私も、周りには自分がこのマンガを読んでいるとは
知られないようにドキドキしながら読んだりしました(笑)。
作者の上村純子先生は、
エロにかんしては羞恥心は感じるけれど
罪悪感だとかは感じていない、
そして明らかに非道徳的な内容を、
教育的指導?だと置き換えるという、
その強引さとかギャップ感をも
だから面白いでしょって感じにマンガにした、
そう思いました。
それが素なのか、そういうマンガを描けば売れると
思ってのことなのかはわかりませんが。
上村先生が実は女性ではない、という可能性もありますが、
私としては
「あ~女性漫画家だから、良い意味で
男のエロ願望の無邪気な部分だけをマンガにして、
ドロドロした欲望は除外しているなあ。
わかって除外したのか女性だからわかってないのか、
それはわからないけれど」
などど思ったりしました。
それと上村先生って塀内夏子先生のアシスタント暦があるそうで。
元々、女性でありながら男性名で少年誌にマンガを
発表した塀内先生は、
女性的な視点からの少年漫画青年マンガを描いて
色々な傑作を世に送り出したと思います。
その堀内先生のアシスタントだった上村先生が
ここまで塀内先生とは違うスタイルの少年漫画を
描いたってことについて
女性作家が描く少年漫画にも色々あるんだなあ、
と考えたりしましたね。