ミュージシャンを目指して活動するも芽が出ないまま35歳になった女が、枕営業の末、インディーレーベルプロデュースのJ-POPのボサノヴァカバーCDのなかの一曲を歌えることになったが……。いい年して夢を捨てきれず、サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した、残念な20代、30代男女の肖像をシニカルな筆致で描く連作短編集。
アラだらけ君
登場人物の童貞率99%!? 「ありがとうございました」と言われただけでコンビニの店員を好きになっちゃう童貞、オナニーに夢中で3浪中の童貞、アラフォー童貞……。イタすぎて笑うしかないアラだらけ男子たちの生態! 週刊SPA!の連載を単行本化!
驚きと可笑しさにあふれる「台湾の犬たち」地方都市・宜蘭での犬生活を綴ったコミックエッセイ自由に行動する飼い犬.、バイクに乗って風を切る犬、夜市の屋台の看板犬……。夫の仕事の関係で偶然たどり着いた台湾の街・宜蘭(イーラン)は、日本ではあり得ないライフスタイルの犬で溢れていました。幼少期より犬と暮らしてきた著者が、街で出会った犬と人々を通して見つめた隣の国の日常---台湾「ワン」ダフルライフ---をかわいく綴ったコミックエッセイ。やがて著者は台湾の犬・ヤンズと出会い家族となり、初めての子犬との台湾生活に奮闘、そして日本へと帰国......。台湾の地方都市から、犬と人々の幸せについて改めて考える一冊。宜蘭のおすすめグルメやスイーツ情報も掲載。※この電子版はカラー表示できる端末でご覧下さい。
「来た! 4年ぶりの台湾に――!!」ようやく国外に行けるようになったある日。ふと航空券サイトを見たら、明日早朝発の台湾行きが格安になっていた。「――今行くしかない。出発は4時間後!あとは現地で決めて、満足したら帰る!」こんなご時世だからこそ、丁寧な旅ができるんじゃないか。この数年で何が変わったのか見てこよう!観光名所もそこそこに、食べて食べて食べまくる台湾縦断の旅、はじまりはじまり!★本書は2023年7月に発表された作品を大幅に加筆修正し、描きおろし60頁を加えたものです。・台湾を再訪した5日間を描く「おかわり台湾」を収録・現地で役立つ「台湾おやつ辞典」などコラムも充実!これから台湾に行く予定の人、なかなか行けない人、読んでトリップしたい人…みんながおいしく楽しめる最高の1冊、できあがりました!!【CONTENTS】・罪悪感のない豆花・攻めの食べ過ぎ対策・旅の良し悪しはすべて「陰陽」YO!・台中にもし住んだら・台南のノスタルジー・旅行者に向く3大要素・高雄で東方美人を探して・旅の効用【描きおろし】おかわり台湾・台南の路地は京都に似てる?・本気の豆乳蛇口・魯肉飯の呼び方問題・太陽餅しべ長者・台湾選挙ガチ勢の日本人etc…【電子書籍特典】本書コラムに掲載している「台湾おやつ辞典」のフルカラーバージョンを収録!※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
崖っぷちの自我
かわいくて胸にくる4コママンガがSNSで話題に!30代女性、マンガ家志望、月収0~10万円…東京のすみっこで生きるぼちぼち地獄な日常エッセイ「共感できる」「不安になる」と、SNSで話題となった4コマシリーズ「コミュ障カップル」の著者・自我野(旧名:れのみ(おのれのみ))初の単行本!「どうせボロボロになるなら一番好きなものでボロボロになりたい…」決意とともに、マンガ家を目指して上京し、アルバイトで生計を立てる日々から現在までを振り返る描き下ろしと、SNS、ブログで発表した「崖っぷち」の日々を描く4コマエッセイを収録。
フォロワー56万人の心に寄り添い続けた描き下ろしコミック&エッセイの集大成!誰かに本当の心を打ち明けるのは、とても難しい。でも、声にすれば、少し生きやすい。父親の自殺、母親との確執、セクシュアリティ、偏見と差別……今この社会のなかで、生きづらさと向き合ってきた著者が綴る多様な人々の「つらさの吐き出し方」と「かすかな光の見つけ方」<本書冒頭より抜粋>人は孤独に生きても生きられるけれど、他人を頼らなきゃ人生の難易度が上がるし、誰かから頼られなきゃ満足しないような面倒な生き物だだからねえ、あんたの話、聞かせてよ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
2020年から週刊SPA!で連載中の4コマ漫画『囚囚囚囚』が完全書き下ろしのストーリー漫画も新たに収録しての書籍化!書き下ろしは千原兄弟の伝説のコント『少年と鹿と鉄骨』にまつわる物語。“愛”と“屁理屈”と“笑い”に満ちた千原ジュニアの世界を堪能できる一冊です。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
バカドリル
天久聖一×タナカカツキ平成中期に名を轟かせたギャグマンガの頂点!! サブカルチャーの至宝「バカドリル・レーベル」唯一のコミック『バカドリル・コミックス』の待望の文庫化。オリジナルの9作のマンガはもちろんのこと、「バカドリル」に掲載されている「部長」『バカドリルXL』に収録されている「メガネくん]「モチンキ」を特別に収めました。というごとは、バカドリルのマンガが、すべてこの一冊に揃ったということ!立ち読みですませたあなたも回し続みしたあなたも、今回はぜひ買ってみましょう。
ESSE onlineの人気連載を電子書籍化!どうしても子どもがほしかった40代の漫画家・古泉智浩さん。夫婦で選んだのは“里子”と“養子”でした。生後5か月で里子に迎え、特別養子縁組を結んだうーちゃんはすくすくと成長し、4歳に。続いて里子に迎えたぽん子ちゃんも1歳となり、かわいい盛り。たっぷりの文章とイラストで綴る、ビターでスウィートで、ちょっぴりセンチメンタルな“普通の”子育て日記です。
夫の病気で生活が激変。漫画家一家の「悲劇」を明るく描いた闘病記!夫の膝痛は悪性腫瘍が原因だった。長期入院なのか…お金は…会社は…完治するか…お互いに支え合いながら父親の病気と闘う家族の姿をユーモラスに描いたコミック・エッセイ!
小学生男子おりぇくんとの日常は、「笑ったり怒ったり」の、たいへんな毎日。でも、時々「しみじみ」したり・・・。なぜ、男子は凹んでも3秒で再起動するのか。なぜ、男子のポケットには砂が入っているのか。なぜ、男子は棒を見ると拾ってしまい、石ころを見ると蹴ってしまうのか。なぜ、男子の耳は「ちくわ」で、小言はそよ風のようにスル―なのか。本書は、そんな男子の「あるある」な生態を、「4コマまんが」でぎっしりみっしりご紹介。読めば、男子の生態がぜ~んぶわかる、かも!?キテレツ男子の行動に悩む世のお母さんはもちろん、元男子(ダンスィ)、そして元女子(ジョスィ)も、まさに必見の一冊です!※小学生男子(ダンスィ)とは?ネット発の言葉。小学生男子のなかでも、少年らしいやんちゃやいたずら、冒険心に富んだ遊び、自然と親しむ行動を好む男子の総称。同様の嗜好・傾向を持つ女子を「ジョスィ」と呼ぶ。
大ヒットシリーズの『バカドリル』は漫画なのか?という疑問は当然あると思うので、タイトルに「コミックス」が入っている本書を挙げよう。 (個人的には、シリーズ全部「漫画」で構わないと思ってはいます) 疑問の余地なく、ここには「新しい笑い」の可能性がある。 それは、すごくシンプルに言えば、宝島やビックリハウスという80年代のメディアが放っていた無類の輝きを、90年代にコスり直し、鮮やかで鋭角に復興させた、ということになるのだろう。 『バカドリル』で提示された方向性を自覚的に継承した才能として、おおひなたごうがいる。(おおひなたは、タナカカツキ門下であることを明言している) また、『おしゃれ手帖』の長尾謙一郎やうすた京介なども、かなり明確にこのテイストを持った漫画家だ。 そう考えれば、現在の「笑い」への影響は計り知れない。 漫画の周縁部に発生しメジャー・シーンに深甚な影響を与えた、という点で、ヘタウマを先導した糸井重里×湯村輝彦『情熱のペンギンごはん』にも比肩すべき、素晴らしい達成であると思います。 まだまだここには「鉱脈」があるような気がしますので、なに気に最近忘れられ気味ですし、今ギャグに興味のある人はこれに刺激受けちゃったりすると、お得なのではないでしょうか。