読めばハイになれる
かしこ
かしこ
約1ヶ月前
今まですぎむらしんいち作品をちゃんと読んだことなかったので、まずは短編集から!と思って読んでみました。めっっっっったくそ面白いですね!!!!今日はこれを読むまでイマイチな一日だったのですが、おかげさまで超元気になりました。あらすじにも「気持ちよくなるのに、ヤボなドラッグなんていらねぇ!」とありますが本当に効きますね(笑)。悪寒がしたら葛根湯の代わりにこれを読めば風邪をひかないんじゃないかな? どの短編も面白かったけど「小林君」「少女カメラ」「パパが地球人を辞めた日」が特に好きでした。「小林君」は今までクラスで一度もしゃべったことない小林君が転校するからって宝の地図をくれる話なんだけど、子供が上手く描けてる漫画は自分も子供になった気持ちで読めるんだなぁって思いました。「少女カメラ」も子供の話だけど、最後に女の子がその日に撮った写真がズラッと出てくる演出がかっこよくてシビれた…!「パパが地球人を辞めた日」はただただ爆笑です。もしかしたらこれが一番好きかもしれない。 「タクシードライバー」は映画をそのまま現代日本風にオマージュ?していて、なんか読んでて目からウロコって感じだった。令和になってから見なくなったけど漫画に出てくる元日本軍のじいちゃんって面白いですよね。そんなじいちゃんから上京する時に護身用にもらうことでピストルを手に入れるってのは、これぞ日本版「タクシードライバー」の正解だと思いました。 巻末に「RANGAI★バラエティbyけらえいこ先生」と書いてあるけど、これは「BUN BUN BUN」の欄外にあるイラストエッセイのことなのだろうか。言われてみるとけらえいこ先生のタッチな気がする…。意外な交友関係だ。
ALL NUDE
山田芳裕の初期短編集
かしこ
かしこ
約2ヶ月前
天才が天才になる前の短編集。荒々しさはあるけどハズレなしで全部が面白い!特にギタリスト木田の壮絶ギタープレイが見れる「木田」と、表紙作の「泣く男」が好きだな。「泣く男」は表紙のイメージよりもシンプルで単純なストーリーなんだけど、ピカソの名画「泣く女」が出てきたり所々の演出がカッコいい。 でもこれを描いた人がこれから日本で1.2を争うくらい面白い漫画を描くようになるって予見できるかって聞かれたら、自分にはそこまでの審美眼はないって思う…。山田芳裕が美大に落ちたって話を知って、自分も優れた才能を見過ごしてるのかもしれないと思いました。
泣く男
童話や情話やSFや風刺をブレンドした極上の珈琲
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名無し
28日前
珈琲時間(コーヒータイム)というものには 休憩というイメージしかなかった。 実際、そういうもんだとはいまでも思うが、 たかが休憩、されど一休み、それが珈琲時間、 そう思わざるを得なくなるような、コーヒーを テーマにした珠玉のオムニバス短編連作集だった。 一冊の本にはさまれた栞のように、 一人の人生に刻まれたピリオドとして、 振り返り思い返す心の目印として存在する珈琲時間もある。 第一話を読んだ感想としては 「ちょっと小洒落た人間交差点(by引兼憲史)みたい」 と思ったが、 その後は「かわぐちかいじ」っぽいダンディな話や 「星新一」みたいなSFちっくな話とか、 各話ごとに色々な味を味合わせてくれた。 これも珈琲、あれも珈琲なんだなあと良い意味で。 けしてこじつけとか無理やりとか感じさせない 素直に「色々な珈琲時間があるんだな」と 楽しませてくれて、心が安らぐ短編集だった。
珈琲時間(コー...
男子って・・・。
干し芋
干し芋
2ヶ月前
男子の男子のみの世界で、私は、女子なのでよく分かりませんが、きっと皆がたむろして、度胸試し的なことをやってそれで、強さを競ったり、自分の位置を確認したり、仲間外れにしたり、割と分かりやすい勝負で決着がついていたのでは?!と推測ですが、思ったりしました。 確かに、大人になったら体験できない事の数々ですが、その体験があったから今があるってことも無いような気もします。
青い春 松本大洋短編集