個人的に好きだったのは…
旅行エッセイ漫画にリアル視点が混ざってくる話
ショートショートの主人公である娘の死を回避しようとする話
サンタクロースになれなかったオジサンの話
九井諒子のショートストーリー集
ひきだしにテラリウム 九井諒子
『ダンジョン飯』の九井諒子のショートストーリー集。短いと3pくらいのもの、長くても10pくらいの話が集まっている。
日常的な話が多いんだけど、九井諒子らしいファンタジー要素がそこに加わることが多い。
猫がデートをするために化粧をする「かわいくなりたい」とか、謎の奇病に犯された村の話「神のみぞ知る」とかは、最初どんな話になるんだ?って思って読んでいたらオチがずっこけるほどかわいくてすごく好き。
あとは「ショートショートの主人公」みたいなメタなネタも面白かった。