「野菜に人生、捧げられますか!?」仲卸業者「八百森青果」に入社した、野菜愛に溢れる卯月瑛利(エリー)と、金髪リーゼント・大虎倫珠(のりたま)の2人。仲卸の基本は「必要な商品を」「必要な数量」「必要な場所に」「必要な時間に」届けること! しかし、出勤初日から出荷商品の事故に遭遇したり、休日返上上等の神田祭の駆り出しと、仲卸業は一筋縄ではいかない毎日。仲卸を通じて成長するエリーとのりたまの凸凹コンビが、全国の食卓へ野菜をお届けします!!
栃木県・鹿沼カントリー倶楽部に入ったばかりの研修生、沖田圭介。24歳という遅いスタートながら、プロゴルファーを目指すべく、練習にあけくれる日々を送る。厳しいトレーニングと、プロを目指す仲間たち、石原、笹崎、長谷川らとの研鑽の毎日。大地のように素直で風のように大きな沖田のゴルフは、すくすくと育っていく…。圧倒的な感動を呼ぶ青春大河物語ここに開幕!
私には二つの日本記録がある。一つは那須の中腹、海抜千メートルという日本一高いところに診療所があるコト。もう一つは、私の診療所が日本一小さいコトだ。だから近所の人は、私がヤブ医者と勘違いして町の病院に行ってしまい、収入のほうも日本一… なのだ。第1話:今日も患者がサッパリこない診療所で見川センセが大きなあくびをしていると、そこへ一人の美女がやってきた。「先生、全然変わってないわ」親し気に話しかけてくるのだが、全く記憶のない見川センセ。一体この美女は何者? 那須高原での人々の暮らしを見つめる山医者・見川鯛山の生活記をあますところなくコミック化した傑作シリーズ。
魅力度ランキング最下層常連の茨城県と群馬県に挟まれた、認知度最下層群に属する、極めて地味で忘れられてる感がはんぱない県……それが”栃木県”。地元を愛して止まない日光ゆば屋の娘・中禅寺晃(ちゅうぜんじあきら)は悩んでいた。そんな彼女は栃木魅力向上部・略して「栃木部」を発足! 栃木県民による、栃木県民だけでなく、栃木県のイイトコロを強引にお届けする物語。転校生の宮本真都(みやもとまさと)を強引に勧誘し、報われない努力と汗と涙にまみれながら、斜め上の方向に突き進んでいくご当地コメディ漫画なのです。
暴力とギョーザが支配する街・ウツノミアの宮高校に通っていた黄熊(ぷウ)は筋金入りのいじめられっ子だった。自分をいじめた人間への怨念を晴らせずにいたとき、宮高校で開催されている格闘技大会『学園アルティメット』で死亡事故が発生。黄熊はその事件に目をつけオクタゴン[八角形の金網リング]でいじめっ子たちに復讐することを誓う…!
あの栃木・ママ友LINEいじめ連続自殺事件を漫画化!!黙っていれば、忘れてしまえば、なかったことと同じ。…そうでしょ?
昭和6年、栃木県真岡。日本拳闘倶楽部の創立者・渡辺勇次郎がボクシング興行で訪れたとき、飛び入りでプロ・ボクサーの花井に挑み、もう少しで勝ちかけた少年がいた。真岡中学柔道部主将・堀口恒男である。早稲田大学に進んだ堀口は、その大器を見込んだ渡辺に歓迎されて日本拳闘倶楽部に入門した。防御を無視しひたすら打ちまくる独自のスタイルに徹した堀口は、日仏拳闘戦の日本選抜戦に出場。その戦いぶりに『ピストン』と冠された。決勝に進出した堀口は、大先輩で『ノックアウト・アーティスト』と呼ばれた中村金雄と対戦し、勝つ。そして日仏決戦へ! 梶原一騎の処女作にして遺作となった巨編。梶原ワールドの原点を見よ!!
もう地味とは言わせないっ! 名産も観光地も徹底アピールですっ♪栃木県ご当地アイドルユニット結成!!描き下ろしも加筆でついにコミックス化!
グルメ漫画でもありビジネス漫画でもあり 人間ドラマでもあるという感じがする良い漫画。 いきなり第一話から第三話くらいにかけて 青果市場・仲卸という野菜流通の現場が とてもリアルに判り易く描かれている。 漫画らしく都合よすぎではあるがテンポが良いし、 深刻な場面も適度に愛嬌のある展開で面白く読める。 その中に野菜への愛着と人間関係の愛情みたいなものも ちゃんと、たっぷりと入っているが、 けしてくどくなく、ベタベタしたところがない。 まさに新鮮野菜の風味が生きている煮物、 という感じの美味しい面白さ(笑) グルメ漫画は、美味いが絶対、になりやすい。 ビジネス漫画は、リアルに描きすぎると怜悧な感じになりやすい。 人情漫画は強く描きすぎると、重くてクドクなりがち。 その点「八百森のエリー」は、どれかの要素が突出しすぎたり することがなくて話が上手く整っている感じがする。 バランスがとれているというか。くどくなくて後味がいい。 読後感は健康的に良いと言ってもいいだろう。 野菜をメインに扱った漫画だけに。 リアリティがない?部分をあえてあげるとすれば、 やたらと長身イケメン、ややジャニーズ系、少々BLっぽい、 そんなキャラが市場男子として多数登場することか(笑)