前回掲載されたときはそ正直全然おもしろくなくて読むの途中でやめちゃったんだけど、今週号のはメッチャ面白かった!! 「ここ…大きい大きい大学病院?」は草。フザけた悪の組織と見せかけていきなりシリアスな医療ドラマが始まるのズルいでしょ…そんなん笑うわ
思春期に、なんにでも「逆張り」することでかっこつけ過ぎて巨乳好きなくせに微乳好きキャラのまま成人してしまった主人公。 大きい胸がコンプレックスな彼女に対しても、“胸で君を選んでないよ”と言いたいがために微乳好きアピールをしてしまいます。 タイトルに童話とあるように、主人公の愚かさが原因で不幸が起こり、自らの行いを改めて、めでたし。というお話です、が… その不幸を降りおとした張本人は「巨乳好きの神様」。この神様、カッコつけの主人公に終始イラつきを隠せない姿が非常に人間らしく、神様に感情移入する読者が多数かもしれない。そんななか、最後の最後に主人公に起こる出来事に、血の涙を流す者が後をたたないという…
都会の生活に疲れた田舎で農業して暮らしたい、なんて話を聞くと馬鹿じゃないの農業なめんなと思ってしまう。田舎出身ではあるものの、別に実家は農家じゃないし農業経験なんてないのに。 明らかに田舎で育った者には、田舎への負い目と誇りが入り混じった謎のアイデンティティみたいなものがあるのだと思う。 だから、という訳ではないけど凄く響いた作品。 ゆったりした時間が流れているように見えるけど、畑と向き合うのは命と向き合うことだから結果的にいち子は自分と向き合えたのかなあなんて思った。 同じことを感じたひとがほかにいるかはわからないけれど、作物を収穫して食べる行為が妙にエロティックに感じられた。生命活動の原点だからなんだろうな。生きるって眩しい。 発酵しすぎた米サワーのエピソードがとても可愛くて好きです。
いつの日からか他の人には見えない"人ならざる者"が見えてしまう少女・ましろ。ある日彼女が出会ったのは、悪霊化した"人ならざる者"=「ノーマン(NOMAN)」を浄化する女性・バズウ。 頼まれたら断れない素直な性格のましろと、自らもノーマンであり、ある事件が理由で人間嫌いになったバズウ。ひょんなことから"契約"を結びノーマン討伐をすることになった2人の物語。 広い意味でいうと人間を脅かす悪を討伐する少年マンガのような作品なんだけど、実はノーマンが生まれる過程には様々な"思い"が絡んでいて、ノーマンという存在に注目するだけでもドラマが見える。また、少女×人外のバディものでもあり、性格も境遇も全く異なる2人が互いの秘密を知って心を通わせていく"魂の交流"の物語でもある。特にましろは小さい頃からノーマンが見えていたことから他の人に「迷惑を掛けてきた」という自責の念があり、バズウとの関わりの中でその"彼女の中にしか存在しない罪"から開放される、そんな物語でもあるように思う。 作品の構造はシンプルなんだけど、その中にいろんな要素を隠し持っている多層的な作品。 1巻まで読了
東京臨海部は、その人工的な姿の足元に、意外なほど豊かな自然を宿している。 運河や海沿いの公園で水面下を覗くと、壁面にはごちゃっと貝類が貼り付く。大河川の河口には水際に蟹やら海老やらを見つけられる。栄養が豊富で、魚影も濃い。ボラが跳ねるくらいの事は、日常の光景だ。 そんな東京臨海部のあちこちに出没し、釣りをする女子高生、浜咲さん。黒髪ロングのお人形のような彼女は、釣り道具を剣道用具に偽装し、周囲に憧れと謎を振りまきながら、一人マイペースに釣行する。 都会の風景と女子高生→分かる。 そこにプラス、釣り→意外と良い! 釣りは自然の遊び、という概念を軽く覆してくれるこの三者の取り合わせ。というより、こんな都会の足元に、管理されない生の自然がある事への驚き、惧れ。そこへ果敢に飛び込んでいく小さな浜咲さんの図は、萌えるというより、燃える! 浜咲さんの釣りは、都会に残された自然への、冒険なのかもしれない。 様々に工夫して都会の水辺を攻略していく、浜咲さんの釣行記&クラスメイトとの不器用な交流、そして何で周りに内緒で釣りをしているのか……その可愛い理由もお楽しみに! 「(魚が)きた……ぎゅん!!」の表情に、こちらも思わず食い付くぜ!
サイコメトリーという超能力を持った不良主人公・明日真映児が、猟奇殺人事件やテロにまきこまれる形で、事件解決をしていく物語。 美人刑事・志摩亮子に、毎度色仕掛けで釣られては、超能力で事件の捜査協力をさせられたりする。 基本は、エイジ&志摩コンビが犯人を追い詰めていくスタイルだが、次第に大きな陰謀に立ち向かうことになってゆく…。 巻数はやや長いが、合間にギャグ回や、ちょっとエッチな回だったり、ヤンキー漫画みたいな展開が挟まれていて退屈しない。 サイコ的な犯罪が多く、多種多様な変態犯罪者たちの描写は後の魔人探偵脳噛ネウロなどの作品に影響を与えていたのでは、と感じる。 トラウマレベルに怖いシーンも多々あったが、とにかくスリルとギャグのバランスが良く、最初から最後まで面白い漫画だった。
地獄先生ぬ~べ~に登場するイタコ・いずなが主人公の漫画です。 ぬ〜べ〜を読んでいた人や、昭和っぽい怪奇オカルト物が好きな人なら楽しめると思います。 今作も妖怪絡みのトラブルとか、ぬ~べ~の時に登場していたキャラも多数出てきます。少年誌じゃなくなったのでエロは多し。 絵柄も昔の絵のままで安心して読めました。変わり映えしないと言われたらそれまでですが、以前と変わらない安定感のある絵というのも良いものです。
どこかで見たことある絵だと思ったらブルーピリオドの人か。秒速…くらいしか新海さんのものを見たことがないんだけど、シンプルでテーマが漠然としてないところが読みやすいね。 あとなんといってもおねいさんがかわいい
ファンタジーでよくある主人公の復讐動機で進むのですが、画力で圧倒されます!怒っているし残酷であるのに繊細に描かれていてスゲー!としか…! ファンタジーとかなろう系好きで、なおかつ復讐劇が好きな人なら読んどくべきですね。
BOYS BE…ってこんな健全で爽やかでピュアピュアな恋愛を描いてたんだっけ?新しいシリーズだから?時代に合わせてマイルドになった? なんて思ったけどそれはきっと違う。私が大人になってしまったんだ。ずっと心の中に住んでいたはずチェリーボーイ&ガールがいつの日か出て行ってしまいこのようなピュアな恋愛が眩しくて目も開けられないような大人になってしまったんだなあ…。 現代の世の中にもこの漫画を読んでドキドキするような少年少女たちがいたら、その気持ちを大事にして欲しい。 そしてキラキラピュアピュアな心を忘れてしまった大人はBOYS BE…を読んで心の洗濯をしましょう。初恋を取り戻しに行きましょう。
昔、ドクター倫太郎というドラマががあって大好きだったのですがそれに近いものを感じます。
この漫画は岩本ナオ先生による単行本3巻の短い漫画です。 表紙を見ると、岩本ナオ作品を見たことがない方はあまり買う気は起きないかもしれません。 岩本ナオ作品はあまり絵がうまくないというのが第一印象になりますが、実際に読んでみると、最高に面白いのです。漫画は絵だけではないというのがよくわかります。この作品も全くそのとおりです。設定もあまり面白いとは言えず、キャラクターが魅力的かといえば、そんなでもない、でも最高に面白い。ギャグのセンスがずば抜けています。人間味あふれるキャラクターは岩本ナオ作品の魅力です。 キャラクターはみな真面目でありながら、ギャグであり、しかも苦しみや弱みを抱えています。それが読者に感動を与えます。この作品でも全く平凡に見えるキャラクターが、セリフや表情を通していきいきと人間の面白さ、良さを伝えてくれます。そして涙をながすくらい感動します。大作ではないが、自分のお気に入りの漫画になるはずです。岩本ナオ先生のセンスにやられると思います。
膵炎超怖いですね!!!! 好きなもの食べられなくなるのとか悲しい。 自分もお酒が好きなので、健康診断にでも行こうかなと思いました。
健太やります!の主人公の井口健太は、特別人よりも優れているというところもないような平凡な選手で、得意なことはレシーブというぐらいなので、他のスポーツ漫画の主人公と比較すると地味な選手です。しかし、彼はバレーが好きであるという武器を持っています。そして、諦めない心や根性といったものも備えています。ですから、主人公がチームメートを引っ張りながら成長していく過程を楽しむことができるし感動する。
精神科のナースが家に行くことがあるのは初めて知りました。やはり普通の病院と違って、精神科については初めて知ることが多いです。ためになるし考えさせられる漫画なので、もっと読みたいです!
ほっこり癒されました。 慌ただしい日々と闘う三宅君が、月輪島へ行って郵便局の局長を任されて生活するお話。隣に住む綿里家の皆も柔らかい雰囲気で、日和子は笑顔も本当に可愛くてとっても素直な女の子。 居心地が合う場所で生活するって大事なことだな。 ただただ、ゆるくのんびりと進んでいくからなのか、読んでいて心地良い気持ちになった。
※ネタバレを含むクチコミです。
小玉ユキの長崎描写好きです 山の上に窯があるとか坂の多い長崎あるあるだし焼き物をする人たちの話とか見たかった! 個人的に朝ドラ化とかで展開してほしさあります。 職人気質なら当然衝突するんだけど惹かれ合う…そんな男女の恋愛模様いいですね、これ…
害虫駆除の仕事がこんなにカッコよくおもしろくヒーローモノに描けるなんて!知ってるけど、アンテナ立ててなかった世界観のヒーローストーリーおもしろいです。
重苦しいのは無しだけど、ラブもちゃんとある面白くてサクッと読める少女漫画読みたい… という人にピッッッッタしの漫画、ここにあります! 加えて絵が美麗も美麗… 完璧か!
いわゆる「奇形」を集めたサーカス団のお話。でも感じたのはそういうひどい境遇に対する嫌悪感と言うよりも、身を切るようなせつなさだった。多分同情ではないと思う。 原作は読んだことがあって、もちろん良かったのだけど、短編集の一つとして収録されていたためボリュームという点では不満があった。 コミック版の方は単なる文字の視覚化にとどまらず、行間を上手く埋めていて読みごたえがある。 原作が持っていた、あの不思議な夢のような世界観をよく再現したなと感心。
ジャンルはギャグ漫画ですが「あはは!」という感じではなく「フフ…(片方の口角がちょっと上がる)」という類の笑いです。初見は自宅にあった父のコミックスでした。表紙のかわうそが可愛かったのでページを開きましたが、小学生の自分には全く理解できず頭が「???」となりました。昔の漫画なので若干バイオレンスな描写もあり、得体の知れない恐怖を味わいました。大人になって再読したところ、いまだにオチが理解できない部分もありましたが、人間の気持ちの機敏や動きが絶妙に表現されていて、味わい深いなぁ…と思いました。あえて食べ物でたとえるなら「ホヤ」とか「かにみそ」的な作品だと思います。
面白かった。 最後までなんの生物かは分からないけど、勝手に部屋に入ってきてとにかく愛人になれと迫ってくる。 かわいい子に迫る謎生物のキモさがいい。 かわいい子は筋トレしてマッチョになりたいのに。 かわいい子がかわいいからいけないんだな・・。 過去にちばてつや賞取ってた読切『のぞき小僧』も同じような意味で面白い。 http://md-fp.jp/service/nc/0000000d/000000?isbn=9991234651623&lastUrl=http%3A%2F%2Fyanmaga.jp%2Ftrial%2Flast%2Fchiba-awards77%2Fnozoki.html&shareUrl=http%3A%2F%2Fmd-fp.jp%2Fservice%2Fnc%2F0000000d%2F000000%3Fisbn%3D9991234651623%26lastUrl%3Dhttp%3A%2F%2Fyanmaga.jp%2Ftrial%2Flast%2Fchiba-awards77%2Fnozoki.html
初心者との釣行はメンドクサイと、ある釣り人から言われた事がある。 教えながら自分の釣りをするのは大変だ。大抵の釣り教師は、自分の釣りを半ば諦めている。なので初心者は、教師が目を輝かせて釣りの蘊蓄を語るのを、きちんと聞かなければならない。教師はそうやって、語り合える釣り仲間を増やしたいと思っているのだから……だそうだ。 十年以上前に聞いたこんな言葉を、『つれづれダイアリー』を読んでいてふと、思い出した。 ★★★★★ 橘音々子は、女子高生ながら極端な釣り至上主義者。人との交流を一切断ち、釣りのためだけに行動する。 そんな彼女を気に入ってしまった、同級生の森野アリス。何とかしてお近づきになりたいが、名前も覚えてもらえない。 しかし、アリスが「釣りに興味を示した」瞬間だけ、音々子が反応する。そして釣りについて滔々と話し、釣り方をレクチャーする。 独りで釣りをしたいという「釣り愛」と、釣りに興味のある者を無碍に出来ない「釣り愛」のせめぎ合いの結果、音々子はアリスに遭うと「チッ」と舌打ちしながら(恐っ)釣りを教えてしまう。 音々子の釣法の説明は丁寧で、魚の食べ方まで詳しい。釣りの教科書として初心者から、割とできる人でも楽しめる内容。(『週間つりニュース関東版』掲載の出張四コマが巻末にあるが、色々な釣りのあるあるが満載)陸っぱりの釣りにはかなり詳しくなれるので、初心者の方はこれを読んでから経験者と釣行すると、話が弾んで喜ばれるかもしれない。 描かれるフィールドは浜名湖。汽水域の広がる好漁場で魚種も多く、楽しそう。ウナギにまつわる回はひたすら音々子がかっこよく、必読! そして、あくまでアリスに興味が無い音々子を、アリスは少しでも振り向かせることが出来るか?という、ちょっと「片想い百合」的な楽しみ方も出来る作品でもある(出張四コマの二人の、本編との落差……これはアリスの妄想なのかも)。
数ある野球漫画の中でも、一番好きな作品です。この作品の一番の魅力は何といっても、必殺技の数々です。魔球、打法、スライディング、キャッチ・・などなど、夢の広がる必殺技ばかりで、子供のころはよく真似してたっけなあ。ちなみに自分が一番はまったのは、キャスティング打法です。釣りを投げる動作が由来となってるこの打法ですが・・。残念ながら、作中で語られるような効果(精度の高い打球が打てる)は得られませんでした(笑)。こんな感じで、物語を楽しみ、そして自分でも実践できる。それが、わたるがぴゅんの醍醐味だったりするのです。
自分に配偶者がいたとして、自分の寿命の終わりが近いなと思った時に 「私が居なくなった時に、あの人のそばに自分の身代わりになるような人が居てほしい」 と思うだろうか、というのは読んで考えました。 この話は、主人公・ミチルの実父が妻より先に死ぬことを見越して自分の若い頃に似せた人型の看取りAI・みとり(名前はいろいろあってミチルが後に命名)を購入しており、一人娘であるミチルがAIの存在意義に頭を悩ませるが…というもの。 父亡き後の生活の激動の展開以外に、この漫画を面白くさせているのが、父が死の直前に残した言葉 「お母さんとあいつから目を離すな お父さんの代わりに見張っててくれ」 いや、買ったの自分じゃん…何いってんの?という急に差し込まれるミステリー。 みとりの存在自体を全肯定しない内容なので、存在することで救われる場面と、逆に血の気が引くようなゾッとする場面どちらも描かれてます。 心のどこかでまだ先のことと思っている「家族の死」と、もう既に生活の中に当たり前に存在している「AI(人工知能)」が繋がっていく。どちらも他人事ではないなと改めて思い知る。 **余談** 1巻のあとがきに、この話の元になったものがイシデ電さん主催で発行された同人誌「みんみん」に載っているとあって、「えっ、それ自分持っていますが?」となるも該当作の内容を全く覚えていないという失態。 あとから読み返したら本当に設定がまんまのやつが載ってました。おしまい。
義妹の子供は 旦那と義妹の 近親相姦の子供でしょう? 結婚した 息子の嫁に 子供の育児押し付けているんだからさ
絵柄が昔の少女マンガ風だけれど、ギャグセンスは最先端。ふうらい姉妹の姉は美人だけれど不思議系。妹はかわいい系でまじめなツッコミかと思ったらボケ殺し系だった。だれもこの漫画で突っ込んでくれる人がいない。内容は四コマ漫画で起承転結ある。だけれど、不思議姉の行動に妹は乗っかる感じだから不思議な感覚で終わる。ほとんどの内容はほのぼのとして面白い。たまにある毒が癖になる内容。心に疲れたときに読みたい漫画。二人の姉妹愛を感じる。
主人公は60過ぎの大学教授・柳沢教授。いつもスーツ姿のおじ様です。大学教授らしく頭脳明晰、思考は理路整然としているのですが、少し度が過ぎる部分がありそこが笑えるポイントです!四角四面なところがありつつも、情が深いところもありそれも魅力。この漫画で「枯れセン」に目覚めた女子も多いのではないでしょうか。ギラギラしたところがなく、優しいおじ様は年老いた秋田犬のような魅力がありとても癒されます...!柳沢教授の家族や周りの人は至って普通、むしろかなり俗っぽく描かれているので、柳沢教授とのコントラストが際立っているのも魅力です。
普通のOL・小西は、同僚OLで才色兼備だが謎の多い 千石が拳銃を所持している?ことを知り、 気になってしょうがなくなり尾行する。 実は千石はサバゲーの超A級ソルジャーだった。 これをキッカケに小西はサバゲーに嵌っていくが、 千石は小西にはつれない態度しか取らない。 そんなことやなんやからからで、 小西は千石にサバゲーでの挑戦状を叩きつけてしまって・・ 趣味の世界は本気でやるほど楽しいが、 その趣味を理解しない人からは、 本気度が強ければ強いほど疎まれたりする。 ましてそれが世間があまり好意的でない趣味ならなおさら。 かつてモデルガンが趣味というだけで親が怒り、 モデルガンショップから出てきただけで補導され、 友人にあげたモデルガンを知らないうちに高値で転売され、 中学校で「モデルガン転売事件の首謀者」として 職員室で正座させられ説教された自分としては、 普通のOLが、趣味であるサバゲーを通して 明るく楽しく満喫しながら自分の世界を広げていく姿を 羨ましくもねたんでしまう。 自分の青春時代にサバゲーが存在していたら嵌っただろうなあ。 残念ながらサバゲーにはまったく関わったことがないので この漫画がサバゲーの醍醐味とかリアルな現状とかを 正確に伝えているかは判らないけれど、 楽しいのだろうなあ、というのは物凄く感じました。 この漫画でとくに気に入った話は 実は隠れガンマニアだった霧島さん(♂48歳)を誘って サバゲーの世界に引きずり込んじゃう話ですね。 私はコルトパイソンよりも S&Wのマグナム44のほうが好きだが(笑)。
坂田信弘好きとしては読みたくて先日古本屋で買ったのだが最近電子書籍になってた。 プロゴルファー・中津信長の前に山鹿一発が弟子入りするところから始まる。最初の方は弟子の山鹿一発がメインだが、途中から方向性が変わったのか中津信長のゴルフ論/人生論はメインになってた。坂田信弘節が好きなのでたまらなかったしトーナメント編が面白くいいなと思ってたら一番弟子が活躍する前に終わった もっと続く予定だったけど何かしらの理由で終わったのかな
できれば全人類におすすめしたいくらい面白いんですが、ホラーが本気で無理って人にはおすすめできません。なぜなら怨霊奥様がしっかり怖いから。笑 こんなにも怖さと笑いがぶつかることなく共存している漫画とは思いませんでした。 そもそも設定からして突飛すぎるんですが、結婚していた奥さんが死んで怨霊になったのではなく、自分の部屋にいた怨霊に一目惚れして結婚してるのです。もちろん籍を入れることはできないので口約束だけで成り立っている関係です。 怨霊の麗美さんもできるだけ生きた人間のなかに馴染めるようにいろんなところで工夫をしているのが微笑ましい。お弁当作りだってお手の物です。
定期的に読み返したくなる、1巻完結でまとまりの良いSFラブコメ漫画。 努力とは・・?才能とは・・? 青春らしい答えのない問いに悩みながらも、 最後はやっぱ愛かーってなる。 そういう意味では若い年頃に読むと純粋に楽しめるものだと思う。
『おひ釣りさま』の主人公、OLの上条星羅が一つだけ譲らないこと、それは「釣りは独りですること」である。 彼女は決してコミュ障ではない。表情に乏しく無口だが、同僚とビュッフェを共にし、古い友人もいて、仕事もできる常識的な社会人。 しかし、誰かが釣行に誘うと、それだけはきっぱりと断るのである。 「釣りは1人で行きたいので」と。 どんな釣り場にも独りで現れては、男性ばかりでも気にすることなく釣りをする姿は最初は奇異だが、夢中で釣りに打ち込むうち、すぐにその場に馴染む。そして名人じみた釣果を挙げ、おじさん達を感服させる。 彼女の周囲には、釣り好きや初心者が集まる。彼女は決して邪険にはせず、丁寧に教えたり、釣果を喜び合い共に食したりする。それでも、釣行はあくまでも独り。 初心者に教えるのが大変だとか、同行者に合わせるのが煩わしいとか、そういう後ろ向きな理由は語られない。とにかく魚とフィールドとの決闘に真剣で、相手を制した時の恍惚を独りで味わう、その贅沢。 集中したい時間はとことん自由にのめり込み、それ以外とバランスを取る彼女のスタイル、趣味人の生き方として、最高かもしれない。 沖磯から遊園地まで毎回バラエティ溢れる釣行と、皆を幸せにしつつ自分が一番幸せな趣味人ライフスタイルを、星羅に学ばせてもらおう!
着エロアイドルが事務所に騙されてAV出ちゃうエロかわいそうなお話を強さでねじ伏せたお話 かと思ったらそれ以上に明るくてバカすぎるところが面白い漫画でした。 強さ×エロ×バカという強アイテムが猛スピードで駆け抜けていってあとには何も残らない感じがよい。 友達の家に行って酒飲んだあとなんか眠れなくて始発動くまでの時間に読んだらちょうど良さそうな漫画。 強いことはよいことだ。
野球マンガの歴史自体は1940年代頃から始まっているが、現在に至るまでの野球マンガの基礎となる部分を規定したのは貝塚ひろしの『くりくり投手』である。それまでは打者中心だった野球マンガを、この作品以降は投手中心に描くようになった(近年でも『おおきく振りかぶって』や『ダイヤのA』、『群青にサイレン』や『ビッグシックス』など投手中心に描かれた野球マンガは枚挙にいとまがない)。 そして、この作品で初めて俗に言う「魔球」が登場し、また打者も必殺技的な打法を使う言わば「超人スポーツマンガ」の先駆者的な存在となっていた(ちなみに、魔球という言葉自体は変化球を指す言葉として戦前から存在したと言われている)。 その流れを受け継ぎ、ちばてつやの画風とシリアスな物語展開で硬派な魅力も併せ持ったのが『ちかいの魔球』である。記号性の強い絵である『くりくり投手』に比べ、男性は格好よく女性はかわいくとよりキャラクターのリアルな魅力が絵からもエピソードからも溢れていた。 王貞治が一本足打法に開眼し、長嶋茂雄とのON砲が国民的人気を誇り始めたのが1962年だが、『ちかいの魔球』はそれに重なるように1961年〜1962年の間に黎明期の週刊少年マガジンで連載され大人気を博した。彼らや巨人のV9時代を率いた川上監督など、実在の有名プロ野球選手が作中に多数登場するのもこの時代の野球マンガの特徴だ。 17歳でデビューし、少女マンガで活躍していたちばてつやは21歳にしてこの『ちかいの魔球』を少年マンガ誌でも描き始め、ブレイクし始める。その後、マガジン誌上で『紫電改のタカ』や『ハリスの旋風』を経て68年には爆発的な人気を誇る『あしたのジョー』へと至るのはご存知の通り。 止まる魔球、分身魔球、消える魔球と、後の野球マンガや野球ゲームでも頻出する魔球が60年近く前のこの作品には登場している。 球が増える魔球自体は『くりくり投手』にも存在したが、『ちかいの魔球』での大きな変化は、魔球のメカニズムに理由付けがなされたことだ。それはあたかも当時マンガ表現全体に影響を与えた白土三平の忍者マンガにおける忍術や武器の解説のようであり、また大人が読んでも楽しめる骨太なドラマ作りにも白土三平の影響が感じられる。 66年に連載が始まる野球マンガの金字塔『巨人の星』との設定的な共通項も数多く、知名度では『巨人の星』に及んでいないものの本格的な野球ドラマの大きな一つの源流となった作品である。 『あしたのジョー』くらいしかちばてつや作品を読んだことはないという人も多いかもしれないが、野球マンガ及び超人スポーツマンガのルーツとして触れてみるのも良いだろう。
動物と関わる仕事がしたいと保護猫シェルターに面接を受けに行った主人公が、理想と現実のギャップを目の当たりにするはなし。 すべての命を助けたいという理想は間違いではないが、それを持ってこの仕事に臨むと現実が立ちふさがる。 こういう仕事はいわゆる「思いやる心」や「愛情」を持っているとできないようにも思えるが、実際は逆で、それを持つ人々の「覚悟」で成り立っているのかなとも思えた。 絵柄はいたってキュートだが、描かれている現実はハードである。
ともかく共感できるところだらけ。主人公の友人たちがみなライフステージもバラバラで楽しい。そして美味しそうに食べる表情がいい。
自分のアイデンティティに悩む中国系移民2世の高校生を描く、全米の学校で読まれているベストセラー作品! 西遊記の物語、中国系2世のジン、ステレオタイプな中国人の従弟に悩まされる白人のダニーの3人の物語が同時進行していく。 この3人の物語が最終的にひとつに融合していくストーリー展開がほんとうにスゴい! ダニーを悩ますステレオタイプな中国人の従弟チンキーが登場するパートでは、コメディドラマを模していて、コマの下に拍手や笑い声が入っている。だが、よく考えると笑えないシーンだったりするのだ。 この作品はもちろん中国系移民の物語なのだが、ジンが抱くコンプレックスや劣等感を自分のそれと置き換えて読むことができるようにも感じた。 コンプレックスを克服しようと孫悟空のようにがむしゃらに努力したり、それを切り捨てて理想の姿になったつもりでもダニーの章で登場するチンキーのようにチクチクと劣等感がうずく。 結局はコンプレックスや劣等感を感じる個性も含めて自分のものであり、そのままの自分でいいのだと認めることができるようになるまでの成長物語なのだと思いました! ぜひ自己肯定ができずに悩んでいる青少年にも読んでもらいたい一作です!
当方悪役令嬢モノなるジャンルは完全素人だったのですがなるほどコレはいいものだ。キラキラの銀髪よりも光り輝いているグローブ(※指抜き)の鋲に目を奪われて一瞬で購入してしまいました。最高ですよこの表紙は。 最初は主人公のスカーレットがちょい暴力的すぎる…と思っちゃうかもですが、敵対する悪徳貴族はマジで分かりやすく“悪”なので「ガンガン世直ししていけ!」という気持ちになります。いつの間にか彼女のイケメンすぎる心意気に惚れ込み「全員殴って然るべき」というスタンスになっていることでしょう。顔面とパワーがすごい水戸黄門みたいな感じですね。 第二王子カイルがウザすぎて辟易しちゃう人もそんなに気にしなくて大丈夫です。ただの噛ませなので。雑魚。 電子書籍もそのうち出るのかな?まだまだ人気が出そうで楽しみです! ▽試し読みも置いときます(真に魅力が発揮されるのは個人的には4話以降…) https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/665000279
いや読後感最高すぎる…!!!メッチャ良かった…ほんと良い…! 物語内でミレイがしていることといえば、街でよく会うタイプの男の子と映画・漫画の趣味が合う「川上線」なるインスタグラマーについて、一人で考えをめぐらしてるだけ。本当にそれだけなんだけど、その終始落ち着いたテンションのモノローグが心地良い…! 限りなく東村アキコ作品でキャラが独白するのを読んでるときと同じ感覚がしました。「Kiss WAVE」の審査員・東村先生が絶賛されるのも納得です。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_365,q_auto,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/114897/b588a9a5-d666-4dba-bfe9-990eacb56954.png リアクションの表情の描き方がすごく説得力があって、も〜〜好き…! 線の笑顔を見たときの「ぐっ」とときめきを堪える顔とか、男の子と線が同一人物だと気づいたときの「えー まって まって」のポーズとか、「まじか 踏みこんできたな」のキラキラした顔とか。 極めつけは顔の前で指先を合わせながらの**「でも 私いま めっちゃよろこびがすごい」**ですね(かわいい)。モノローグの語彙力のなさが自分の脳内そっくりで共感しかないです。 https://i.imgur.com/D8jgo1f.png (▲『恋の境界』当麻ゆいこ) **あと何故か地べたにしゃがんで話しだしちゃうとこも、「何で?笑」って感じだけど、その意味のない行為がリアルで好き…。** 「私は ずいぶん縁を断ってきたのかも」 「僕にはミレイさんのコメントが灯台のようでした」 「何この答え合わせみたいな時間」 とか、セリフの言葉選びが本当に素敵でギュンギュンきました。 いや〜、本当にいい読切よんだなぁ…嬉しいなぁ…。 【あらすじ】 街で主人公・ミレイがドタイプの細身の男の子を眺めていると、その子はミレイが今朝買った漫画の特典ペーパー付新刊を探していた。 その場を離れた後、女友達からミレイにオススメの男子として川上線を紹介される。彼のインスタアカウント(漫画や映画の感想メモ用)を見てみると、自分と趣味が合いそうな人物だった。 線の投稿を参考に映画を借りに行くと、街で見かけた「特典ペーパーの男の子」と偶然再会し「それ観ると得しますよ」と声をかけられる。映画を観たミレイは川上線に感謝し、彼の投稿にコメントを残すようになる。 (▼『恋の境界』当麻ゆいこ 心のなかで呼び捨てわかりみしかない)
逢坂くんの現代への登場シーンの斬新さからハマる! 裸に縄をかけられた姿のまま正座で、一時間皆で様子をうかがいあって、膠着状態。 これから、どうなっていくのかワクワク♪ 逢坂くん、江戸から令和って混乱しまくりだろうけど、現代の生活スタイルに馴染みすぎないでいて欲しい。 逢坂くんの真っ直ぐな一生懸命なキャラが好き!!
燕の仕事に対する熱意、同じ女性としてとてもカッコいいと思った。仕事以外はダメダメなところも可愛らしかった。女性の理髪師の物語って新鮮でしたね。 創様と燕の色恋も話が進むにつれてドキドキさが増して、二人の際どい距離感、好きです。笑 最後まで飽きることなく読めました。 登場人物達のファッションも素敵で一緒に楽しめました。 面白かった!
これ読んだけどなぜか知らんがすごい東村アキコっぽさがあった。 内容の感じは全然違うがなぜそう思ったかは説明はできない。 内容は好きかな
焼器霊(やきもん)たちがみんな可愛い…! そしていまちょうど「青の花 器の森」を読んで焼き物に興味が湧いていたところだったので超楽しい。
前回掲載されたときはそ正直全然おもしろくなくて読むの途中でやめちゃったんだけど、今週号のはメッチャ面白かった!! 「ここ…大きい大きい大学病院?」は草。フザけた悪の組織と見せかけていきなりシリアスな医療ドラマが始まるのズルいでしょ…そんなん笑うわ