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男目線で、まず読んで思ったのが、息を吸うように不倫するなぁってこと。
普通、もっと罪悪感とか、後ろめたさとかあるもんじゃないのか?と思っていましたが・・・逆にこれがリアルなのか?と一周まわって納得してしまいました。
原作者が「不倫サレ日記」など実録エッセイを描かれた方なので、説得力マシマシなのも理由かもです。
内容としては、幼馴染2人の既婚女性を中心とした物語。
高校時代は、流行り物が大好きで同級生のなかでも中心人物だったが、今は専業主婦で家庭を大事にする「なつき」
二人目は、その友人でキャリア志向でバリバリと働く「さやか」
一見、家庭に仕事にと順風満帆な二人だが、すべからく夫が不倫しているという状況。
なつきに至っては、高校時代の同級生が、その相手という地獄絵図。
なんという泥沼。
不倫している二人の夫も、それぞれ理由が異なる。
専業主婦なつきの夫は、妻や子供、家庭のために、自分を犠牲にしてきたことに疲れ、ありのままの自分を認めてくれる相手に走る感じ。
バリキャリさやかの夫は、いわばリア充モテ男のゲーム感覚で不倫している感じ。
理由は、それぞれですが、嘘をつき相手を裏切る行為が平然とできる神経は、純粋に胸糞悪いですね。
表面上は、奥さん側に何か落ち度があるわけでもない(もしくは何も知らない状態)のが、より悲哀を加速させてくれます。
何も知らない子供が一番可愛そうです。
こういう人間は、結局、誰であろうと同じことするんじゃないかとか思ってしまう。
今は不倫相手に優しくても、一緒になれば、また別の相手に逃げるんだろうと。繰り返しますよ、根っこが同じなんで。
最新刊では、何事もなかったかのようにそれぞれの家庭へ戻ろうとしますが、自分のなかで、こんだけヘイトが溜まっているので、なんとなく、不倫相手からの報復展開を期待しちゃってます。
不倫サレる妻たち。知らなければ幸せでいられた――? 佐藤なつきと瀬川さやかは高校の同級生で今は2人とも既婚者。夫・コウヘイに異性の影を感じたなつきは、さやかに相談するが――。恋、家庭、仕事、奪われる痛みの先にあるものは?
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