あらすじ
道路でわけのわからない虫が多数動き回る街で、レポーターは吐き気を催しつつ、道端でうんこをする少女にインタビューをする。「知識人のレポート」今日中に一軒はペンキを塗らないと我社は倒産だ。しかし、岡本塗装の奴らはセールスが上手く、家と家の隙間の家までもう塗ってある。倒産したら妻と子供をどうやって食わしていけばいいんだ!「ペニスに死す」他、蛭子能収の芸術的短編集!
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道路でわけのわからない虫が多数動き回る街で、レポーターは吐き気を催しつつ、道端でうんこをする少女にインタビューをする。「知識人のレポート」今日中に一軒はペンキを塗らないと我社は倒産だ。しかし、岡本塗装の奴らはセールスが上手く、家と家の隙間の家までもう塗ってある。倒産したら妻と子供をどうやって食わしていけばいいんだ!「ペニスに死す」他、蛭子能収の芸術的短編集!
道路でわけのわからない虫が多数動き回る街で、レポーターは吐き気を催しつつ、道端でうんこをする少女にインタビューをする。「知識人のレポート」今日中に一軒はペンキを塗らないと我社は倒産だ。しかし、岡本塗装の奴らはセールスが上手く、家と家の隙間の家までもう塗ってある。倒産したら妻と子供をどうやって食わしていけばいいんだ!「ペニスに死す」他、蛭子能収の芸術的短編集!
ものすごくわかりやすく性格が悪い。暗い。暗すぎる。 同級生にこんな漫画描いてる奴がいても絶対に友達はできない。 でも読みやすいのはなぜかというと、 ただ暗いだけじゃなく、あっけらかんとしてるからだと思う。 創作の根元がどんなに暗くても、そこに社会性やメッセージ性なんてものはない。社会に物申す気などない。なぜなら他人に興味がないから。 あくまでギャグであり、馬鹿やってるだけなのだ。 そこが蛭子漫画の魅力だと思う。 社会に絶望して孤独を悲しむのではなく、 社会に絶望したが故に全員馬鹿にしてやる、みたいな。 卑屈なのに上から目線。何重にもひねくれた人間。それが蛭子さん。 バス旅観てるじいちゃんばあちゃんは蛭子さんの胸の中の(しかも割と浅いところにある)ドロッドロの本性を知っているのだろうか。 バス旅で蛭子さんのファンを集めて漫画を読ませて何人残るかふるいにかける特番やってくれ。