内容はあぶない!ルナ先生を下地にした内容で、ストーリー上の繋がりはあんまり感じない
大まかなパターンとしては主人公のわたるがどうしもなく、それを葉月ルナが異常な心配をしてしまい、よくわかんない思考でワタルを助けるためにエロ込みで個人教授をする。
よくわかんない思考のフローチャートはこれ以降のコメディ漫画で数回見かけているので世の中に一定の認知はされているのかなと思ったりもする。

例としてはわたるが風呂に入らない
「風呂に入らない->フケツでクサイ->イジメられる->自殺」のように最終的には死に至るまでの発想になる。

内容は現代の漫画表現に比べてたらかなりソフトではあるが当時は有害コミック問題は槍玉に挙げられ、単行本の出荷停止になったりもしたそうだ。

このあたりに関しては「誌外戦―コミック規制をめぐるバトルロイヤル」を読むと詳細が書いてある

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私も、周りには自分がこのマンガを読んでいるとは
知られないようにドキドキしながら読んだりしました(笑)。
作者の上村純子先生は、
エロにかんしては羞恥心は感じるけれど
罪悪感だとかは感じていない、
そして明らかに非道徳的な内容を、
教育的指導?だと置き換えるという、
その強引さとかギャップ感をも
だから面白いでしょって感じにマンガにした、
そう思いました。
それが素なのか、そういうマンガを描けば売れると
思ってのことなのかはわかりませんが。
上村先生が実は女性ではない、という可能性もありますが、
私としては
「あ~女性漫画家だから、良い意味で
 男のエロ願望の無邪気な部分だけをマンガにして、
 ドロドロした欲望は除外しているなあ。
 わかって除外したのか女性だからわかってないのか、
 それはわからないけれど」
などど思ったりしました。

それと上村先生って塀内夏子先生のアシスタント暦があるそうで。
元々、女性でありながら男性名で少年誌にマンガを
発表した塀内先生は、
女性的な視点からの少年漫画青年マンガを描いて
色々な傑作を世に送り出したと思います。
その堀内先生のアシスタントだった上村先生が
ここまで塀内先生とは違うスタイルの少年漫画を
描いたってことについて
女性作家が描く少年漫画にも色々あるんだなあ、
と考えたりしましたね。

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あぶない!ルナ先生

あぶない!ルナ先生

伝説のセクシーコメディ『いけない!ルナ先生』の原点!!勉強嫌いの中学一年生・神谷(かみや)わたるの家には、担任の葉月(はづき)ルナ先生が下宿中。自分担当の数学がちっともできないわたるを心配する彼女だが、わたるが興味があるのはサッカーとHなことばかり。それでは、と身体を張ってルナが個人指導を開始した!!下着の中には数学の公式が隠れてる!?こんな楽しいお勉強なら中学生からやり直したいっていう人、手を挙げて~!

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