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「GO……!紛れもなく、これは神からのGOサイン…………!」――。変則二人麻雀「17歩」に勝利して4億8千万もの大金を得た伊藤開司(いとう・かいじ)は、宿敵・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の息子・和也(かずや)から挑まれた勝負に受けて立つ。しかしその後、なぜか墓地に連れて行かれたカイジは、自分の名前が彫られた墓を見せられて……!?
「ぜひ実験したい!この友情!」――。和也(かずや)が書いた小説を読んで、その救われない内容に驚愕する伊藤開司(いとう・かいじ)。それは現実にあった話で、これこそが人間の真実の姿なのだと豪語する和也に、カイジはお前の真実はちっぽけで薄っぺらだと否定する。そこで和也は、どちらが正しいかを確かめる実験をすると言い出し、3人のアジア人を連れてきて……!?
「一筋縄じゃねえっ!理解は!心は!人間は!」――。命を賭けた「救出」ゲームに参戦するアジア3人組が、打ち合わせも会話も出来ない状態で「以心伝心システム」に到達した事に安堵する伊藤開司(いとう・かいじ)。しかし、小説を書くためにアジア3人組をインタビューした和也(かずや)は、彼らの言葉を見比べて不気味な笑いを浮かべ……!?
「奴らの心の中に…………爆弾を埋め込む!!」――。命を賭けた救出ゲームに参戦したアジア3人組の一人・マリオは、インタビューで貧困のあまり金に翻弄されて兄を失った生い立ちを語り、大金を得るためにこのゲームに必ず勝つと涙ながらに意気込む。一方、もう勝負はついたと思い込む伊藤開司(いとう・かいじ)は、和也(かずや)の恐ろしい企みを知らされて……!?
「出してきたっ……!ここで起死回生のファインプレー!」――。命を賭けた救出ゲーム11回戦で、救出者となった光山(みつやま)にベルト解除ボタンを押してもベルトが外れないアクシンデントが発生し、それがきっかけとなってアジア3人組の信頼関係が揺らぎ始める。そして大金を独り占めしようと考える光山に殺されかけたと誤解してしまったチャンとマリオへ、信頼を回復するために光山がした事とは……!?
「招き入れた!自ら最悪の事態を!」――。命を賭けた救出ゲームの12回戦、和也(かずや)が仕掛けた“光山(みつやま)の裏切り”に動揺したマリオは、救出者になるが数を数えるのを忘れてパニック状態に陥る。その後、なんとか時間ギリギリで動いて神懸かり的クリアをしたマリオだったが、チャンと光山から不信感を抱かれてしまい……!?
「この世は、悪意をベースに回っている!」――。命を賭けた救出ゲームの12回戦で救出者となったチャンは、和也(かずや)の悪意に踊らされることなくマリオと光山(みつやま)を救う。そしてアジア3人組の信頼関係が復活したと考えるチャンだったが、殺されるかもしれない恐怖に震える光山とマリオは疑心暗鬼に陥ってしまう。それを見ていた伊藤開司(いとう・かいじ)は、思わず3人組の前へ……!?
「見えたっ!!光っ!生還の光っ!」――。命を賭けた救出ゲームの14回戦で救出者となったマリオは、救うべきか、見殺すべきかを最後まで迷いながら、自分の命を懸けてまでチャンと光山(みつやま)を救う。そしてマリオの行動は、チャンと光山の心に響き渡り、アジア3人組の気持ちは一つになる。そんな彼らを見て落胆する和也(かずや)だったが……!?
一見、筋が通っているように思える自己防衛、正当防衛的考えが、悲惨な結末、地獄を呼ぶ。この世でもっとも深く強い疑いようのない愛は自己愛。そして機は熟し、救出ゲームの15回戦がスタートした。仲間を裏切れば7045万円を一人占め。友情を優先すれば3333万円。だが、それさえ得られず死ぬ可能性もある。どうする光山!?
優しく仲間思いだった光山が、別人のようになり、仲間を裏切ってしまうのか。一度傾きだした心の天秤は止まらない。3人一緒にゲームを走破しようと近誓い合ったはずが、光山は自分一人が生き残るため、友人二人を見殺しに。そして和也は、このゲームを解除するためには、8桁の暗証番号を押さなければ、二人は助からないと言う…。