「不良モノ×タイムリープ」 ありそうでなかった設定のマンガ。 大好きな女の子を助けたい、というシンプルで分かりやすい設定がGOOD! 謎が多く散りばめられていて、とにかく続きが気になって気になって仕方ないやーつです。 よんだら最後You can't stopです!! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/XpuTaOTrjC8
すんげぇ殺し屋が休業するよ‼︎ って話。 一般人の気持ちなんか1ミリも分からない佐藤(すんげぇ殺し屋)が一般人に合わせる様はマジで爆笑。 他にも魅力的なキャラクター達が数多く登場します。ぜひ読んでその面白さを体感してみてくださいっ! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/qpxUtTFeVaI
モーニングで始まった、「はたらく細胞」大人向けスピンオフ。 アルコール摂取するとき、自家発電するとき、喫煙するとき、体の中ではこんな大災害が起きていたとは、本当に申し訳ない気持ち…(フィクションです) 肝臓さんほんといつもありがとう。白血球さんセクシーで可愛すぎ問題(フィクションです)
両親に虐待を受けた家出少女がストーカー男の部屋に匿われる話。少女にとってそれは偶然降ってわいた僥倖であり、壊れやすい薄氷の上に成り立つ「現実逃避」とわかっているから本音を隠して「お兄さん」に嫌われないように振舞う。お兄さんはそんな少女の気遣いを見て見ぬふりをする。二人の老成したやりとりを見て色々気づかされたり、癒されたりしながら、時々感動、時々ニヤニヤほっこりできる漫画だ。 「幸色のワンルーム」を読んでわりと好意的な感想を抱いた私としては、作品を批判して自粛に追い込んだ人たちはあらすじや作品紹介を一瞥しただけで反射的に批判しているのではないかと勘ぐってしまう。あるいは読解力の欠如によって「犯罪行為を肯定的に描いている」という作品の上っ面しか見えていないのではないか。そうだとしたらその人たちはフィクションを楽しむ才能がなく、不幸だと思う。 http://wezz-y.com/archives/55862 例えばこの記事では、誘拐された少女・幸を「これでもかというくらいにどこまでも哀れで孤独で無垢な美少女として設定されている」とした上で、二人のキャラクターを「性的搾取したい男性にとって都合のいいキャラクター」「孤独を抱える少女にとって都合のいいキャラクター」と切り捨てている。 だが、作者がどのような意図でキャラクター設定したのかはさておき、作品を読む限り彼女らは自らの意志と思考による判断によって動いているように見える。幸は決してお兄さんの言いなりではないし、彼女らは自分たちの身勝手を自覚している。誘拐したほうとされたほう、両者の心情や思考やコミュニケーションをぼかすことなく余すところなく一切の逃げを打たずに描写しているから、ただ単に変わったシチュエーションでの萌えるカップリング──吊り橋の上での恋愛を描きたいだけのポルノではないことはちゃんと読めば明らかだ。(そういう側面がないとは言わないし、それらもひっくるめて「都合がいい」と言われてしまえば何も言えないし、そういう人は都合の悪い話やノンフィクションばかり読んでいればいいと思う。エンタメは都合がいいから面白い。) もう一つ議論の争点としてあるのが、この作品が発表された時期的に実際に起こったある事件に寄せて描かれたテーマであることは容易に想像がつくということだ。発表された作品が作られた背景にどんな経緯やら思想やらがあったかによって作品自体が断罪されてしまうことの是非が問われている、と言い換えてもいい。ただ「幸色」が単なる当て擦りで描かれたと受け取るか問題提起と受け取るかは読者の印象次第なのではないかなと思わなくもないし、後者なら「犯罪者を肯定する都合のいいポルノ」という批判自体が的外れなものになる。 最後に、エンターテインメントか社会派かという一次元的なものの捉え方が私は嫌いなので、こういう可愛い絵柄の漫画が萌え漫画の文法を用いて重いテーマを扱っても全く問題ないと考えている。「もっと社会派っぽい漫画だったら自粛にはならなかった」という意見をネットで目にする中、確かにそれはそうかもしれないが、同時にとても残念なことだと思う。
「なまいきざかり。」のスピンオフ! 殿くんが大好きで追いかけて頑張ってもっともっと好かれようとするあみちゃんが可愛い! 殿くんがちゃーんと独占欲強いのが出てて理想的な結末◎ 「なまいきざかり。」の初期の読み切り版ものっているので、読んだこと無い人にもおすすめしやすい一冊!
日常に少しの非日常要素を足して、物事の本質を描く作品。 1話読み切りが4話分入って200ページ超えというヴォリューム感がすごい。 読了後、考えさせられれるので、軽い気持ちでよんだら結構疲れる作品。 少女漫画というよりかは、文学のジャンルの方が近いかな。
ボクシング漫画は長引きがちだが、 リクドウ中々テンポ良く進んでいて 読む方としては嬉しいです。 このまま、気持ちよくビシッと終わらせてほしいところ。 リクと所沢さんが交わる時が楽しみ。
ずっと存在は気になっていたものの「ド違法だよ」騒動などもあり少し敬遠気味でした。いざ読んでみるといい意味で先入観が覆されて面白かったです。 「ニーチェ先生」みたいに斜に構えて偽悪的なこと言う説教漫画なのかなと勝手に想像していたのですが、「社会人の悲哀」とか「ダメ大人の自虐」を吐く死んだ目をしたお兄さんに、共感のような同情なようなものを得るという、ハジけた感じの表紙からは想像もできないようなある意味「オッサン向け漫画」でした。 自分で吐いた毒で自らが傷ついていく裏道お兄さんに涙を禁じえません…
女子高生3人が高校入学後に出会い、自分たちが思い描く「最強の世界」をアニメーションで実現すべく映像研を作って猛進する! この漫画は、プロの仕業だな感とどこか素敵な隙のある素人感を合わせもっているのがとてもいい。 というのは、この漫画は細部まで設定が凝られてるから読み応えがあって素直に言って最高なんだけど、実は漫画単体では完成していなくて、読者がいてそれを受け止められて初めて立体的にこの世界の存在が立ち上がってくる感じを体感できる。 この漫画を読んでいると、読んでいる自分も映像研の活動に参加している気分になってくるし、その気分になれて初めて合格をいただけてるような気持ちになる。 この世界では僕たちはただの傍観者にはなれない。 どれだけ読者自身を作品に巻き込んでくれるか、という点において突き抜けているものがある。 特に、彼女らの妄想が、イメージが、恐ろしいほどスムーズにシームレスに現実を侵食してくるその快感たるや! その自由な想像力こそが彼女らの遊び場であり友達だったのだと伝わってくる。 誰だって計画段階、準備段階が一番楽しくて本番や完成品になるとあれ?こんなんだっけ?のやつは経験したことがあると思う。 それはイメージと完成品に誤差があるからだ。 作っていくうちに様々な要因で思い描いていたものからいたものから離れていってしまうことはよくある。 この映像研では、それが妄想・イメージした瞬間に即その場に疑似的に出現しイメージを全員で五感で共有できてその世界にどっぷり浸っている、もしくは少なくともそう見えるほどには深い部分で全員が共有できているのだ。 こんなに幸せなことはない。 読者はその幸せをおすそ分けされている。 嬉しいのは、その世界を強化してくれるポイントが作者のこだわりによっていくつもあることだ。 例えば吹き出し一つとっても、セリフの文字に角度、パースがついていることで空間の立体感、キャラの実在感が目に見えてくるし、そのセリフの吹き出しのレイヤー上に人物が重なってセリフを見えなくすることで実際にセリフの音を妨げている感が視覚的に分かるような演出が素晴らしい。 デジタルで描かれているいい点として奥行の演出のための背景のぼかしがあったりする。 とにかく作者はこの世界の独裁者として細部に至るまで思う存分こだわりという名の権力を振るっているので、完璧に作り上げらえた世界であるディズニーランドと根本的に変わりはないのだ。 あとはそのディズニーランドに僕たち読者が遊びに行って参加し楽しむことで初めて完成される。 客がいないディズニーランドはディズニーランドではない、ただの土地だ。 3巻を読み終わって、次はこの世界にまたいつ遊びにいこうかなという気分でワクワクしている。 十年後、二十年後にこの作者が描く漫画がどこまで進化しているのか、どこまで成熟しているのか楽しみでならない。
3巻まで無料だったので読んでみました。 医療ものですが小学校が舞台ということ、子供に起きる病気が主体であること、などのせいかとてもとっつきやすい印象です。どうやらわけありのような医者かつ保険医の代理の先生が主人公。つっけんとんだけど病気に対しては真摯に冷静に対処するところがなかなか格好いいですね。群像劇かと思いきや、基本的に数話で1つのエピソードがキレイにまとまるので読みやすかったです。あとは、小学生を軸にしているのでそれを取り巻く大人たちもきちんと描かれていて、ただ子供の病気を治すだけのお話になっていないところが良いと思いました。 ただ仕方ないと思いますけど病気発生しすぎですね、この小学校(笑) 面白いし読みやすかったので4巻以降も買ってみようかな。
転生俺TSUEEEのくだらな面白さが詰まった、肩の力を抜いて楽しめる漫画ですね。 現代からではなく、ファンタジー世界における古代(あるいは神代)から遠い未来に生まれ変わったら、剣も魔法も衰退していてうっかり簡単に最強になってしまったものの、前世では届かなかった強さを手に入れたいという野望からは遠ざかってしまった。という話。 「前世の自分が神としてあがめられてる…!?」みたいなところは「聖☆おにいさん」的な風情があって面白いです。 まともに評価されず冷遇を受けるが徐々に力を認めさせ最終的にはちやほやされる点、やべー強さの魔物が出てきて「さすがの俺もちょっとやばいかも」みたいなこと言いながら危なげなくやっつけてしまう点などは「魔法科高校の劣等生」に近い印象。 巻末のオマケで載ってる書き下ろしの小説は、小説というより5chのSSみたいな感じです。
小さな頃ラッキーマンを読んだことのある方、ふと思い出ししてしまうことってありませんか? 世直しマンのことを半年にいっぺん思い出してしまうんです。 世直しマン編どんな感じで終わったっけ〜と、いつももどかしい気持ちになってしまいます…
※ネタバレを含むクチコミです。
内容は、上司にBLマンガ描いてるのバレて、あ~れ~という展開ですが、 急にこんなコマ出してくるから思わず笑ってしまったw 絵も可愛いし、私は好きですw (こんなコマピックアップして大丈夫かな…ドキドキ)
昨今、親の離婚や再婚などの家庭環境が絡んでくる少女漫画は多い。 よくありがちな、再婚相手の連れ子がイケメンで……というようなハッピーなストーリーと一線を画すのがこの作品である。 自分を女王様だと思い込んでいる継母にいびられまくったヒロインが、大人になってからちょっとずつ抵抗を覚えて殴り返すのだが、それでも継母が100倍ボコる。 ヒロインを守ろうとするイケメンたちもいるのだが、この継母の前では焼け石に水。 青年漫画界の毒親といえば『血の轍』だが、少女漫画界ではこの作品ではないだろうか。 とにかく、泥沼の愛憎劇が好きな方は一読を。
アラサーの熱血塾講師が、イケメン不良男子高校生を東大に合格させるべく突っ走る話。 いかにも『ドラゴン桜+ごくせん』という設定は、昭和世代には懐かしさを感じさせる世界観。 やや説教臭く感じるほどの熱血指導に、年の差ラブが絡んでややこしいことになるのだが、イケメンたちに迫られても鈍感難聴でスルーするあたりはさすが。
物語序盤の学生同士の対決編のストップウォッチとジャンケンや紅龍麻雀で男娼になった弟を取り戻すところまでは最高だった。麻雀だけではなく独自なギャンブルもあり面白い。 この作者のほかの麻雀漫画と同じく今回も指を賭けていた。
高校の美人女教師が、男子生徒とともに自分たちを虐待した男を殺す、という衝撃的なストーリー。 しかし、虐待男は彼らより一歩上手で、殺された後に稼働するいくつもの罠を仕掛ける。 とにかく怪しい人物だらけの世界で、スリルとサスペンスの連続。 普通っぽいキャラがあまりにもあっさりと殺人に走るので、たぶんここはコナン君と同じ時空なのではないかと思われる……(?)
少女漫画の世界では、両想いになって結婚して完結というパターンが王道だが、人気作に限り続編が始まることがある。 こちらの作品も、貧乏ながら逞しく育った少女が、年上のイケメンに見初められて高校卒業と同時に結婚した、その続きになる。 結婚するまで守り抜いた初めてをどうこうするエピソードやら、既婚者だというのに進学先の専門学校でモテまくりで困るエピソードなど、乙女心をくすぐる妄想がてんこ盛り。 ざらざらと砂糖を吐く甘さなので、耐性のない方は要注意……。
ヅカファンならではの、言動や解釈の仕方が面白おかしく1Pのショートストーリーでたくさん紹介されています。 宝塚にハマっていなくても「コレクション」が好きだったり、なにかにハマっている人には相性抜群の作品! フルカラーなのにも、文字が手書きなのにもびっくり! コミックエッセイ寄りの作品!
不朽の名作ラノベ「キノの旅」がコミカライズ。 小説が原作なので当たり前(最近そうでもないか)ですが、とても文学的な漫画です。 1話完結形式で時系列も独特なので、原作、コミック、アニメどれから手に取るかでも結構印象が違うかもしれませんが少なくともこのコミカライズは非常にクオリティが高く面白いです。原作やアニメでは物語の途中で明かされる、核爆弾級のエピソードから本コミックは始まります(笑) 「北北西に曇と往け」「少女終末旅行」など最近でも車輛と旅する漫画は人気ですが、やっぱりまずはキノ読んどけ感はありますwいいですよねロードムービー、アニメならサムライチャンプルーが好きです。
キャプテン翼と双璧を成す少年誌サッカー漫画の金字塔『シュート!』シリーズの最終章です。 これまで久保嘉晴や田仲俊彦を中心とした静岡の掛川高校が高校サッカーの頂点を目指すストーリーが描かれてきたが、ここへきて掛川のライバルとして神奈川県の久里浜高校と、もう一人の主人公・伊東宏が登場する。 突然の主役交代に面食らった読者も多かったと思われます(当初は結構賛否両論だった気がします…)しかしながら少年誌らしい真似したくなるようなダイナミックな試合描写だけでなく、現在でいうポジショナルプレーにも似た戦術論、デュエルの重要性、インテンシティの高い試合、身体的ハンディキャップにたいする理解の先進性、などなど15年以上前の漫画とはいえ今なおトップクラスに面白いと思える名作であることは間違いありません。 現代サッカー漫画との大きな違いは、Jリーグ発足前から続くシリーズだから仕方ない面もあるかもしれませんが、クラブユースの存在が全く無視されている点でしょうか。(※ただしこれはシュート!に限らずDAYSやエリアの騎士でも同様の傾向が。マガジン?樹林?) 現在の日本代表の攻撃陣は、香川・武藤はクラブユース出身、乾・岡崎は高校サッカーですね。ユース内での競争を描いた「アオアシ」、高円宮杯でクラブチームとの死闘を演じる「BeBlues」、ACミランの下部組織から昇格を目指す「ファンタジスタ」、ジュニアユース時代のライバルと天皇杯で激突する「フットボールネーション」…今や10代のサッカーを描くのに避けては通れないクラブユースをちゃんと絡めて描いて、且つマガジンらしい熱いサッカー漫画が読んでみたいですね。
最近サスペンス漫画でいいなと思うものがちょこちょこあるんですが、これもその一つ。 どこにでもいるような普通で20歳の童貞で少しイケてない大学生の浦島エイジ。ある朝目覚めると隣にはミスキャン候補の美女が寝ていて付き合ってると言うし、覚えのない行動を友人にイジラれ、ここ数日分の記憶がないことに気づく。エイジが持つ大きな秘密は記憶の欠けに関係しているのか、その間に彼は何をしていたのか、やがて大きな事件に巻き込まれていく。 試し読み→ https://comic-days.com/episode/10834108156634466276 といったワクワクする一話目。 鍵を握っていそうな謎の暗そうな女子の登場や、威張っていたヤツがへーこらしてきたり、何かが、確実に何かが変わっている。 やっぱり記憶って面白いなーと思うんです。 どれだけ壮絶な経験をしたとしてもその記憶が無ければしてないも同じなわけです。 彼の敵は誰なのか、誰に頼ればいいのか、目的は? 少しずつ明かされていく秘密と、本人の記憶が無い間の行動を手探りしていく感じも面白いので今後が楽しみです。
ちょっと内気な女子大生が、イケメン兄弟との恋愛を通じて自分を変えようと頑張る話。 別の見方をすれば、魔性の童顔巨乳JDがイケメン兄弟を手玉に取って無双する話……? とにかくこのヒロインはモテのお手本とも言えるので、モテたい女子は参考にするといいかも。 特に、一人暮らしでもきちんと手料理を作ったりする家庭的なところは、言動に滲み出る気がする。
思い込みの激しい俺様ヒーローに執着されて困ってます、系。 しかし、困りながらも肉体的接触を許しているうちに、本当に好きになってしまうという思春期男女にありがちな罠が。 この作品の面白いところは、常に主要キャラがドギマギして(汗)状態になっていることです。 特に俺様ヒーローが、やや暴力的に襲いかかったりする割に(汗)となっているあたり、なんとなく困っているときのぼのぼのを彷彿とさせられて、心がなごみます。
牌王伝説 ライオンの続編 『凍牌』シリーズらしく、100時間耐久麻雀をやったり、足の指を賭けた麻雀をやったりといつも通りの内容で楽しめた。 最後の麻雀のランニングマシンの話の流れはすごい好き
この漫画が俺とどおくまんの出会いだった。 連載開始時に「ずいぶん古臭い漫画が始まったな」と思ったのは今でも覚えている。これでどおくまんという作者が気になって、傑作「暴力大将」との出会いにつながった。 作者のインタビューでも「連載を切られました」と言っているが俺は面白いと思うしすきだった。
手塚治虫キャラを使ったパロディギャグ漫画で世に出た田中圭一が手塚治虫文化賞を受賞してしまったという皮肉はひとまず置いておいて、それどころか、この『うつヌケ』という漫画の主題である鬱という病気のこともひとまず置いておきたいと思います。 というのは、この漫画が単なる鬱病のひとの処方箋となるべく手に取ってもらいたい本という以上に、もっと普遍的に感動的なストーリー漫画であるからだと思うからです。ストーリー漫画というのは、手塚治虫いらい数々の漫画家によって描かれ、無数の大人子供を熱中させてきた、あのストーリー漫画に他なりません。 この漫画は単なる病気への処置を促す書物という以上に、もっと肯定的で出鱈目なパワーに満ち溢れた感動的なストーリー漫画であると思うのです。田中圭一のストーリー漫画としての資質は前作の漫画家2世をインタビューする『ペンと箸』のときからすでにあらわれていたと思います、あの連載に涙したひとは少なくないのではないでしょうか。そして今作、あの忌々しい鬱という病気が、手塚治虫の『火の鳥』にでてくるムーピーを彷彿とさせるキャラとして描かれている。しかも、それぞれの短編の主人公が鬱を抜けるとき、あの丸っこいキャラとして描かれた鬱なるものを抱いたり突いたりして愛ででやるのです。そのときどきに、鬱でもないじぶんもつい目頭が熱くなってしまうのです。
天才肌な漫画家志望者の女子高生ヒロインの、どこかバイオレンスな日常モノ。 ヒロインと家族の関係は良好なのに、いざ漫画(もしくは編集者)に向き合うと苛烈な性格になるあたり、二面性というか何か闇を抱えていそう。 もしこれで天性の才能があってすぐデビューできて受賞して……という流れになると『響』っぽい。
純粋で一途なヒロインが、心に闇を抱えたヒーローを懐柔するというストーリー。 その間に、親族やら仕事仲間やら、周囲からさまざまな妨害が入って傷つけられまくるのだが、結局愛を貫きとおしたヒロインの大勝利。 気まぐれで孤高なイケメンがツンデレる、というシチュが好きな人にはたまらないのでは。
社長に見初められた超美人女子大生が、溺愛されていちゃラブ甘エロ生活を送る話。 とにかくヒロインが美人のくせにすれてなくてかわいい。 男性にとっても理想の天使として描かれている。 もちろんヒーローも女性にとって理想(?)なので、ある意味天上の神々のラブストーリーのようにも思える。 汚い俗世から離れて現実逃避したいときにお勧め。
スピリッツ新連載。 普段は大学生活をこなしながら、奨学金の返済等に追われる貧しい未来を回避するため、裏社会でのバイトに勤しむ主人公を描く。サスペンスやアウトロー作品でよく登場するような「トバシ携帯」や「架空名義の口座」などを、ヤクザや半グレのような組織から注文を受けては調達して利益を得る。当然マトモじゃない輩相手に無茶の連続。 私は裏社会にあまり詳しくないのでどこまでリアルでどこまでフェイクなのかわからないが、なんの後ろ盾も持たない普通の大学生というところで親近感を得つつ、闇の社会のスリリングな綱渡りを楽しむことができ、ヤング誌らしい適度な下品さが親しみやすい。
日本がまだJリーグが発足したて。W杯に出場した経験がない時代のサンデーサッカーマンガ。 背負うことの覚悟や苦しさ。そして、そこで繋がる絆の強さを描いたサッカーマンガであってサッカーマンガでない人間ドラマを描いた名作。 実在の選手も名前を変えて登場してます。連載当時、現役だったメンバーもカズを覗いては引退している。このマンガを通してカズの凄さも計れるというおまけつきw もっと詳しい感想を此方の動画で語ってます。 https://youtu.be/wVTHjYNx4Lk
「紳士」×「おてんばちゃん」による大正時代の偽装結婚風ラブストーリー。 等価交換?で紳士くんから花嫁役を買って出たおてんばちゃん 事件発生→おてんばちゃん動く→紳士助ける→ラブ展開 の王道さが好きな人は好きなはず! 宙出版の代表格となる少女漫画!
主人公・鈴が売られそうになっていたところを、助けてくれた津軽。 津軽の優しさで当然の如く好きなり、序盤は鈴の片思いが続きます。 関係性や環境の変化、時代ものを楽しめる作品。 流れはゆっくりで丁寧です。 鈴の強気な姿勢が可愛らしい。
旦那に浮気された妻による実録エピソード集! スカッとして終わる話もあれば、「えーコレで終わり?」と思う話もあったので、そこにリアルさを感じました。 表紙と実際の漫画の絵柄とはギャップあり。
鬼族の世界の話かと思ったら人間も出てくるんですね… しかも鬼VS人間だなんて悲しい…。まぁ表紙の巻きついた鎖で想像できますけどね… 1巻は仲良し子供時代と現在の2人の状況がわかりましたが…暴力や虐殺、辛い過去が印象に残るばかりで明るいシーンはごく一部でしたね。これからどんな風に物語が展開していくのか気になります。 ジャオを見て鬼灯の冷徹とキングダムがすぐ頭に浮かびました。 もっと妖怪っぽい特徴を入れて欲しかったなぁ!鱗みたいな肌とか、四肢が太いとか。悟空とピッコロさんくらいの区別は欲しかった! あ、でも鬼って言われるの嫌ということはもしかして…?
手塚治虫『リボンの騎士』をパロったタイトルのこちら『リボーンの棋士』いいですね。 少し読んだらタイトルの意味もなんとなく分かります。 年齢制限により将棋のプロ棋士になれず、将棋に一切関わらない生活を選んだ主人公だったが、ひょんなことからまた将棋を指すことになり、プレッシャーで負けられなかったがゆえに奨励会時代に打っていたような堅実な手ではなく、将棋がただただ楽しかった頃の可能性を探るような自由な打ち方に立ち返る。 プレッシャーから解き放たれた彼の将棋は自由に、強く生まれ変わっていた。 リスタートしてリボーンしたわけですね、棋士として。 いまのところ楽しそうに打っててしかも強いっていう主人公らしさ、強さの片鱗が感じられてて楽しいです。 プロになるだけが将棋じゃありませんし、将棋とは人生においていろいろな形で付き合っていくやり方があるかとは思いますが、この主人公はどうしたいのか。 プロ編入制度という狭き門をくぐるのか。 どん底、逆境スタートって、なんだか燃えますよね。 読むたびにだんだん楽しみになってきてます。
4コマ漫画なのでスラスラ読める。 絵もきれいだし、ギャグが秀逸で面白い。
SFと聞くと宇宙とか数式とか、なんだか小難しいイメージが強くて、今まであまり読んだことがありませんでした。 死人の蝶を回収・凍結管理する国家機関「死局」捕蝶課を描く、蝶をめぐる近未来SFアクション! ↑という帯文句が何を言っているのか意味不明で気になって読んでみて正解でした。 人が死ぬと蝶になるなんて…ロマンティック!この前提が入っているだけで武闘派シーンもすんなり読める感じがあるんですよね。絵もゴテゴテしすぎずシンプルで綺麗なので、きっと女性受けも良いと思います。 伏線が多くてこれから色々明らかになる予感があって楽しみです!
「けいおん!」あたりから流行りまくったひらがなタイトルで、女の子ばっかりのキャッキャウフフを描いた日常モノ……を装った、○○○゛&○○゛○○゛ル。「ニトロプラス」で気づくべきだった!それにある意味「学校」って○○○゛まんが的には定番っちゃ定番だよね…… これのアニメやってた頃書店でバイトしてたんですが、売れ方が半端無くて、キングダムとがっこうぐらし!は暫く品切れ重版待ちが続きました。なにしろ初回のインパクトが凄くて、あの衝撃は是非実際に読んで確かめてほしいです。
オレ、もも裏を使えてる?と気になりはじめる作品。 サッカーをやっていると深く入り込みやすいと思います! みんな、サッカーしてさ!もも裏、使ってこうな!
眉月じゅん先生ってこういうちょっとエッチな漫画も描いてたんですね!だから『恋は雨上がりのよう』にもそこはかとなくエロいのか! 女なら胸のどこかに心当たりがあるようなないような、そんなお話が詰め込まれていました。 とにかく女の子描くのが上手すぎです。 私は『つなぐ夜』という話が一番好きでした。パチ屋のコーヒーレディって設定がなんかセクシー。
クールに見えて実は不器用なヒロインが、優しい彼氏と暮らすことで恋の傷を癒していくという優しいストーリー。 2人のキャラに嫌味がなく、同居中の気遣いもナチュラルで、素直にうらやましいと思えてしまう。 職場に生々しい恋愛メンタルを持ち込まないように努力しているあたりも、いわゆるオフィスラブ物とは違って好感が持てる。
姉の代わりに御曹司と婚約するオフィスラブ物。 ヒロインがピュアで、総愛されキャラなあたりは読んでいて安心感がある。 御曹司の家族からも反対されず、ライバルも物語のスパイス的な存在でしかない。 甘々イチャラブを好む人にはストライクではないかと。
姉の代わりにお見合いして即結婚が決まるという、恋愛的には何一つ障害がなく進む話。 タイトルのとおり、結婚式など夫婦としてのイベントを乗り越えることで、2人の絆が強くなるところが面白い。 とにかく堅物キャラなはずのダンナがでろでろに甘いので、もう少し価値観の違いでぶつかったりしてもいいような気がする。
「不良モノ×タイムリープ」 ありそうでなかった設定のマンガ。 大好きな女の子を助けたい、というシンプルで分かりやすい設定がGOOD! 謎が多く散りばめられていて、とにかく続きが気になって気になって仕方ないやーつです。 よんだら最後You can't stopです!! YouTubeにも動画あげてます↓ https://youtu.be/XpuTaOTrjC8