上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。
「パッ…と目覚めちゃいましょうよ、その冬眠から……!」――。パチンコ「沼」での勝利から6カ月後、無一文になった伊藤開司(いとう・かいじ)は、働きもせず堕落しきった毎日を送っていた。そんなカイジを居候させていた坂崎(さかざき)もさすがに愛想が尽き、300万円を手切れ金にして彼を追い出そうとする。その時、カイジを捜していた地下強制労働施設での仲間であった三好(みよし)と前田(まえだ)が現れて……!?
「アカギ~闇に降り立った天才~」に登場する究極の敵・鷲巣巌(ワシズ・いわお)の、若き日のカリスマ性あふれる活躍を描いたスピンオフコミック。昭和23年、アメリカの占領下に置かれた日本で、米軍将校を相手に高レートの麻雀で無敗を誇るワシズ。そして恐ろしいほどの頭脳を持ち、かつて特高(特別高等警察)に所属していたワシズに対抗するべく、米軍将校は特高に恨みを持つイカサマ師を代打ちを雇うのだが……!?
裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?
雨降る場末の雀荘に迷い込んだひとりの少年。それまでの短い人生をいやが応にも人に想像することを強いる真白な髪、その目の奥は底なしの闇――彼の名はアカギ。後に神域の男と呼ばれ、裏社会に伝説をつくった男――あの赤木だった!!
「オレが求めているのは……オレの、オレによる、オレだけの……感動だったはずだ……!!」――。うだつが上がらない中年男が、不器用ながらも様々な修羅場に奮闘して、男気ある人間へと成長していく人情コメディ。目標もなく働き続け、年齢を重ねてきた土木作業監督・黒沢(くろさわ)は、ふとしたことで自分の生き方に不安感を覚える。そして、誰にも祝福されず44歳の誕生日を過ごした孤独な黒沢は、人望が欲しいと強く願って……!?
人気の賭博コミック、第3章「欲望の沼」に突入!利根川(とねがわ)が失脚後、不遇をかこっていた遠藤(えんどう)に渡された劣悪債務者リスト。そこには、忘れもしない伊藤開司(いとう・かいじ)の写真が!彼を見つけ出そうとする遠藤の前に、当のカイジが現れて、ギャンブルを紹介してくれと頼み込む。しかし、カイジはその場で確保されて、地獄のような強制労働施設に連れて行かれ……!?
顔に無数の傷をもつ男――天。見かけの豪放さとは違い彼の打つマージャンは繊細で思慮深い。権謀術数の卓上に彼の不敵な微笑が浮かぶ。ある日、なじみの雀荘のピンチを聞きつけた天はその店へとおもむく。しかしそこにいたのは、まだあどけなさの残る若者ひろゆきであった。
和也との、ワン・ポーカー勝負を制したカイジ。24億円を手に入れたカイジは、その大金を持っての帝愛からの脱出をはかる。
救出ゲームで命を救ったチャンとマリオを仲間に加えたカイジが、帝愛グループの兵藤会長の息子・和也と雌雄を決すべく到着したのは帝愛の倉庫だった。和也は「マザー・ソフィー」というマシンでカード1枚の勝負をするギャンブル「ワン・ポーカー」の説明を始める。「一張り2億=1ライフ」を提案する和也に唖然とするカイジ。常軌を逸したギャンブル、究極のデスマッチが、いま幕を開ける…!!
「GO……!紛れもなく、これは神からのGOサイン…………!」――。変則二人麻雀「17歩」に勝利して4億8千万もの大金を得た伊藤開司(いとう・かいじ)は、宿敵・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の息子・和也(かずや)から挑まれた勝負に受けて立つ。しかしその後、なぜか墓地に連れて行かれたカイジは、自分の名前が彫られた墓を見せられて……!?
弾丸道路に一つ星! 湘爆二代目リーダー江口洋助を筆頭にアキラ・マル・サクライ・ハラサーの5人が赤いスイングトップに一つ星を背負い、ロックンロールを響かせ湘南海岸を駆け抜ける!! 80’sを席巻した、語り継ぐべき青春漫画の決定版が電子書籍版で登場!
伝説の男、あの黒沢が生きていた!?伝説の男!あの黒沢が生き返った!?福本伸行の最高傑作との呼び声の高い前作『最強伝説黒沢』でホームレス軍を率いて、不良集団と激闘を繰り広げ、永遠の眠りについたと見られていた黒沢。病院のベッドで丸八年の時を過ごした末、2013年、奇跡の復活を遂げる…!!伝説の男が今再び、新たな伝説を創るべく“この世”に生還する!“この世”がろくでもないにも関わらず…だ!!
哀しみと切なさ、心の温もり――。父と子、教師と生徒、そして男と女…。人は温もりに触れ、哀しみや切なさを乗り越えて大人になっていく――。嗚呼、人生劇場!!!
麻雀を心から愛する男、辺ちゃん。そして周りに集う男たち…。辺ちゃんの天真爛漫な生きざまは、周りのみんなを熱くさせ、辺ちゃんのトリコになる。注目の第1巻!!
アカギ最強のライバルである鷲巣巌を描く「ワシズ」シリーズの第2弾!! 前作となる閻魔の闘牌編から数年後…共生を日本有数の企業へと成長させたワシズは、政財界の要人が集まるパーティーで「これからの日本を牛耳るのはワシだ!」と宣戦布告する。当然、そんなワシズの態度を快く思わない者たちは、ワシズを政敵と見做し水面下でワシズ潰しへ動き出すのであった…。アカギとの対戦に至るまでの鷲巣巌の軌跡が明らかに!!
ヤクザ相手の賭け麻雀を請け負い、不敗を誇る孤高の雀士・銀次。その表の顔は刑事だった!秋空を高く舞う「銀ヤンマ」の異名を持つ銀次と、組織の代打ち・志村との勝負の行方は……。表題作「銀ヤンマ」をはじめ、鬼才・福本伸行が描く、闇の世界をうごめく雀鬼たちのハードロマン。
主人公・浪速京三は昼間は学年一の優等生だが、夜は大阪ミナミを仕切る「チキン・クラブ」のヘッドだった!そんな彼に勝負を挑む不良たちとの熱いバトルが繰り広げられる!!
24時間旗を持って倒れなかったという伝説を持つ、愛染高校ピンホール応援団の雄方男旗。ある時、自分を狙った剣山高応援団の二人を返り討ちにした雄方は、剣山高応援団を潰すと宣言する。剣山高の団長は、団が潰される理由に心当たりがなかったが、間もなくして理由が発覚し、その理由に激怒する!一方、愛染高のスケバン・真野涼胡は、中学時代に超不良だった雄方が、学校のゴミ拾いをするほど真面目になったことに不満を抱いていて…!?
パチンコ店で大連チャンのドル箱33箱を出したのは、なんと5歳の村正春樹! 店員に大目玉の春樹だが、そのパチンコ店のオーナーは春樹の祖父・竹春。幼い春樹にパチンコの才能を感じる竹春は、パチンコに両親の愛情を奪われたと憎む春樹の父・春根の反対を押し切り、孫の春樹に未来のパチンコ界を創り出す夢の実現を願うが…。
北極星を買うために金を賭けてのタイマンに命を張る松田勇悟。次々と立ちはだかる猛者たちと拳を交わし、ときに友情を育みあいながらダチの安藤、ピコと共に地図を塗り替えていく熱き男の物語!!
連載開始時に掲載誌であるヤンマガを読んでいたので、すごく覚えています。なんか少し暗くてアウトロー感があって、それでいてすごくためになり、考えさせられるマンガで、しばらくずっと単行本が出ると買ってました。 けっこう人を選ぶマンガなのかな、と思っていたのですが、なんのなんの、なんと実写版映画とかにまでなって、大多数の国民が「カイジ」といえば「ざわざわ…」のマンガでしょうというくらい知名度の高い作品となりました。 けっこう内容も攻めていて、積み上げてないヤツはウスノロだ、根暗だ、いけすかないマイペース野郎だ、とすごい正論で芯を喰った指摘がズバズバ出てくるのですが、わたしのように全く積み上げてない人間からすると、ものすごく身につまされるようで、読んでてソワソワしてしまい、いまいち「面白かった!!」だけでは終われない気持ち悪さがあり、心底楽しみきることができなかったりします。 そんなこともあって、ここまで多数の人に支持される作品になるとは思っていなかったのですが、ただ、面白いことはヒャクパー間違い無いです。 ちなみにこの後もシリーズが続いていくのですが、本作品で出てくるギャンブルは以下のとおりです。 ■限定ジャンケン ■鉄骨渡り・人間競馬編 ■鉄骨渡り・電流編 ■Eカード ■ティッシュ箱くじ引き