マンガトリツカレ男2020/01/04弘兼憲史短編集3 美人劇場バブルっぽい職業設定やセリフがたくさん登場する恋愛メインの短編集。 黄昏流星群の若い版ともいえそうだけどまたちがう感じだ。 「ニートな午前3時」と「M氏の遊歩道」がお気に入り 弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2020/01/03これモーニング食に掲載されていなかったっけ?昔あったモーニング食に掲載されていたものと新作とで単行本になったのかな 内容は「おせん」よりもシンプルで、「あたりまえのぜひたく。」よりも難しくない料理で、「きりきり亭主人」よりも下ネタが少ない七輪グルメ漫画。 こうやって書いてみると、きくち正太のグルメ漫画好きなんだなって再認識したはなれのおねえさん。きくち正太1わかる
マンガトリツカレ男2020/01/02人情が溢れすぎている短編集令和ではまず見ることができない人情が溢れすぎている短編集。 個人的には「げんこつ岩太」のクレイジーな感じを期待して読んだけど、全編通して人間愛や人を信用することがテーマになっているのでちょっと期待とはずれてしまった。一斉を風靡した「一杯のかけそば」的な内容が好きな人にはおすすめなのかな中沢啓治作品集「悪太郎」中沢啓治
マンガトリツカレ男2019/12/29ミナミの帝王 ヤング編第二部ミナミの帝王になる前のヤング編第二部がこのシリーズ。前回もヤング編から無一文なって沢木とぼったくりバーで出会うところから始まる。 内容はいつものノリで話が進むので読みやすかった。 なんでこれは電子書籍になっているのにヤング編はなっていないんだ? ミナミの帝王 ヤング編 利権空港天王寺大 郷力也
マンガトリツカレ男2019/12/28表紙の時点でグッときた📷あらすじは亡き母に純金の墓をたてるために奮闘する少年・岩太の活躍を描いたアクションコメディと括ることは可能ですが、この漫画の面白さを伝え切れていない。岩太は直情型の特殊品種なので行動が常軌を逸している。それに対しての周りのツッコミのセンスがむちゃくちゃいい。こち亀で言うと両津の行動に対して大原部長のきついと一言みたいな感じだ。 基本が悪事を見つけた岩太がげんこつで解決するのだが爆弾を投げたり、電気鰻を使ったりとゲンコツよりも強い武器も使う 物語の展開も早くあっという間に読みきってしまった。中沢啓治なので暗いかなと思ったがエンターテインメント性に溢れた傑作だと思う中沢啓治作品集「げんこつ岩太」中沢啓治1わかる
マンガトリツカレ男2019/12/25電力マンの活躍漫画現代人の社会を支える「電力」の安定供給の影に働く人々を取り上げた漫画。 学習漫画っぽい内容かなとおもったが、やはりビッグ錠が書いているだけあって、人情あり、感動ありでいい短編だった。発電ドクター走る!ビッグ錠1わかる
マンガトリツカレ男2019/12/23あらすじを読んだ時点で俺好みだったあらすじは、世界チャンピオンになれなかった元プロボクサー・野口が他人の幸せな家庭から主人公を誘拐して山で最強のボクサーを育てるために鍛えるというところから始まる。 主人公と周りの関係や誘拐された後の家庭崩壊とか色々見所があるが、特に好きなのはボクシング本編ではなく主人公が試合に勝って、子供にサインを求められるが子供の頃誘拐されたため教育を受けておらず、サインが書けないエピソード。このエピソードは妙に好き。 あらすじの時点でと書いたが、「アストロ球団」の遠崎史朗と「無頼風」の黒咲一人が組んでいるんだから好きに決まっているんだよな ファイター幻遠崎史朗 黒咲一人1わかる
マンガトリツカレ男2019/12/22弘兼憲史短編集2 刑事の紋章刑事/山岳ドラマ/学園物/サラリーマン/戦争物で俺が好きなテーマである「人間とは何か?」が描かれている短編集。ホットドッグララバイでも思ったが、ヒューマニズムに溢れた短編だけど、単純な良い話で終わるのではなくちょうどいい現実的な感じで終わるがいい。 特に表題になっている「刑事の紋章」はすごいいい短編だった。弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2019/12/20弘兼憲史短編集1 ホットドッグララバイの感想作者の生まれ故郷である「岩国」を舞台にした短編集 実際はそうではないのかもしれないが、作者の幼少期の原体験などが書かれているのかも思えるくらいリアルな描写が続く。米軍の基地がある岩国、そこで生活する人々の生活が実に生々しく書かれている。短編集の中で色々な事件が起きるのだが、米軍の基地がある事情や日米の力関係による現実的な回答の描写がすごい好き 弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2019/12/13哀愁荒野だな年代的には「哀愁荒野」の方が古いのだが倉科遼の「女帝」を先に読んでしまったので見方がおかしくなっている可能性がある あらすじは、小料理屋を営む花輪京子のところに傷害事件を起こし刑務所に服役していた腹違いの兄・花輪竜之介が戻ってくるところからはじまる。 花輪京子と花輪竜之介は異母兄弟でお互い思いながら話が続くと思ったら、途中から花輪京子が夜の銀座でのし上がっていく話になっていく。 梶原一騎の独特の雰囲気を持つセリフ回しを楽しめるならおすすめ。 原作が梶原一騎なんだけどなぜか雁屋哲っぽさを感じた 哀愁荒野梶原一騎 松久由宇
マンガトリツカレ男2019/12/11ネタバレ長男の苦悩...最初の方のあらすじは長男として家族を養うために殺し屋の道を選んだ男の久能隼人のバイオレンスアクションと言えばいいかな... 第一回目のタイトルが『回転式六連発弾倉振出引鉄連動手製拳銃』だが、いろんな情報が多すぎて説明がしずらい。 殺人を依頼するタキがバーに行き、二階で殺し屋である久能隼人に会うのだが、久能が「ニワトリのヒナの雌雄鑑別」をしており、その後マンガの中でリボルバーの図面を出しながら銃を作っていくをいうとンでもない始まりかたをする。 まだ初期は家族を養うために殺し屋になった話や久能の『家族を大切にしろ こんな世の中で信じ合えるのは家族だけなんだ。長男なら耐えろ 夢を見ないのが長男なのだ』と長男とはなンぞや?みたいな感じだが、途中から雰囲気が代わり殺し屋組織であるレインアームと対決がメインになってくる。 小池一夫原作でよくあるヒロインが登場して主人公と仲良くなり死ぬが発生し、最終的にレインアームを壊滅させるのだが、中ボスを倒した後、次の回で壊滅している風だった。その後数回依頼を受けて殺人をしたりして急激に終わった。 初期の方にあった家族を養うために殺し屋になったという設定があったが、家族はほとンど出てこない。 色々見所があって面白いのだが、これをうまく説明できないから試しに読ンで欲しい 長男の時代小池一夫 川崎のぼる
マンガトリツカレ男2019/12/05ネタバレボクサー赤井英和の半生なのかな浪速のロッキーと呼ばれた赤井英和の存在は知っているが他の全くわからない状態で読んだ。赤井英和がボクシングを始めたところから、世界タイトル挑戦あたりまでが書いてあるのかを思ったが違い高校生編だけで終わってた。 川三番地が書いているので面白いのですが、色々もやもやした気持ちが残りました... どついたるねん!川三番地 赤井英和
マンガトリツカレ男2019/12/05この面白さをなんといったらいいのか絶妙に面白い料理バトルマンガなんだよな。 主人公は後世にまで残る料理書を作るためにうまいものを求めて旅をして人情ありうまそうな料理ありで読んでよかったマンガだ 諸国グルメ放浪記原恵一郎 青木健生
マンガトリツカレ男2019/12/02古き良き昔の漫画としか言えない主人公殺陣陣六(たてじんろく)は無頼屋と呼ばれる殴り屋稼業 、依頼を引き受けて様々な相手を殴る、無頼屋と呼ばれる殴り屋をやっている。様々な依頼を受け殴って解決するが、そんなに単純ではなく妙な爽やかさを持つマンガ 殺陣陣六は決して頭がいい主人公とは言えない。依頼人には騙される。勘違いして依頼を受けるや、どう考えても割に合わない依頼を受けて全く儲けがないなども多々あるが良いやつなんだなというのは溢れ出ている。 殺陣陣六の周りにサッコをはじめとしてキャラクターのいい感じで一気に読んでしまった。 令和の時代に読むと感慨深いものがあるし、最終回に関しては世間的にはなしかもしれないが俺はありだと思ってるよ 無頼風黒咲一人1わかる
マンガトリツカレ男2019/11/25ネタバレ面白いんだが消化不良感があるシグルイの原作者である「南條範夫」作品のコミカライズということで気になって読んだ。 二宮杏之助が三田谷城城主・池内安高にそっくりなため三番目の影武者として生きることになる。影武者としての訓練や、途中で発生する池内安高の眼が矢で射抜かれてしまい、そのため影武者も目を矢で射抜く必要がでてくるなどの話は面白い。二宮杏之助のやることなすこと全て裏目に出てしまいスッキリしない結末だが妙な説得力がありよかった。 第三の陰武者南條範夫 黒藤広隆
マンガトリツカレ男2019/11/15感想が難しい...あらすじは父親が出社拒否症で息子の竜馬が出社し会社員をやっていくという内容 小学生が大人に対して特定の技能で認められていくという感じではなく、小山ゆうのマンガの主人公が持つ素直さと思い込みで成功と失敗を続けていく 個人的には最後に収録されている「ワシとタカ」の方が好きかないざ!竜馬小山ゆう
マンガトリツカレ男2019/11/14水族館のお仕事とは水族館で行う仕事がなんとなくわかるマンガ。最初に書いてある通り、「事実に基づくフィクション」で水族館をであった出来事をマンガに落とし込んでいる。 水族館の仕事内容にも興味が出たが一番気になったのはドルフィントレーナーの授業を受けられる専門学校があること。 水族館みたいな外から見るのは多いけど内部のことがよくわからないマンガは定期的に読んでしまう 水族館で働くことになりました日高トモキチ1わかる
マンガトリツカレ男2019/11/14読む前から期待しかなかったし、期待以上だった最近古本屋で見かけて読みたいけど、全巻揃っていないからまた今度にしようと思ってたら電子書籍で発売したので買ってしまった。 俺の大好きな「パイナップルARMY」「タイニー」の工藤かずやと「サハラ」の平野仁が書いているので面白いに違いないと期待していたが、期待以上だった。 あらすじは死刑判決を言い渡された主人公・諸橋悦子が死刑執行をされるが生きており、謎の組織に全てを変えて別人として生かしてやる、仕事内容は「殺人」だ。断れば「死」から始まる。そして依頼をこなしながら自分をはめた犯人を探していく 「サハラ」のチュチュ・ヒステリーカといい平野仁の書く女主人公はなんでこんなにかっこいいのだろうか あと工藤かずやが関わっている割には兵器とか世界情勢とかの話がないなーと思っていたがよく見たら「原案」だったのでその辺がないのかな哀シャドー工藤かずや 平野仁2わかる
マンガトリツカレ男2019/11/10ショートショート漫画といえばいいのかシリアスな話だったりギャグだったりといろんな種類のすごい短い短編がまとまっていてる作品集。正直よくわからない内容もあるけどまあこれはこれでいいなと思いながら読めて面白い。寝る前に読むのが最高だな 稲垣足穂の一千一秒物語がタイトルの元になっているのかな一万十秒物語倉多江美
マンガトリツカレ男2019/11/07真の自己を実現する者の旅あらすじも正しいのですが、全く内容の本質には触れていないです。 ア・ホーマンスとは、真の自己を実現する者の旅のことをさします。 記憶喪失の男が、自分の正体を知りたくもあり知りたくもない状態で始まり、生まれ変わるいいチャンスだということで最終的には「真の自己を実現する者の旅」出るところで終わる。 狩撫麻礼っぽい台詞が出まくるので好きだけどもう少し続いてほしかった部分もある。 いまだに気になっているのは、松田優作がこれを映画化しているんだがその際に、マンガの中のある一コマを指差し、「主人公のこの表情を映画にしたい」ということ始まったのだが、どのコマなのかが気になって仕方がない。 ア・ホーマンスたなか亜希夫 狩撫麻礼3わかる
マンガトリツカレ男2019/11/05連載当時評判はよくなかったけど俺は好きだったよ連載中に読んでいたが今回久しぶりに読んだ。 覚えていたのは最初の1話だけでそれ以降は全く記憶になく新鮮な気持ちで読めた。良い感じでまとまって最終回を迎えるのでよかった。 やっぱり俺は「つの丸」のマンガが好きなんだなというのを再確認した。重臣 猪狩虎次郎つの丸
マンガトリツカレ男2019/11/05シンガポール建国の父の伝記シンガポール建国の父といわれる初代首相『リー・クアンユー』の伝記を通してシンガポールの歴史も知ることができる。 前田光世の「コンデ・コマ」を鍋田吉郎・藤原芳秀のコンビなのでずっと読みたかったが、なかなかタイミングが合わず読めなかったが今回読んだ。 シンガポールの成り立ちなどがわかって面白かったが、全2巻ぐらいの長さでもう少し細かく色々書いてほしかった。リー・クアンユー物語:国家を創った男藤原芳秀 鍋田吉郎
マンガトリツカレ男2019/11/03四条再建編がむちゃくちゃ面白い花板虹子は全部読んだのだが、このバージョンには単行本未収録の95話分が入っているということでまた最初から全部読んだ。 前半もいいがやはり後半の四条再建編がいい。料理漫画のテンプレートのような食材の仕入れを邪魔する嫌がらせから、料亭ならではの接客/配膳を仲居さんの派遣を邪魔する、主人公の店の料理人を金属バットでボコボコ殴る、色仕掛けを仕掛けて借金を背負わせる、出店するデパートの管理者を脅迫して主人公の店の鍵を開けさせて米を交換するなどいろんなパターンがある。 特にすごいのはライバル店が主人公の店の無料食事券を勝手に作成して配って、揉め事を起こして評判を落とそうという作戦まであった 色々料理漫画を見てきたがここまでやる料理漫画ってのは初めて見た。 花板虹子【合冊版】笠太郎6わかる
マンガトリツカレ男2019/11/02トーキョーゲームは麻雀ではなく生き様1999年に直下型大地震により東京が壊滅した後に、不老不死を実現するドラッグ「ハレルヤ」を巡る麻雀漫画と言う内容なんだが、いろんな見所がありすぎる。 旧都庁こと「ゴルゴダタワー」に主人公 通称:青い星が登場したところから始まりゴルゴダタワーの各階にフロアマスターに麻雀で勝負していくが各フロアマスターはどれも個性が強いが特に好きなのは「サムライ」戦だな 全体的に面白いが特にここからの流れはマジでかっこよかった。 「もし136枚の牌を手牌も山もすべての場所を知りうるものがいたらその人間が最強だわ 絶対に負けっこないはず」 「そこが最低レベルだ」 ここからの論理的ではない説得力はすごい トーキョーゲーム青山広美2わかる