングキングアワーズ新人賞受賞作(「弥一郎」)これらをはじめとしたデビュー以来の9本の読切りを全て収録。
しにがみこうかんいたします
あらすじ
オレは疲れきっていた。丸62時間寝ていないのだ。マンガの原稿を締め切りまで描き通しだったある日の午後。底なし沼のような睡魔に飲み込まれる寸前、オレは見た。遥か彼方の地平からやってくる黒い姿…あれは死神!?そしてオレは…。表題作「死神交換イタシマス」を含めた8作を収録した、福山庸治の傑作短編集!
ちらいあぱっぽ
あらすじ
北海道の根室から釧路にかけて広がる根釧原野を、国立公園の阿寒、摩周、屈斜路の湖水を水流に無数の川が流れている。42歳の十巻正信の釣り場はこの原野の川で、狙うのは、文明の波に次第に棲家を奪われて激減したため幻の魚と呼ばれる大魚・イトウ。そんなイトウを、正信は小夜子と呼ぶのだが…その理由とは!?『チライ・アパッポ』など、ほか5編収録。矢口高雄のデビュー初期の作品を集めた貴重な短編集です!
きりんぐあんどだいんぐ
あらすじ
アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による
不器用で、奇妙で、愛おしい人々の人生模様――
〈アート・ブック×コミック×純文学〉を達成した最新作品集
突如アートに目覚める植木職人の理想と現実、ポルノ女優そっくりの顔で悩む娘の告白、口下手なのにスタンダップ・コメディアンを目指す少女とその父の葛藤……現代で最も才能あるグラフィック・ノヴェリストの一人エイドリアン・トミネが、6通りのビジュアル・語り口で繊細かつ鮮烈に描く、静かに胸に突き刺さる6つの人生の物語。オールカラー愛蔵版で登場! 解説:クリス・ウェア
むすんではなして
あらすじ
同人イベントのあと、あの喫茶店のテーブルには、漫画を描く人が4人いた。時を経て、漫画を描き続けているのはプロの漫画家となった千畝ただひとりとなった。心の中でくすぶり続ける、同人時代の憧憬、情熱、そこにあった原点。そんなある日、もう描かなくなった憧れの人と街中で出逢う。同人誌の世界を舞台に、人生の岐路に立つ女性たちの気持ちが、優しく切なく静かに染み渡る、表題作「結んで放して」を含む、珠玉の短編集。
ごうかいさんだ
あらすじ
大文字家の三男として生まれた虎男は、小学生のころからすでに、ガンコ親父の風格を持った子供だった。虎男はすくすくと成長し、彼の正義感と熱い生き様は、様々な伝説を生む。そして、そんな彼を人々は“豪快さん”と呼んだ――。ただただ豪快に生きる男の姿を描いた「豪快さん物語」、豪快さん流カツ丼の食し方「嵐のカツ丼」他、誰もが感じたことのある日常の笑い満載、泉昌之傑作短編集!
豪快さんはとにかく豪快
名無し
なかざわけいじさくひんしゅうあくたろう
あらすじ
失敗ばかりしているドジな少年・竜吉(たつきち)が、“悪太郎”と名乗る不良青年との出会いで一人前のラーメン屋に成長していく表題作と他3作品を収録した中沢啓治の傑作短編集。ラーメン屋で修業中の竜吉は、何をやっても失敗ばかりで親方に叱られる日々を送っていた。そんなある日、悪太郎と名乗る青年のせいで親方の店から追放されてしまった竜吉は、電車に飛び込んで死のうとするのだが……!?
さよならいんぷ
あらすじ
平和な日常をおくりながらも、不思議な夢にうなされる少年オン。どこかで見覚えのあるこの記憶は、いつ見たものだろうか……「原野へ」。思春期をむかえ幼いころの気持ちを失っていく少年を叙情的に描く「さよならインプ」。白亜紀にまよいこんでしまった少年たちが見たものは、侵略者におびえる恐竜人だった……「白亜紀の少年」など、ベテラン・木村直巳のデビュー作「最後の妖精」を含む5編の短編集。
2000年にTBSの『ウンナンのホントコ!』の『ホントコトキワ荘』で優勝し、漫画家としてデビューした模様。(http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030949771&Action_id=121&Sza_id=F3 ) 内容はオスの猫が(たぶん別れた)メス猫のことを思って色々な出来事のたびに「会いたいなー」とか「君といて幸せだった」とかっていう恋愛系と、人生訓みたいなのを猫が語る感じが半々。ちなみに4コマ漫画。Twitterとかにいるポエム系アカウントの先駆けなのかなって感じがする。ああいうのが好きならかわいい絵柄もあってとてもハマると思う。 特別絵本の「たまねぎのめ」があわせてついてくるんだけどこっちは童話テイストの絵本という感じでこっちの方が好きだった。(たぶん)旅をしている猫が行く先々で出会う魚とかタコとか鳥とかに対して「君みたいにはなれないな」って言って次に進んでいく話なんだが、それの反復がなかなか面白かった。