あらすじ気持ちよくなるのに、ヤボなドラッグなんていらねぇ! こんな時代だから出した、読めばハイテンションの短編集!! 『スノウ・ブラインド』収録の2編も一緒に電子化! 『パパが地球人を辞めた日』『でぶでば』もまとめて読める!
作品情報著者すぎむらしんいちarrow_forward_ios巻数全1巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社講談社arrow_forward_iosレーベル週刊ヤングマガジンarrow_forward_ios年代1990年代arrow_forward_iosジャンル怪奇・ミステリーユーモア・ギャグタグ短編集
あらすじ気持ちよくなるのに、ヤボなドラッグなんていらねぇ! こんな時代だから出した、読めばハイテンションの短編集!! 『スノウ・ブラインド』収録の2編も一緒に電子化! 『パパが地球人を辞めた日』『でぶでば』もまとめて読める!
今まですぎむらしんいち作品をちゃんと読んだことなかったので、まずは短編集から!と思って読んでみました。めっっっっったくそ面白いですね!!!!今日はこれを読むまでイマイチな一日だったのですが、おかげさまで超元気になりました。あらすじにも「気持ちよくなるのに、ヤボなドラッグなんていらねぇ!」とありますが本当に効きますね(笑)。悪寒がしたら葛根湯の代わりにこれを読めば風邪をひかないんじゃないかな? どの短編も面白かったけど「小林君」「少女カメラ」「パパが地球人を辞めた日」が特に好きでした。「小林君」は今までクラスで一度もしゃべったことない小林君が転校するからと言って宝の地図をくれる話なんだけど、子供が上手く描けてる漫画は自分も子供になった気持ちで読めるんだなぁって思いました。「少女カメラ」も子供の話だけど、最後に女の子がその日に撮った写真がズラッと出てくる演出がかっこよくてシビれた…!「パパが地球人を辞めた日」はただただ爆笑です。もしかしたらこれが一番好きかもしれない。 「タクシードライバー」は映画をそのまま現代日本風にオマージュ?していて、なんか読んでて目からウロコって感じだった。令和になってから見なくなったけど漫画に出てくる元日本軍のじいちゃんって面白いですよね。そんなじいちゃんから上京する時に護身用にもらうことでピストルを手に入れるってのは、これぞ日本版「タクシードライバー」の正解だと思いました。 巻末に「RANGAI★バラエティbyけらえいこ先生」と書いてあるけど、これは「BUN BUN BUN」の欄外にあるイラストエッセイのことなのだろうか。言われてみるとけらえいこ先生のタッチな気がする…。意外な交友関係だ。