彼女の名は“みどり姫”宇宙一美しい女の子!奇才かわかみじゅんこが描く、キラキラに輝くガールズ・ワールド!2000年から近年までの傑作8編を収録!「ただそういう一瞬がほしいだけなの」――――マキシマム「一緒に戦うのよ脱いで!!」――――みどり姫「あたし初めてだったの」――――江ノ島心中「私は今きっと何を言われても不安だからだから何も言わないで」――――ニュース
太陽の国、スペイン。撮影旅行にやってきたカメラマン・暦が出会ったのは、日本人を父に持ち、情熱的なフラメンコを踊るマリという少女。運命の出会いは、日本にいる異母姉たちとマリを引き合わせ、姉妹は否応なく愛憎の渦へと飲み込まれていく……。大和和紀が鮮やかに描く、美しき三姉妹の情熱のストーリー。他に、フスマの向こうの異世界に迷い込んだカチコさんの不思議ファンタジー・コメディー『フスマランド4.5』も併録!
海にいるのは、あれは人魚?それとも、大切なものと引き換えに魚の尾を得た人間でしょうか…?この恐怖の流す血潮は、瞳を伝って心臓を濡らす。母と娘の牢獄、人魚と人の約束、そして海と陸を満たす記憶と喜び――。川口まどかの胸を打つ海の物語。
新婚旅行で訪れたベネチアに魅了された美奈。だが、ふとしたはずみに美奈は、17世紀のベネチアの世界に迷い込んでしまう。これは夢?それとも…。迫真のファンタジック・サスペンス!【収録作品】幻想のカルナバーレ/イミテーション・ラバー/見分けがつかない
種堂(たねどう)准教授が研究を続けている「嘔吐中枢花被性疾患」通称「花吐き病」。その症状は、片思いをこじらせて苦しくなると突然花を吐いてしまうというもの。はるか昔から流行・潜伏を繰り返しながら現代まで続くこの不思議な病気をめぐる、せつなくて切実な恋物語。
オバさん+冷蔵庫=美女!? 38歳で平均以下のオバちゃんになってしまった山田バーバラに突如奇跡が訪れた!! 冷蔵庫に入ったらモデル時代の若き日(20歳)の美女に大ヘーンシン!! コンビニで働く高校生・羽根純君との恋、実らせてみせます!! しかし、そこには思わぬ落とし穴が……。走り出したこの気持ち、いったいどーしたらいいのよっ!! 超絶スーパーキャラここに誕生!!
「この世は存外おもしろい」それは二十八日に一度人界に現れる不思議の庭。絵師の可風は、草木百花を司るたまゆら姫と出会い、恋に落ちた―――。名作『君のいない楽園』の作者が放つ、渾身の意欲作!心優しき絵師・可風はある夜招かれた「鬼宿の庭」で主である精霊・たまゆら姫と出会う。変幻自在に姿を変え、人の世の理を語るたまゆら姫に次第に魅了されていく可風。しかし姫は、人間に触れるとその命を縮めてしまう運命であった――。夏から冬へ移りゆく季節とともに紡がれるせつなくも美しき逢瀬奇譚!
彼らはみな、繊細で、純粋で、傷だらけ。優しさのないこの世界では、生きていくのも困難な人々。けれど彼らは、愛することを諦めない、とても美しい人たちなのです。この地上に生まれた全てのものたちに――。切なさと温かさを伝える珠玉の短編集。
この世に破壊と暴力……混乱が満ちあふれる時、愛と言う至上の“美”で人の心を照らすために、この世界の“美”すべてを統べる神『美神』が生まれ出る……。『美神』降誕で喜びあふれる美神の里に、突如『闇』が現れた。『闇』によって『美神』は一樹と篤樹の2人に分かたれてしまう。「18歳の誕生日までに2人が1人に戻らなければ、『美神』は滅びる」という呪いと共に……。真の『美神』の座をめぐり、互いに反発、対立してしまう2人だが……。究極の“美”と“愛”を追求した珠玉の名作。※祥伝社刊行のコミックスを2分冊しております。
日傘の似合う可憐な可芳子(かほこ)お嬢様。ところが彼女の正体は、ホラーが苦手な半人前の吸血鬼!フツーの人間らしい恋にあこがれる可芳子だけど、大好きな駒場くんとイイ雰囲気になるたびに口からキバが飛び出して…。本能と理性のハザマで苦悩する、オトメ心の行方やいかに!?セクシー・ラブコメ界の首領(ドン)・吉原由起、幻の初期作品4本をついにご開帳!収録作品:暗くなるまで待てない/キスせずにはいられない/桃色モザイクキス/めまいがするほど
東京の下町にある、上総工務店の娘・駒子は、リフォーム専門の建築士。「見えないモノが見えてしまう」彼女のもとには今日も家にまつわる不思議な依頼が舞い込んできて!?
戦乱の世から離れ閉ざされた楽園・エーレ。11年に1度選ばれる神の花嫁は、2年の務めの後、名誉と幸せが約束されていた。そして、九代目の花嫁にお転婆娘のエリゼが選ばれたが、九代目には、特別な秘密が隠されており、過酷な運命が待っていた!本格ファンタジーの旗手・紫堂恭子が描く新たな世界!
鬼宿の日にだけ花の園に入り込める。なんともエレガントで粋な幻の物語。 荷風の絵が具現化したり、姫がちっちゃくなったりとファンタジックで可愛い面もあれば、墨袋や雷神など、人間界と異なる条理の恐怖もある。 そんで触れるたびに姫の寿命が縮まるというのが、なんとも切ない。 ものすごく盛り上がる場面があるわけではないが、雰囲気が好みの漫画だった。 しかしこんなセンスがある作品なのに、「蟇左衛門」「龍右衛門」はネーミングセンスなさすぎて笑った。 犬に「犬次郎」とかつけてるようなもんだ。 こんなとこも可愛さがあって良い。