脅されて書道部に入部した大江縁と、だまされて書道部に入部した望月結希。一風変わった先輩たちに翻弄されて、これでいいのかと思う日々。それでも、ダイナミックでデリケートな書の世界は、かなり魅力的で… 文化系青春コメディー、It’s 書(SHOW)TIME !!
習字と漢字と
青春×水墨画! それは、“白”と“黒”で“宇宙”を描く芸術。墨と筆を道連れに、傷だらけの少年は、生命を取り戻す旅に出る。前代未聞の本格水墨画漫画! 「そう、水墨画。かっこいいだろう?」。大きな喪失感の中で生きる大学生・青山霜介は、水墨画の巨匠・篠田湖山に突然弟子にされてしまう。芸術のことなど何一つ知らなかった霜介は、たちまち見知らぬ世界に魅了されていく──。青春と芸術、成長と恢復の物語。前代未聞の本格水墨画漫画!
とある島に移住生活をすることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会暮らししかしたことのないそのぼっちゃん先生が、(1)トラクターで公道をドライブ (2)自分のうちが中学生のたまり場になる (3)知人が玄関から入ってくれない…などの困難に立ち向かう、ほのぼのアイランドコメディ!!
温かい気持ちになる作品です
高校2年の書道家・半田清は、迷いと孤独の中にいた――人気コミック「ばらかもん」の主人公・半田清舟の高校時代を描いたスピンオフ!半田先生の勘違いとネガティブシンキングが炸裂するふさぎ込み系青春ギャグ、スピンオフだけどこっちだけでもいけるタイプのやつです!
勘違い系青春コメディ
意を決し逆プロポーズをするも、フラッシュモブまでしたのにまさかのごめんなさい! 大きなショックと気まずさに耐えられず会社を辞めた圭の元に、祖母の入院の報せが。お見舞いに行くと祖母から、自分の書道教室の先生を引き受けてほしいと頼まれて…。とある下町の書道教室に通う、なんでもない人たちのおもしろおかしい毎日。
若き天才書道家はスランプに陥った。どうしても作品ができない。どうしてか全裸。インスピレーションを得るために、そのまま外出することにした。先々で出会うのは、彼を「先生」と呼ぶ女性・カメ、定食屋の店員・A子。彼女たちとセックスにふける書道家が生み出す作品とは…!?表題作を含む、抒情と狂気の初短編集!!「ゆれつづける」「ひるがお」「不可侵魎域」「サンポーラとクレゾーラ」「猫祭り」「GIVEANDTAKE」「ハードボイルド坂田」を収録。
高校の新入クラブ紹介で書道部の藤崎先輩に一目惚れした、ことは。入部しても告れないまま、やがて先輩は卒業し上海に留学していく。恋心を綴って送った筈の手紙はなぜか添削されて戻り、二人の奇妙な文通は続くが…!?「言葉」をテーマに紡いだセンシティブ短編集!
この天才書道家イケメンすぎるっ!!しかもドS!!!――親の影響で書道を始めた山田凛(やまだ・りん)は、現役高校生書家・内田道元(うちだ・どうげん)に憧れ同じ高校の書道部に入部する。しかし、書道部とは名ばかり、その実態は「道元ファンクラブ」であった。そんな書道部でも書に真剣に向かう凛に、道元は彼女を部長に推薦するのであったが…?HでドSなイケメン天才書道家とジミな女子高生が織り成す、S級書道ラブコメディー!
一番新しい王道バトルマンガ!!人間国宝の書家を祖父に持つ鹿取スバルは、ある日、不思議な力を秘めた筆、“魔繰筆”と出会う。その筆で書かれた“火”は炎を発し、“水”からは水柱が放たれる――!!画数等で強さが決まる画期的なバトルシステムを採用した、少年たちの書道バトル、ついに開幕!!
書道に魅せられた少女たちの青春が始まる!!書道と運命的な出会いをしたアメリカ人のサラ。父親の転勤で山梨県の高校に通うことになり、本格的に書道を習える機会に胸をときめかせる。書道パフォーマンス中心に活動する書道部へ向かうが、そこは廃部寸前で!?
少年時代をカナダで暮らしてきた大江縁(ユカリ・男子) は8年ぶりに日本へ帰国して高校に入学。 帰国子女でありながらどちらかというと おとなしくてパッとしない縁だったが 強引に書道部に勧誘されて入部することに。 習字すら知らず筆など握った事もなかったのに。 さらに女子柔道界期待の星の望月結希(ユキ・女子)の 背負い投げに巻き込まれたことで、 結果、望月も書道部に巻き込むことに。 個性的な先輩たちや仲間や教師に導かれ 自分の気持ちや資質に目覚めていった縁は 書道の道にどんどん分け入っていくことになって・・ 「帯をギュッとね!」でニューウェーブ柔道漫画を 描いた河合克敏先生が柔道、競艇の次に 漫画で手掛けたのが「書道」の世界。 「帯ギュ」でそれまでにない明るく厳しい柔道漫画を 描いた河合先生でも「書道」が舞台の漫画ってのは 流石に盛り上げにくいのではないかとも 思いながら読み進めたけれど、杞憂でした。 地味で難しく暗い?イメージのある?書道すら 河合先生は明るく楽しく面白く描いてくれていました。 シリアスな話の合間にも適度にユーモアも入ってきて、 それでいて物語が脱線したり判りにくくなることもなく スムーズに話が展開していくのが本当に上手いです。 それでもやはり書道に関する説明や蘊蓄も膨大なので 読むのが大変な部分もありますが・・ それでも読み進めてしまう面白さがありました。 実際の書道作品を漫画の中に取り入れたり、 しかもそれが単なる説明や引用としてだけでなく ストーリの中に組み込んであったり、 しかもそれが読者参加のコラボだったり、 漫画の手法としても凄い部分があるなあとも思いました。