幸がお兄さんに、ずっと一緒にいると約束する「指きり」を要求するとお兄さんが一瞬ためらった場面
「お兄さんは…針を飲む覚悟をしていたのかもしれない」
という表現がすごく詩的かつ切なくて好き
題材的に賛否両論わかれるのはしょうがないかな…。
誘拐犯と誘拐された少女の話。 誘拐犯というほどクレイジーな性格はしていないかなと。 どっちかというと、誘拐された幸ちゃんの方がぶっ飛んでいるかな。 (誘拐されたのにわりと冷静だったり、一緒にお風呂入れたり、急に飛び降りたり…) 全体的に暗いけど、誘拐犯と誘拐された少女の最後が気になってつい読んでしまう作品。