散歩もの
文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。
「ESSE」の人気連載マンガが書籍に!男子3人子育て中のエッセイ漫画家、マルサイさん。「お金の計算が苦手で家計管理はどんぶり勘定」なマルサイさんが、食費、固定費、光熱費など、さまざまなジャンルの節約に体当たりで挑戦します。笑えて共感できてためになる、楽しい節約コミックエッセイです。要望の多かったレシピも掲載!
帝国主義の時代に“逆回転”する世界――。日本は戦争の当事国となる覚悟はあるのか? ロシアによる侵略行為によって始まったウクライナ戦争は、すでに両国あわせて10万人を超える死者を出したという報道も出ている。 開戦当初こそ軍事大国・ロシアが圧倒的優位と見られていたが、戦況は一進一退の膠着状態が続いており停戦への道筋は一向に見えない。 9月の終わりには、ロシアのプーチン大統領が30万人規模の兵士を戦線に追加投入するため部分的動員礼を発令。銃を携えたロシア軍兵士の監視のもと行われた住民投票を根拠に、ウクライナ東部と南部4州のロシア編入を一方的に宣言するなど、ここにきてなりふり構わず戦争を継続させる姿勢を見せている。 なぜ、プーチンは苛烈な経済制裁を受け、国際社会から孤立してまで、侵略戦争という暴挙に出たのか? その答えは、ロシアとウクライナのナショナリズムの歴史に深くかかわっている。この先、プーチンが「ロシア劣勢」と判断したら、そのとき世界は核のリスクと真剣に向き合うことになるはずだ。そして、ウクライナがロシアに屈したら、次は強権国家・中国によって台湾が主戦場になるだろう。そうなれば、日本は戦争の当事国にならざるを得ない。いま、世界は大きな歴史の転換点に立たされており、日本人は覚悟を求められているのだ。 1990年代終わりに、国論を二分する大論争を巻き起こした90万部突破のベストセラー『戦争論』から25年――。「国家」とは何か? 「正義」とは何か? 漫画家・小林よしのりが「お花畑国家」・日本に再び警告する。序 章 終わりなき日常は来ない第1章 ウクライナ戦争と生命至上主義第2章 ロシアの悪を知らんのか? その1第3章 ロシアの悪を知らんのか? その2第4章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史1第5章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史2第6章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史3第7章 戦時国際法を破壊するプーチン第8章 国際法無視は人類に対する攻撃第9章 免疫の軍事訓練は国防と同じ第10章 レイプ軍の伝統 その1第11章 レイプ軍の伝統 その2第12章 W徹の妄言第13章 ドンバス・ロシア支配のカオス最終章 占守島の戦い『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論』目次より
特攻隊員たちが語る戦争の真実を、最新の取材を経て、完全コミック化!あの日の若者から、今の若者へ極限状態をくぐりぬけた特攻隊員が語る戦争の真実「特攻」とは何か── 彼らは何のために出撃し、誰のために戦ったのか──数奇な運命によって戦後を生きのびた3人の元・特攻隊員が語る「特攻」の真実。多くの“神話”を生み、多くの“誤解”を生んだ、特攻。だが、その真実の姿は、当事者にしかわからない。戦後を生き抜き、日本の“いま”を見つめてきた彼らが、私達日本人のために語った、最後のメッセージ――女性視点による初の特攻漫画。「我々全員心血を注いでいた。ひとりでも多くの日本人が生き残れるようにあの日の空へ飛び立った」命を捨てる覚悟。生存への本能。未来に託したい希望!
自衛隊の任務をマモルが独自想定 SFマンガ「宇宙防衛大作戦!」2020年、航空自衛隊に宇宙作戦隊(仮称)を編成する、と防衛省が発表した。自衛隊は宇宙でどんな任務を行うのか? マモル編集部は専門家に取材をし、「こんな任務なのでは?」という想定をもとに、架空の部隊を創設し、その活動をSFマンガに仕立ててみた!・SFマンガ「宇宙防衛大作戦!」・自衛隊は宇宙でどのような任務を行うのか?・世界の軍知的宇宙開発の現状を知る・宇宙飛行士が実体験したリアルな宇宙の脅威※この「電子書籍特別版」は、2020年1月21日発売の『MAMOR』3月号から、特集だけを抜粋し、電子書籍の限定版として特別配信するものです※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
月夜のグルメ
月明かりが照らす深夜に「食の冒険」へとおもむく朔良(さくら)。父が残した一冊の手帖を携え、さまざまな店を巡る彼女が出会うお酒と食事の奥深い世界。そして、初めて知る父の面影――。原案は『阿修羅ガール』、『好き好き大好き超愛してる。』、『NECK』といった唯一無二の世界観で、読者を魅了する小説家の舞城王太郎。漫画は繊細なタッチに定評があり、グルメ漫画を中心に、作品を発表してきた奥西チエが担当。『孤独のグルメ』完結から4年。『週刊SPA!』が新たにおくる本格グルメ漫画!
おばさんデイズ
インスタグラムのフォロワー数18.5万人を誇る"まめ"さんによるCakesの大人気連載マンガ「おばさんデイズ」が待望の単行本化!おばさんの日常は、思いもよらぬ笑いに溢れている!おもしろすぎてヤバイ!!あるあるだけどありえない“スタイリッシュ★おばさんマンガ"の金字塔。おばさん界の鬼才が描く独特な世界観に、あなたもきっとハマるはず。Webサイト「Cakes」アクセス数ナンバーワンの連載マンガの中から厳選したネタに加え、単行本のための描き下ろしもドドーンと20P!40代シングルマザーが巻き起こす&巻き込まれる不思議な世界に、さあようこそ!
「小学生男子(ダンスィ)トリセツ」の、就学前・幼児期バージョンとして大反響を呼んだ「園児のトリセツ」、待望の増補版が登場! ┴┴新規描き下ろし漫画「園探しの奮闘記」を加えたボリュームアップ版です。┴┴幼児期の男児を持つ母親の共感を呼ぶ「あるある」ネタや、男児に必ず訪れる「仮面ライダー期」、「虫に異常執着する様子」「女の子に興味を持つ様子」など、子育て中のお母さんの“一番リアルな育児書"として圧倒的に支持されているコミック・エッセイ。┴子育ての悩みが吹き飛ぶ、笑えるネタが満載です。┴幼児期の男子による意味不明な言動に悩んでいるお母さん、必読ですよ!
風の又三郎
好評「ますむら・ひろし賢治シリーズ」第2弾!宮沢賢治の作品世界をますむら・ひろしが完全ビジュアル化!!日本の東北地方の自然に育まれた宮沢賢治の代表作「風の又三郎」少年期の子供だけが見ることができ、感じることのできる世界を描いた賢治の童話をますむら・ひろしがコミック化。
ひきこもり青年のもとに、ある日見知らぬお姉さんがやって来た!?ひきこもりの家を訪ね、社会復帰を手助けする女性達、通称「レンタルお姉さん」。過保護な母親、共依存する親子…ひきこもりと家族の姿を、綿密な取材に基づいて描いた力作!※扶桑社社刊行のコミックスを分冊しています。
宮沢賢治の作品世界をますむら・ひろしが完全ビジュアル化!!東北が生んだ国民的作家宮澤賢治は37年という短い人生の中で、三陸沖地震を含む大きな地震や大規模な冷害に何度も見舞われていた。それほど厳しい環境でも、賢治は故郷を愛し、作品中に登場する架空の理想郷に「岩手」をエスペランド語風にした<イーハトーヴ>と名付け、その美しいイーハトーヴの森を舞台に、困難に直面した故郷と大切な人たちを守る主人公の成長をますむら・ひろしがコミック化しました。
散歩、というか探検なのかな? 今はもう無理ですが、昔は2年ごとに引っ越しをしていて、そのたびに新居の周りを歩き回っていました。人が多く住む場所には必ず商店街があって、眺めて歩くだけでも楽しいし、ちょっと大通りを外れると、雰囲気のある喫茶店やカウンターだけのおいしいラーメン屋を見つけたりして、得した気分になったり。ワクワクしながら半年くらいかけて歩き倒したものです。そんな経験があるせいでしょうか、この作品の世界観はとても心地良いものでした。勤務中の空いた時間や休日に、主人公が歩いた都内各地。吉祥寺や井の頭公園など、人気スポットではあるけれど観光目的ではなく、あてもなく歩いておもしろそうな路地があったら横道にそれる。そこには時代にとらわれない一角があったり、懐かしきものがあったり。ただ淡々と描かれた八話の小編ですが、なかなかの掘り出しものです。欲を言えばあとがきにある中野ブロードウェイの屋上庭園も描いてほしかったですが、これを読んだ後ではあてもなくという趣旨に反してしまいますね。少し残念。