ハンニバルの名前は世界史の授業であったり、小説などで見聞きしたことはありましたが、主人公として描いた作品を読んだのははこのマンガが初めてでした。 後輩に勧められて購読したのですが、自分が知る機会の少ない時代の作品であり、レコメンドに感謝しました。 共和制のローマ時代の地中海を舞台に、精緻に描いた壮大な合戦。秋の夜長のお供に良いのではないでしょうか。
CMB最終巻。 QEDとは一味違う『世界ふしぎ発見!』みたいな 切り口が大好きで、毎回、加藤先生の引き出しの多さには 感心させられていました。 次回作もすぐに始まるみたいで凄く楽しみです。
早梅の動じなく、目の前のことと向き合って遠慮なく言葉を発する姿がカッコいい。 高校生、壱成とのシーンは早梅の女性らしさも見えて、やりとりも可愛いしホッコリしました。 ラブストーリーだけでなく、元旦那の不倫が早梅と別れさせるために計画されたものだったりと、色んな伏線が張られているので飽きずに楽しく読めます。
※ネタバレを含むクチコミです。
始まった時は和月先生の意気込みを凄く感じましたが、 空回りしてしまいましたね。 出だしでシャンクスポジのマーカスが全然カッコ良くなかったのが まずかったし、西部劇なのに少年漫画というのが枷になって、 銃で相手を殺す訳にもいかず、バトルが中途半端になって しまいました。 西部劇をやるなら、銀河鉄道999レベルにハードな世界観に するぐらいの覚悟が必要だったと思います。
話題らしく先週のヤンジャンをチェックしてみたら無茶苦茶最高でした!! カクカクしたカートゥーンっぽくてキラキラした個性的なキャラデザと、大正・明治時代っぽい世界の雰囲気を伝える丁寧な描き込みで目が眼福…! 2人がショウを披露するシーンの見開きが圧倒的に美しい…!読者の自分も奇術に掛けられたのではと思うほど幻想的…。 尚月地先生の艶漢やあおきいっぺい。先生のパーフェクト・ガールが好きな自分には本当ドストライクのお話でした。 こりゃ連載決定だろ〜と思ったのですが、こんなにすごい作画で週刊連載が可能なのでしょうか…心配です。ウルジャンやジャンプSQ.の編集者の方、ぜひ伏見篠先生のことよろしくお願いいたします! https://twitter.com/fs_68M/status/1314081047366180866?s=20 【あらすじ】 貧民街に暮らしスリをしていた男・一灰(いっぱい)は、天勝という可憐な奇術師のショーを見たことで心を入れ替え劇場で働きだす。5年後、毎月ファンレターを出し続けていたらある日、天勝が劇場を訪れてくれたのだが、再会した天勝はかつての夢に溢れたショーではなく、エロ・グロ・ナンセンスに満ちた猟奇的な演目を行うようになっていた。 そんな現状を憂いている天勝の姿を見て、一灰が研究して習得した天勝の昔の技を披露する。それを見た天勝は座長に啖呵を切って2人でかつてのショーを行うことに…!
ANAGUMAさんが未経験の立場から本作の魅力を語られていて、ついつられて全部読んでしまったので、こちらからは経験者から見た本作の魅力を書いてみたいと思います。 ……フェスの入場口でリストバンド付けて、ステージに進んでいくと、向こうの方からズンズンって、低音が響いてくる訳ですよ。うわぁって小走りになって……1巻の初フェスのワクワクする描写、これ私知ってる。 かつてフジロックに6回行っている私が保証します。この作品、めっちゃリアルです! 例えばテント泊の朝が蒸し暑い!みたいな細かなあるあるが沢山あります。フェス前にフェス用プレイリスト作るよね。また渋谷のライブハウス側のコンビニの山盛りのゴミ箱とか、そんな細かな事が物凄く懐かしくて……よく知っている人ほど嬉しくなる描写がそこに。 新しい音楽との出会いと、何でも受け入れたくなる開放感。あんまりバンドを知らなくても、ダンスが下手でも、若くても歳取ってても、大体の人が何かしら楽しめる。空は広いし飯も旨いし、みんなフレンドリーだし、本当にミュージシャンにも会えるし……トイレとか虫とかは確かに問題だけれど、それさえ気にしなければ、極上の祝祭空間がそこに!……というのも全部描いてある。 大きいフェスに関してはメトロックやROCK IN JAPAN FESTIVALなど、日本人バンドメインのとっつきやすいフェスをモデルにされている一方、小さなフェスに拗らせ男子が好きそうなマニアックさがあったり。日本のフェス、数も種類も豊かになったのだなぁと、しみじみさせられます。 登場するバンドの、ジャンルや音色はほぼ描かれません。「音楽」ではなく、ジャンルや好みを超えた祝祭空間……あらゆるパーリィピーポー(party people)に開かれた「フェス」を描く事が主目的なのだと思います。 初心者・玄人それぞれの楽しみ方、ライブアクトで盛り上がった後ひとり余韻を楽しむ感じ、そして特にアウトドア趣味の方がフェスに行きたくなるような内容、ファッションや細かな持ち物まで、フェスのリアルと楽しさをこれでもかと描いた作品。 そしてフェスの無い日常を、フェスを目指して生きるパーリィピーポー達の物語を描き、厚みのある内容の全5巻!
ひとつひとつの作品は、まるで別人が描いたように感じる。 でも、共通するものは、心の奥底をしっかり掴まれる感じ。 短編ですが、しっかり重厚感があり、奥行きも感じる。 私は、『みよちゃん、どこに行く?』が、好き。 くまん太が、みよちゃんが泣いているのを知って、助けに行くお話。 泣けます。
プロレスをインチキと断ずる少年が最強のレスラー「アオン」になりすまし全国のレスラーに宣戦布告、真のファイトとエンターテインメントを追求する…というふうに書くとシンプルな話のスジにきこえますが、読むとなかなか曲者で独特。独特、というのが『A・O・N』に最もふさわしい言葉な気がします。 存在を知ったのもその手のマンガに詳しい友人から「パワーがすごい打ち切りマンガがあるから読んでみてくれ」と薦められたのがきっかけでした。確かに話の運びが強引すぎたり、主人公に気持ちが入りづらかったり、連載が10話で終わってしまった理由は正直言って読めばなんとなく察せます。 一方で全10話の全コマから気迫みたいなものが迸っているのも事実。クセは強いんだけど抜群にうまい絵とか、流れはなんか違和感あるんだけど勢いにあふれた台詞とか、「今それやる!?」っていう展開に全力振り絞ったりとか…。 このマンガにしか無いような圧力というか、エネルギーが備わっていて、これも読んだ方にはわかっていただけるはず…。 少なくとも自分は強烈なインパクトを受けました。気になった方にはぜひ今夜「線」を超えて読んでみてほしいです。
やっていることはエグいのですが、読んでいると不思議と元気になる作品です。 主人公カナコはブラック企業を辞めて殺し屋に転職。 しかも殺しの才能があったことで天職だったという流れ。 仕事がうまくいくと少しづつ自分にも自信がもてて、 卑屈だった性格が前向きになっていく成長物語もあって、これが良い塩梅です。 いじめられていた暗い過去があり、偶然、昔のいじめっ子に会った際、ささやかながらも抵抗したシーンはちょっとうるっときました。 恋愛要素もほんのりあるのですが、あんまり発展していかないのが、カナコクオリティ。 個人的には職場の上司桜井さん(ツンデレ)と、つかず離れず、でもちょっと気になる程度でやっていってほしい。 ウソウソウソウソ コツメカワウソ みたいな動物ダジャレが随所にでてきて、最初は虚無の境地で読んでましたが、最近は新しいの出てこないかなと期待するほどクセになってしまってます。
コミックビーム購読してるんですが、これは単行本でまとめて読まないとダメなやつだと判断し連載は追ってませんでした。そして1巻が出たので待ってましたとばかりに読みました。しかし…一度通して読んだだけではこの物語の全体が全く見えてこない。というより、何もわからない。けど、読み返したり、重要だと思われるページに戻ったりを繰り返すと、やっと何か少しずつ掴めてきます。むしろそれほどに読者に親切じゃないところが逆に魅力的です。読み解きたい欲が湧いてくる。 とはいえ、感想らしい感想はまだ言えない。けどもしかしたらイムリのような壮大な物語になる可能性を秘めていると感じたので、#1巻応援クチコミを書こうと思いました。とりあえず早くタイトル「伽と遊撃」の意味が知りたい! 物語のキーワードは、幻想や妄想などフィクションの粛清、獣人的なAIロボット、チップで管理される記憶、時間軸のコントロール…?今後は過去や未来を行ったり来たりするような展開が待ってるような気がする。 あとは、非常に個性的なキャラクターが多い。記憶チップを開発したリヒト、彼には生きていてほしい。また100年ほど昔、時間の研究をしていた学者が遺し、リヒトがある意味蘇らせた野分兄弟。彼らががこれからどんな活躍をするのかが一番楽しみです。
日陰に生きる人々にうっすらと不思議な明るさでスポットを当てるような漫画。作者のセンスが光るシュールな雰囲気が癖になります。
ドラマ化ということで読んでみました。 タイトルをみた当初「極道×主夫」のギャップを狙った出オチ感が否めないと思っていましたが、5巻まで読んでそれが己の未熟さゆえの先入観だと痛感する。 ・・・普通におもしろい。 普通ってなんだよ、と思いますが、 この奇をてらった設定だけでなく、ギャグ漫画として普通に面白いということです。 1話1話テンポ良くて、5巻一瞬で解けました。 奥さんが、サバサバしてて、全く家事できないのもベタだけど魅力的。 まだ二人の馴れ初めが出てこないのですが、超気になるくらい魅力的。 そのうちでることを期待しちゃってます。 極端な設定なので、なんとなくドラマ映えしそうです。(ドラマみてないけど。)
ツイッターで人気とか全然知らなかったんですけどこの独特なペンタッチが味があってクセになりそう。 聖☆おにいさんくらい売れたらいいと思う
高校の入学式に出会った美しい女子高生。 実は、中学の同級生だった。 あまりの変貌に驚く主人公の洋ちゃん。 思春期独特の純粋さと体の変化とそして、多様なセクシャルマイノリティ。 現在の高校生の学校での生活は、どの様になっているのだろうか? 今後の、幼馴染3人の人間関係がとっても気になる。 そして、周りの人々の反応も。
各所に行きたくなる…! うどん県とか気になってたのを思い出すしうどんも美味そうだし、表現が的確かもしれない。 割と旅レポ漫画は多かった事を先日自由広場のスレで教えてもらったけど、個人的には読みやすい手軽さと気になるポイントを押さえたレポが刺さった。
単なる復讐モノではなく主人公のヒロインが危なっかしくて敵もイカれた奴ばかりだからハラハラドキドキもんです! この漫画はみんなキャラが立ってて絵も上手いので ハマりまくってます。かなり中毒性あります。 超オススメです!早く続き読みたいです。
マンガやアニメに登場するご飯が、物語よりも深く印象に残ったりすることもありますが、この漫画はそんなヒーロー達の「飯」にスポットを当てた作品です。 作品の石田先生がアニメーターとして活躍していた経験があり、作中で取り上げている作品への愛情を感じましたし、主人公二人の名前もカープファンらしいなあと。 面白いアイディアの作品でしたし、もっともっと色々なご飯を作って欲しかったなあと惜しんでいます。
お洒落演出すぎてよく分からなかったんだが
すずちゃん可愛いと見せかけてアンジュも可愛い。すずちゃんも可愛い。可愛い女の子が美味しそうにごはん食べてたらもっと可愛い。 タイトルの通り、夜のおねえさんが美味しいご飯を食べるお話です。 食べるメニューは高級寿司やカレー、大衆中華に夜パフェなど多岐に渡り、それに付随するストーリーが意外としっかりしていて思わずちゃんと読んでしまいます。 夜のおねえさんだからこその悩みや葛藤、哲学や喜びが描かれているので、お仕事漫画的側面もあります。そこがこの作品のよいところ! 可愛いだけの飯漫画じゃないんです(可愛いだけの飯漫画も大好きだけど)。 美味しすぎないサンドイッチの話はぜひ読んでほしい。グッときます。 とにかく美味しいご飯を食べて前向こうって思える作品でした! すずちゃんは土山しげる先生「喰王」のくわもんさんのお店で働いたらナンバーワンになれそう。おでんイベントではりきるすずちゃん見てみたい。
人情味あふれる店で職人と客との関係で完結するグルメ漫画はやっぱり好きだ。 だいたい1話完結でいい話で終わるので読みやすいし面白い。ただラストでまだまだ続きそうな感じだったので全1巻で終わるとは... 「幸せ二貫」みたいな感じで2巻が出て欲しい
2016年正月にNHK BS1にて放映された「島耕作のアジア新世紀伝」に弘兼憲史先生がオリジナルストーリーを加えコミック化したものらしいですが、大町久美子がインドに住んでた経験が活かされたり、孫鋭も登場するし、普通に会長島耕作のストーリーに入れてもいいんじゃないかと思うくらい面白かったです。
小六の楓花は母と二人暮らし。忙しい母に代わって料理したいのに、母は火を使ってはダメと言う。しかし彼女には味方がいた。それは……お祖母ちゃん(幽霊)!火を使わずに、お祖母ちゃんの知恵で何が作れるかな? ○○○○○ 直火禁止という、一見困難な縛りが入る料理漫画。さらに楓花は料理テクがある訳でもなく、割と危なっかしい事もする。 そんな楓花を支え導くお祖母ちゃんは、割とサバサバ系のお方。行き当たりばったり、何とかなる!という強者の主婦力で、手持ちのカードで何とかする方法を楓花に教えていきます。 そしてテキトー流で楓花と楽しくやりながら、美味しさだけじゃない、料理に込める気持ちをそれとなく楓花に伝えていき、楓花は大切な事に気づいていく。 作るメニューも本格的ではなく、なんちゃってメニューや手がかからない物、それでいて優しいメニューが多く、ガッツリした男料理を作りがちな私には新鮮でした。 それにしてもこの作品、料理によってレシピがアバウト。だってお祖母ちゃん、材料も味付けも今ある物でドンドン変えていくんだもん……でもそんな感じで、料理の「現場力」を楓花と私達に伝えてくれるお祖母ちゃんの心意気が、胸に染みる作品でした。
道端にふと現れる「名代さま」という黒い御札に会いたい人の名前を書くと叶うという都市伝説。それのおかげなのか、子供の頃、転校で離れ離れになった親友に会うことが出来たという主人公が、20年ぶりにその地・尾道へ向かうという話でした。 また会おうという約束をしたはずなのに、どうしてそれきり疎遠になってしまったのか。再びその場所へ訪れることで、しまわれていた記憶が引き出され、大人になったからこそわかる人の成長を実感します。旅に出るきっかけって、こういうことでも良いんだなというのと、これこそ旅の面白さだなというのを感じました。
高校の生徒会を描いた作品と言えば「1518!」を挙げる方が多いかもしれませんが、この作品も密かな傑作だと個人的には思っています。 女子の生徒会長というと、「究極超人あ~る」の西園寺まりいを思い出したりするのですが、この作品は生徒会長が光画部の鳥坂さんのようにふざけまくっています(この辺のノリは学園物としては懐かしく感じたりもします)。 可愛らしい女の子と、虐げられる男子とのギャップもまた微笑ましい作品であり、「くーねるまるた」とはまた違った高尾先生の魅力が感じられると思います。
梅に鶯、牡丹に唐獅子、男子校にはホストクラブ。 遺伝子レベルで約束されている組み合わせなんじゃないかってくらい、男子校とホストの相性はよいものです。 絶対にありえないのになんでですかね。どっちも夢が詰まってるからですかね。 卓球ひとすじの普通の男の子・ヤスが転校した先は、生徒が親の借金を返済するためにホストをする学園だった…! そこで出会うのが容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・カリスマホストとして君臨する男・銀…! なんかあらすじのすべてに「…!」つけたくなるくらいキラッキラのファンタジーが詰まっています。 でも、夢ばっかりが魅力じゃないんですね。 ヤスは低身長で童顔の可愛らしい男の子ですが、少年漫画の主人公のように熱い男でもあります。 困難に立ち向かう諦めない姿、人の心とまっすぐ向き合う姿に、思わず心打たれます。 決死のトライアスロン回のようなバトル要素もあり、銀や学園の秘密が明らかになっていくドラマチック要素もあり、結構こってり要素を盛り込んでいるのに、ひうら男子のキラッキラ感で爽やかに仕上がっています。
紺野アキラ先生の怪奇読切好きなんですよねー。 久々に読めて嬉しい。 心療内科医の母親が毎週水曜日になると体調が悪くなって帰ってくる。幽霊が見える娘はその原因を突き止めに病院へ行くと首にヘビの怨霊を付けた元同級生が母にカウンセリングを受けていて…。 今回もよかったです! ヘビが怖くなくてむしろキュートでバディもの感あって良かったです。 いつか強くなったときはもういい方向に関係性変わってるかも?なんて期待しちゃいますね。 この男女+ヘビのチームで活躍してほしい。 ボーイミーツガールでもあり、困りごとを解決する系の話でもあるので、連載で読みたいなと思いました。
当時にこのレベルのギャグはめちゃくちゃ最先端だったと思う。今の時代にも全然色あせない、むしろ今の時代にこそフィットするギャグセンス! 主人公が全く喋らないでここまで成立するって凄すぎ。ハロルド作品は違う漫画に前のキャラクターがこっそり紛れてたりするのがいいですよね。 格闘シーンも迫力があって好きです。
男目線で、まず読んで思ったのが、息を吸うように不倫するなぁってこと。 普通、もっと罪悪感とか、後ろめたさとかあるもんじゃないのか?と思っていましたが・・・逆にこれがリアルなのか?と一周まわって納得してしまいました。 原作者が「不倫サレ日記」など実録エッセイを描かれた方なので、説得力マシマシなのも理由かもです。 内容としては、幼馴染2人の既婚女性を中心とした物語。 高校時代は、流行り物が大好きで同級生のなかでも中心人物だったが、今は専業主婦で家庭を大事にする「なつき」 二人目は、その友人でキャリア志向でバリバリと働く「さやか」 一見、家庭に仕事にと順風満帆な二人だが、すべからく夫が不倫しているという状況。 なつきに至っては、高校時代の同級生が、その相手という地獄絵図。 なんという泥沼。 不倫している二人の夫も、それぞれ理由が異なる。 専業主婦なつきの夫は、妻や子供、家庭のために、自分を犠牲にしてきたことに疲れ、ありのままの自分を認めてくれる相手に走る感じ。 バリキャリさやかの夫は、いわばリア充モテ男のゲーム感覚で不倫している感じ。 理由は、それぞれですが、嘘をつき相手を裏切る行為が平然とできる神経は、純粋に胸糞悪いですね。 表面上は、奥さん側に何か落ち度があるわけでもない(もしくは何も知らない状態)のが、より悲哀を加速させてくれます。 何も知らない子供が一番可愛そうです。 こういう人間は、結局、誰であろうと同じことするんじゃないかとか思ってしまう。 今は不倫相手に優しくても、一緒になれば、また別の相手に逃げるんだろうと。繰り返しますよ、根っこが同じなんで。 最新刊では、何事もなかったかのようにそれぞれの家庭へ戻ろうとしますが、自分のなかで、こんだけヘイトが溜まっているので、なんとなく、不倫相手からの報復展開を期待しちゃってます。
面白すぎて、早く続き読みたいです! 田中さん、田中さん愛が凄い朱里ちゃん、笙野さん、キャラクター全員個性があって皆素敵です。 特に私は朱里ちゃんが好きです。友人を助ける責任感溢れてるところも、少し性格ひん曲がってるところも、とっても可愛い。 元気と笑いをもらいました。
江戸前の旬関連作品とは知らず読み始めたが開始数ページで旬が江戸前の伝説的な寿司職人として登場してそこで江戸前の旬関連作と知った。 努力する寿司の天才であるさくらが寿司修行をして最終的に大会に出るという内容。江戸前の旬を読んでいなくても楽しめるし「江戸前の旬」を知ってるとより楽しめるマンガだな
資本主義の社会に生きている以上、お金について考える機会を持つことは必然であり、本作において鈴木みそ先生(教祖)は様々な業界の「お金」について教えてくれます。 恐らく、この作品が描かれた頃と現在では、多くのことが変わっていることと思います(震災もあったし、コロナで現在進行形で変わっている部分もあると思います)。 しかし、お金について考えるきっかけを与えてくれるという点では、本作は決して古びてはいませんし、興味を持った読者の側でアップデートしていくべきことなのではないかと思います(少なくとも、本作を読む人間ならそれを厭うことはないだろうと思ったりもします)。 生きていくことが決して容易い社会であるとは口が裂けても言えない状況ですが、「生きる力」を養う一つの指針として。
この作品は漫画家のアシスタントで夫の悟さんと発達障害を抱える妻の知花さんという夫婦の生活を描いた作品です。 タイトルを見ると少し固い内容をイメージされるかもしれませんが、表紙の絵を見ていただければわかるように、優しい絵柄で夫婦の日常を描いた、とても読みやすい作品になっています。 物語は主に夫の悟さんの視点で描かれておりますが、悟さんは夢である漫画家になかなかなれないことから自らを「ちゃんと生きられていない」という風に形容していて、そんな理由もあってか、発達障害を抱える知花さんに対してとてもフラットに接している印象を受けます。 知花さんと会話しているときや作品の中で起こるトラブルに対して悩んでいるときなどに悟さんは「発達障害」という言葉を使わずに言葉を紡いでおり、このことからも彼が「発達障害」そのものとは関係なく、知花さんという1人の女性に対して寄り添って生きていることが感じられる作品です これはあくまで私の個人的な感想なんですが、この作品は「発達障害」について描いている作品ではないんじゃないかと思っています。 「発達障害」は厚生労働省のホームページでも、病気ではなく生まれつきの特性で、そして個人差がとても大きいという特徴があると説明されています。 この作品も「知花さん=発達障害」という構図ではなく、知花さんの人物像を表現する根拠として「発達障害」を用いているように感じられ、悟さんも「知花さんが発達障害だから」ではなく、知花さんがどういう人物で、トラブルを解決するためにどうすればよいか、というのを一生懸命に悩んでいるように見えます。 つまり、悟さんが「発達障害について知る様子」ではなく、「愛する相手のことを理解していく様子」を描いている作品なのではないかと思っています。だからこそ「発達障害」自体が特別なものではなく、相手のことを知ることで理解し合える存在に感じられ、今まで発達障害と関わりがなかった方にも強く共感できる作品になっているのではないかなと思います。 他にも『アスペル・カノジョ』や『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』、『見えない違い 私はアスペルガー』など、発達障害を取り扱った作品はいくつかあり、そんな作品と併せて読んでもらいたい作品です。 1巻まで読了
クレボーン島という島の辺境にある小さな村に住む、宿屋の娘ニコラ。 彼女が村の近くの平原で薪を拾っていると、本来山の奥深くに住むはずのドラゴンと呼ばれる巨大な生物が突然現れる。 身の危険を感じ逃げようとするのですが足がすくんでしまって動けなくなってしまうニコラを通りがかりの謎の男が助けてくれる。 ハガと名乗るその男はドラゴンのことを近くで観察していたといい、あまり自らのことを詳しく語らないのだが、村の人たちは彼は国内の調査をするため国王が極秘に派遣した調査隊「王の探求者(キングスシーカー)」なのではないかと噂をし始める。 そんな中、今度はそのドラゴンが直接村を襲い始めるが、ハガの奮闘によりドラゴンを討伐することに成功する。 その様子を見たニコラは、彼の弟子として冒険について行かせてほしいと懇願するが、ハガはその願いを受け入れることができなかった。 なぜなら彼の行なっていることは単なる冒険ではなくある"目的"があったためである。 この作品とにかく第1話の構成が素晴らしく、1話の中で世界観を見事に表現しつつ最後には裏切りを見せそして2話以降にもしっかり引きを作っていく。 2話以降で彼の本当の目的やかつて一緒に調査を行っていた仲間の話、そして何故か敵対している同業者の話などが徐々に加わり、1話のインパクトに負けずとも劣らない物語が展開していく。 物語の核心に触れて頂くために、まずは何も情報入れずに1は話を読んでみてほしい作品。 1巻まで読了
押見修造先生、またキモい漫画か?!と思ったけどあまりキモくない!むしろなんか綺麗!と思ってちょっと物足りない気がしたけど、やっぱりちょっとキモくて良いです!
週刊漫画TIMESで2000年に連載スタートし連載1000話の大台を突破した長寿医療マンガ。 これほど長く続いているのに初期の2巻以降、単行本が出てないのは謎ですね。 全話を読んだことのある人は、おそらく20年間一回も欠かさず漫画TIMESを読んできたという「猛者」しかいないであろう作品、自分はここ半年で読み始めて、細部の設定までは知らないのだけれど、とても良い漫画だと思っています。 そこで、漫画好き諸氏の中で、読まれている方がいたら過去話の情報を教えていただきたいです。具体的には、これまでのざっくりとしたあらすじ、登場人物など。 よかったら最新話の感想なども語り合いましょう。
ここしばらくビームに載ってないし、知らないうちに終わってしまったんだと思っていたけど、ウェブサイトに休載と書いてあるのを、今日知った。 いつか再開するならそんな嬉しいことはないです!!
中学生くらいの時読んだときはあんまりすごさがわからなくて、その後山口貴由の『蛮勇引力』のあとがきで「蛮勇なり」が作品の原動力になっていると書かれていたそうなんだというぐらいの認識でしかなかったが久しぶりに読み返したらマジでなんで俺はこの面白さを理解できなかったんだと思うくらいよかった。 最近歳のせいか気力が欠けたなとか思うときもあったりするがそういう時には「蛮勇なり」と村上もとかの「ドロファイター」の第1話と7巻を読み返して気力を取り戻すかな
ハンニバルの名前は世界史の授業であったり、小説などで見聞きしたことはありましたが、主人公として描いた作品を読んだのははこのマンガが初めてでした。 後輩に勧められて購読したのですが、自分が知る機会の少ない時代の作品であり、レコメンドに感謝しました。 共和制のローマ時代の地中海を舞台に、精緻に描いた壮大な合戦。秋の夜長のお供に良いのではないでしょうか。