マンガトリツカレ男2020/03/17ネタバレ将棋漫画の名作ということで読んでみた相撲取りの弟子入りを断られた駒田香介が将棋にのめり込み名人に挑戦するまでを書かれている。 駒田香介がいろんな相手と将棋をするのだが、歴史上の人物だったり、歴史上の人物をもじった相手と将棋を繰り返し、だんだんと人間的な成長をとげ最終巻に進む。 全体を通して好きだけど、最終回がまじかよって終わり方だったな開化将棋異聞 ヤンケの香介村祭まこと
マンガトリツカレ男2020/03/17久しぶりに読んだけどやっぱり最高だった回を重ねるごとにむちゃくちゃになってそれと重なるように秀一の諦めの加速していく。 最初の頃はまだなんとかしようとがんばっていくが途中からなんでも「うずまき」のしていきだんだん投げやりな感じになのがいい。 あとヒトマイマイと魚の目はトラウマレベルの内容うずまき伊藤潤二2わかる
マンガトリツカレ男2020/03/16探偵とグルメは相性が良いのか?楠本哲の「乱歩の美食」は店に食べに行く探偵だがこっちの探偵は仕事の流れで色々な店に出向いては文句を言って喧嘩をした後に料理指導をする。ちなみに探偵は一流料理人の息子で料理の天才だが料亭などでの修行はしていないと言う設定。 おもしろいのでもっと続いても欲しかった。 グルメ探偵りょうじ加藤唯史1わかる
マンガトリツカレ男2020/03/04ちょいエロ超能力ギャグマンガなのか表題作の「ほんでもってESP」と「ほんとにESP」が入っている 内容はちょいエロ超能力ギャグマンガだと思うのだが、色々話が飛んだり、各話の終わり方が急でよくわからない部分も多かった。 超能力対決野球と原始時代編は良かった。 ほんでもってESP川三番地
マンガトリツカレ男2020/02/28やっと電子書籍になったのか...坂田信弘好きとしては読みたくて先日古本屋で買ったのだが最近電子書籍になってた。 プロゴルファー・中津信長の前に山鹿一発が弟子入りするところから始まる。最初の方は弟子の山鹿一発がメインだが、途中から方向性が変わったのか中津信長のゴルフ論/人生論はメインになってた。坂田信弘節が好きなのでたまらなかったしトーナメント編が面白くいいなと思ってたら一番弟子が活躍する前に終わった もっと続く予定だったけど何かしらの理由で終わったのかな 一番弟子坂田信弘 政岡としや
マンガトリツカレ男2020/02/27「こころのナース夜野さん」を読んだこれ読んだけどなぜか知らんがすごい東村アキコっぽさがあった。 内容の感じは全然違うがなぜそう思ったかは説明はできない。 内容は好きかな こころのナース夜野さん水谷緑 山登敬之
マンガトリツカレ男2020/02/27ネタバレ期待以上の面白さだった西村寿行と田辺節雄のコンビで書いた「蒼茫の大地、滅ぶ」が大好きなので期待して読んだけど期待以上の面白さだった。 20億の鼠軍団vs人間の死闘がメインだと思うのですが、個人的には初期の主人公と博士の予想を聞いた上司やお偉いさんが全く相手にせず徐々に問題が大きくなってからヤバさを理解するけど、いろんな事情で動きが取れないまま時間が過ぎていき、選択肢が徐々に狭まっていく部分や東京都を守るために他の県を犠牲にする判断がリアルな感じがしてすごいよかった。 当時の現代社会への批判と言う形にはなっているが令和でも通じる内容だと思う。 滅びの笛西村寿行 田辺節雄1わかる
マンガトリツカレ男2020/02/26弘兼憲史短編集4 朝の陽光の中で弘兼憲史短編集の中で一番好きな巻だ。 弘兼憲史の描く時代劇はどれも面白くて好きなのだが、特に好きなのは「こんにゃく侍騒動記」と「竹光武士道」だな これに掲載されているのはビッグコミック賞での準佳作や佳作の時の漫画もあり弘兼憲史という偉大な漫画家の初期作品を知るにはちょうどいい短編集だと思います。 「江戸火消物語」は面白いがビッグコミック賞の準佳作と言う扱いだったので気になって調べたら同じ時に谷口ジローと一ノ関圭がいた...弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2020/02/11表題作である「伊賀淫花忍法帳」はやばい...この単行本には「伊賀淫花忍法帳」「忍法清水港」「時元忍法帳」が収録されているが「伊賀淫花忍法帳」のインパクトが強すぎて他のが印象が薄くなってしまっている。 あらすじの通り幕府の忍者と山神家の壮絶な戦いがメインだが、この戦いがさすが石川賢としか言えない素晴らしい忍法の応酬になっていて全く先が読めない。 特に忍法暗黒洞はまじで正気とは思えない発想だし雲助にからまれた主人公である美女丸の瞳が渦を巻き始めてからの展開といいやばすぎる 忍法や戦いの詳細に書くと多分投稿規約などに引っかかりそうなのでここまでしか書けない... 昭和の「超ド級のお下劣ギャグ漫画」のノリが好きなら最高に楽しめると思うが、平成/令和の漫画に慣れた人にはおすすめはしない。 終わり方も含めて傑作といってはいいんではないでしょうか? 伊賀淫花忍法帳石川賢
マンガトリツカレ男2020/02/09これが電子書籍になるのがまさに「マッスルの奇跡」だ!!かつて漫画サンデーでボディビル漫画が存在したとは噂には聞いていてずっと読みたいと思っていたがまさか電子書籍になっているとは思わなかった。「Let'sダチ公」を書いた木村知夫の濃すぎる絵でむちゃくちゃテンションの高い名言ばかりだ 例えば 「ヒト科筋肉類ボディービルダーの誕生!!」 「人生一本勝負! 今翔ばずしていつ翔ぶのだ!」 「それはマッスルの神のみぞ知る、だ」 「脳みそはウソをつくが、マッスルはウソつかない」 漫画自体もむちゃくちゃ面白いが、原作者がボディビルダーなのでボディビル大会のルール/ボディビルダーの説明などもありボディビルについて色々わかっていい。 マッチョ★マックス木村知夫 村形順子
マンガトリツカレ男2020/02/03石川賢の最高傑作という人がいるのもわかるぜこれなんて表現したらいいのかが簡単なようで難しいマンガだ。 最初から最後までクライマックスだ。 石川賢のマンガをよく知る人には、石川賢のマンガの凄さに溢れた傑作と言えるが石川賢を知らない人には説明が難しい... あらすじは凶暴なヤクザが傭兵になって南米で殺戮を繰り広げていたが、自分の父親がデス・ドロップ・マフィアという組織によって殺されたあと、武器を片手に裏切り者を殺しに行く。物語の途中に大怪我をするが、日本政府の手によって全身に重火器を組み込んだ極道兵器になり物語が進んでいく 主人公である将造の完全に狂ってるセリフや、やり過ぎなバイオレンスとアクションやどんどんエスカレートしていく武器といい強烈な個性の圧倒的なマンガとしかいえん... 極道兵器石川賢3わかる
マンガトリツカレ男2020/01/28ネタバレGANTZの初期が好きならおすすめGANTZ初期と同じ感じで「〇〇星人」と死闘を繰り広げる内容だった。 修学旅行中のバスの事故が原因で集められたので、学生編と転送先での人間関係の変遷が面白い。 主人公たちが転送先で出会った二人の男の名前を見た瞬間にこれマジでどうなるんだろうと思ったよ。一部漢字は違うけど「藤本」と「我孫子」の二人組なので何かネタを仕込んでくるのかなとワクワクしたが特に何もなかった...GANTZ:G奥浩哉 イイヅカケイタ 大崎知仁
マンガトリツカレ男2020/01/25前半と後半が違いすぎない?設定として、主人公の山岡太郎字は資産20兆円の丹波家の子息だが、側室の子なので認知されていない。丹波家には野望があり一家から総理大臣を出すのが悲願の一族であり、山岡太郎字の他にも兄弟はたくさんいる。 前半は男一匹ガキ大将の感じで山岡太郎字の人間性で仲間を増やしていき、他の学校を制圧していく感じだが途中からちょっと方向性が変わる。 丹波家の野望がメインになり進んでいくうちに、だんだん山岡太郎字がメインではなく、元伝説の番長であり独裁者へ進む島村万次郎と丹波家の戦いになっていく。 ラスト2巻は番長漫画とは言えない感じ内容で、タイトルの「大ぼら一代」とも離れている感じもするがあの伝説の最終回を見てしまうと何も言う必要はないかなと思う大ぼら一代本宮ひろ志
マンガトリツカレ男2020/01/24これほどひどい目に遭う主人公は少ないんじゃない家族を目の前で殺され、五体をバラバラにされながらも生かし続けられるという拷問をうけながら復讐を誓い続ける。 念じる事で切り離されていた腕が少し動くを見てから、徐々に能力が開花していく。バラバラになった体を縫い合わせてサイボーグとなり復讐を開始する。ここがスタートでこれからすごい勢いで展開が進んでいく。 読めば読むほど石川賢のすごさがわかっていくがいまだに到達地点がわからない。5000光年の虎石川賢
マンガトリツカレ男2020/01/21本宮ひろ志マンガへの入門には最高なんじゃないかな俺の考える本宮ひろ志マンガの好きなところが詰まってる名短編集。勢いのある短編ばかりであっというまに読めてしまった。たしかジャンプの愛読者賞で書かれていた短編だと思う。 「ビッグガン」や「追跡25.000マイル」の本宮ひろ志的かっこいい男が詰まってる短編/「ひと突き半次郎」みたいな人情物溢れる短編も良いが俺は「白い夏の日」が一番好きかな ビッグガン本宮ひろ志
マンガトリツカレ男2020/01/20ロウソクを両端から燃やすような旅が続く劇画暴力/エロ/倒錯/アクションが最終回まで続く劇画だった。 内容は戒厳令が出ている東京で主人公がとあるきっかけで復讐を誓った。 あらゆるとことでエロとバイオレンスが登場しつつ、途中で女殺し屋との対決、女外人部隊の部隊長になったりと話が色々な展開がありつつ、徐々に復讐相手の情報を集め、さあこれから終わるのかと思ったら完結してた。 原作が関川夏央というのがいまだに不思議な感じがする 松森正/地球最期の日 谷口ジロー/事件屋稼業/坊っちゃんの時代 ほんまりう/真夜中のイヌ 上村一夫/ヘイ!マスター の印象が強いので、こういう感じの原作を書いているとはしらなかった。 復讐の女戦士 ジタンヌ90関川夏央 川崎三枝子
マンガトリツカレ男2020/01/19森田拳次の体験を土台に描かれた満州での生活満州での生活などはちばてつやの「屋根うらの絵本かき」/「家路 1945-2003」/「ひねもすのたり日記」や「ボクの満州―漫画家たちの敗戦体験 」を読んでいたので、そんなに違和感なく読むことができた。 満州からの引き上げ話がメインではなく、終戦の少し前から終戦までの満州の生活がほとんどを占めていた。いろんなエピソードが体験者だからこそ書ける描写でよかった。 途中に登場した手品師がどうみても同じ中国から引き上げた漫画家「高井研一郎」だったのが一番印象に残った。マンガ ぼくの満州森田拳次
マンガトリツカレ男2020/01/18番外っぽい短編が入ってる俺の大好きな「念力釣り」や「カミソリウオ」が収録されている短編集。個人的には「念力釣り」は釣りキチ三平の中でもトップクラスに変わったエピソードで考えれば考えるほど謎が多い回だと思う。この番外編を読んだだけでは釣りキチ三平の面白さの一部分しか伝わらないので、是非釣りキチ三平全65巻を読んであと直後に読んで本編との落差を味わってほしい釣りキチ三平 番外編矢口高雄
マンガトリツカレ男2020/01/17有害コミック問題ではさけては通れないマンガ内容はあぶない!ルナ先生を下地にした内容で、ストーリー上の繋がりはあんまり感じない 大まかなパターンとしては主人公のわたるがどうしもなく、それを葉月ルナが異常な心配をしてしまい、よくわかんない思考でワタルを助けるためにエロ込みで個人教授をする。 よくわかんない思考のフローチャートはこれ以降のコメディ漫画で数回見かけているので世の中に一定の認知はされているのかなと思ったりもする。 例としてはわたるが風呂に入らない 「風呂に入らない->フケツでクサイ->イジメられる->自殺」のように最終的には死に至るまでの発想になる。 内容は現代の漫画表現に比べてたらかなりソフトではあるが当時は有害コミック問題は槍玉に挙げられ、単行本の出荷停止になったりもしたそうだ。 このあたりに関しては「誌外戦―コミック規制をめぐるバトルロイヤル」を読むと詳細が書いてあるいけない!ルナ先生上村純子2わかる
マンガトリツカレ男2020/01/16いけない!!ルナ先生のプロトタイプ一定以上の年齢の男性なら確実に聞いたことのある伝説のエロコメディマンガ 内容はダメな主人公のワタルにエロ込みでからだと張って勉強などを教えていくというストーリーが基本「いけない!!ルナ先生」に比べても描写はソフトな気がする。 これがもっと青年向けになると大和正樹の「あげちゃう!女教師」になるのかな あとこれでしか作者の未発表作『ドキドキ♥イヴ』が読めないぞ!! 松文館版には収録されていないあぶない!ルナ先生上村純子
マンガトリツカレ男2020/01/16大河忍者漫画といえばいいのか週刊ヤングサンデーの連載時に読んでいたが、その時も面白かったが最近読み直して本当の面白さを理解できた気がする。白土三平作品を読んでから読むとより面白い。 ストーリー上での伏線はほとんど消化しているし、過去の忍者マンガのパロディや、相原コージのギャグ漫画家としての実験や面白さも発揮されている。 白土三平の「カムイ伝」ばりの忍者内での階級闘争という重い内容でありながらエロやギャグを混在させて感動させるのはすごい 忍者武芸帳や伊賀の影丸とも違う忍者マンガの傑作だと思うムジナ相原コージ2わかる
マンガトリツカレ男2020/01/08表題の火盗斬風録が最高確か昔日本文芸社が出していたカスタムコミックで掲載されていた覚えがある。 あらすじは幕府は乱れに乱れた治安を回復するため、中山勘解由に役目を申しつけた。この中山勘解由が徹底的に悪人を処刑していく。全く人間らしいエピソードはなく、乱れに乱れた治安を回復するための職務を遂行することに忠実な中山勘解由にすごい好感がもてる。まじで「マーズ」の地球監視者といい横山光輝の描く自分の職務に忠実なキャラクターはどれもこれもカッコいい 確か同じ作者の横山光輝の「時の行者」にも少しだけ登場していたはずだが、まだそっちの方は人間味があったな。 あと「火盗斬風録」は雑誌掲載版とはちょっと違い、罪人の首を並べて一気に首を切る道具の描写がない火盗斬風録横山光輝
マンガトリツカレ男2020/01/07ビッグウイング(新東京空港)での人間模様ビッグコミック連載時に読んでたが最近読み直した。 東京の空の玄関(ビッグウイング)で働く新人受付・吉川久美子はおせっかいと言われても困っている人には助けずにいられない。最初は戸惑う人や邪険にする人もいるが吉川久美子の真心に心を開いていく 空港を舞台に、空港を使う客、空港で働く人、理由があって空港に訪れる人とのふれあいと人間模様が書かれている。 これドラマ化された覚えがあるけどそっちはみていない ビッグウイング矢島正雄 引野真二
マンガトリツカレ男2020/01/05タイトル通りの内容だった歴史の出来事として残っている服部正就と伊賀同心の確執が物語の元になっているマンガ 最初から30ページぐらいはこれ「闇の土鬼」に似ているなと思いながら読んでたけど途中から全く違う内容だった。 次々と刺客が兵馬に送り込まれては撃退を続けながら、徐々にかつての主君・正就との距離を縮めていき対決する。 このマンガの最終回は横山光輝のマンガって感じがして好きだな兵馬地獄旅横山光輝