童話ですね
ここ最近、安彦晴さんのマンガがスペリオールよく載ってて嬉しいです。 逆張りしてしまう尖り男が本当は巨乳が好きなのに好きじゃないと言っては巨乳好きな神様がお怒りになってやっとできた彼女さんのGカップを猫にしてしまう話。 全体的にとても可愛らしくて、男には狙い通りイライラさせられるけど最後ちょっとほっこりな童話的で素敵な話でした。 しかしデフォルメされつつも線が妙にエロいのがまたよかったです。
思春期に、なんにでも「逆張り」することでかっこつけ過ぎて巨乳好きなくせに微乳好きキャラのまま成人してしまった主人公。
大きい胸がコンプレックスな彼女に対しても、“胸で君を選んでないよ”と言いたいがために微乳好きアピールをしてしまいます。
タイトルに童話とあるように、主人公の愚かさが原因で不幸が起こり、自らの行いを改めて、めでたし。というお話です、が…
その不幸を降りおとした張本人は「巨乳好きの神様」。この神様、カッコつけの主人公に終始イラつきを隠せない姿が非常に人間らしく、神様に感情移入する読者が多数かもしれない。そんななか、最後の最後に主人公に起こる出来事に、血の涙を流す者が後をたたないという…
スペリオールが誇る若きセンス・オブ・ワンダーまたまた読切で登場!(ビッグコミックスペリオール2020年6号)