「GO……!紛れもなく、これは神からのGOサイン…………!」――。変則二人麻雀「17歩」に勝利して4億8千万もの大金を得た伊藤開司(いとう・かいじ)は、宿敵・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の息子・和也(かずや)から挑まれた勝負に受けて立つ。しかしその後、なぜか墓地に連れて行かれたカイジは、自分の名前が彫られた墓を見せられて……!?
「GO……!紛れもなく、これは神からのGOサイン…………!」――。変則二人麻雀「17歩」に勝利して4億8千万もの大金を得た伊藤開司(いとう・かいじ)は、宿敵・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の息子・和也(かずや)から挑まれた勝負に受けて立つ。しかしその後、なぜか墓地に連れて行かれたカイジは、自分の名前が彫られた墓を見せられて……!?
救出ゲームで命を救ったチャンとマリオを仲間に加えたカイジが、帝愛グループの兵藤会長の息子・和也と雌雄を決すべく到着したのは帝愛の倉庫だった。和也は「マザー・ソフィー」というマシンでカード1枚の勝負をするギャンブル「ワン・ポーカー」の説明を始める。「一張り2億=1ライフ」を提案する和也に唖然とするカイジ。常軌を逸したギャンブル、究極のデスマッチが、いま幕を開ける…!!
▼第1話/玄人・南倍南の心意気 ▼第2話/玄人のリズム(其ノ一) ▼第3話/玄人のリズム(其ノ二) ▼第4話/ヤキトリ寸前の玄人 ▼第5話/ああ、流局物語 ▼第6話/ローカルルール対策 ▼第7話/謎の玄人雀士登場 ▼第8話/本物のタコ焼き ▼第9話/残しておいた玉子 ▼第10話/我がひいきチーム ▼第11話/仁義なき兄弟…!?(其ノ一) ▼第12話/仁義なき兄弟…!?(其ノ二) ▼第13話/やっぱり多い!! ▼第14話/麻雀の食い合わせ ▼第15話/ああ、親知らず… ▼第16話/新人メンバー登場 ▼第17話/謎玄人の幼少期 ▼第18話/続・仁義なき兄弟 ▼第19話/徹マンcoffee悲話(エレジー) ▼第20話/一九八九年麻雀総決算 ▼第21話/絶好調の因果関係 ▼第22話/ラグビーに賭けた一夜 ▼第23話/ある雪の日の出来事 ▼第24話/何も知らない愚か者… ▼第25話/玄人好みの相撲勝負 ▼第26話/純粋に“花より団子” ▼第27話/勝負に生きる男の生き様 ▼第28話/名前ねえ…(其ノ一) ▼第29話/名前ねえ…(其ノ二) ▼第30話/もう一人の南倍南 ▼第31話/(番外編)玄人雀士の息抜き ▼第32話/(放浪編)下車のタイミング ▼第33話/(放浪編)仲居さん、いざ勝負!! ▼第34話/(放浪編)食べたかった“モノ” ▼第35話/(放浪編)温泉饅頭の食い方指南 ▼第36話/(放浪編)玄人雀士の返し技 ▼第37話/(放浪編)一九九0年麻雀総決算 ▼第38話/(放浪編)一味違う玄人の初詣 ▼第39話/(放浪編)うっ…もう一本!! ▼第40話/(放浪編)南国への道標(しるべ)のない旅 ▼第41話/(放浪編)カニの正しい食い方 ▼第42話/(放浪編)スッポン料理の余韻 ▼第43話/(放浪編)常連客が食べる漬け物 ▼第44話/さて、次に何を切る!! ▼第45話/南倍南のプロ野球観戦 ▼第46話/明鏡止水の境地に達す ▼第47話/懐かしき金魚すくい ●登場人物/南倍南(みなみ・ばいあん。食文化にはじまり、あらゆることの“玄人”と自負する男。凄腕の玄人雀士と自分では思っている)。 ●本巻の特徴/南倍南の好敵手その1、南倍南の好敵手その2、南倍南の好敵手その3、南倍南の好敵手その4 一週間完成雀力養成料理メニュー(第1日目~7日目)
本シーズンではカイジはギャンブルをしません! 和也が書いた「愛よりも剣」という小説を読むのと、光山さん、チャンさん、マリオさんという他人がギャンブルに挑戦するのを見学したりします! 光山さんたちのチャレンジは、ゲームの設定も進行していく内容も面白いのですが、失敗した時の死に方が少しマイルドで、今までにもっと気まずいやつがあっただけに、少しグレードダウンしてしまった感が否めず、ピンチの時もハラハラ度が低く感じてしまいました。 ただ面白いのは間違いないです。「愛」や「友情」を表と裏からえげつなく描いたというのは、読んでて本当に刺激的だと思いました。他のマンガで書かれそうにないことを書くというのは福本先生の良いところですね!和也の小説もすごく面白かったです!! ちなみに本シーズン途中で連載500回を迎え、多方面の有名作家さんからお祝いのイラストが寄せられたのが掲載されていて、それがすごく見ものです。 本作品で行われたギャンブルは以下のとおりです。 ■剣を刺すやつ ■友情確認♡救出ゲーム!