打ち切り回避の為のテコ入れが主な理由だと
思いますが、それでブレイクしたり、結局駄目だったり、
色々あると思います。

まず、自分が挙げたいのは『ヤンキー君とメガネちゃん
ですね。
実写ドラマ化もされた人気作品でしたが、
最初はマガジン増刊で連載されていたコメディ漫画。
登場人物は品川と足立花のみ。
人気が出て週刊に移籍してからは生徒会を中心とした
ラブコメにシフトしていきます。
個人的には増刊時代の二人だけでアホなことをするノリが
好きだったんですよねえ。
週刊のラブコメ路線、終盤は完全に迷走していたし……。
深夜で人気あったバラエティ番組がゴールデンタイム
移動してつまらなくなった感じです。

遊戯王も最初はいろんないろんな遊びをやって、闇遊戯が「罰ゲーム!」とか言ってたんですよね。
OCGデュエルモンスターズがこんな長期にわたり世界的に愛されるゲームになるとは

荒木光の「ヤンキー塾へ行く」は、不良が塾で学ぶ楽しさを知り見識を広めていく真面目なジュブナイルものだと思って読んでた。
そしたら途中でタイトルが「塾生★碇石くん」に変わって、この漫画のテーマがただの思春期シュールギャグだと判明してがっかりしたな…

路線変更と言っていいのかわかんないけど、一番印象に残ってるのがこれ

遊戯王初期は『笑うせぇるすまん』要素もあったと記憶しています。
カードゲーム路線は後のおもちゃ業界にも多大な影響を与えたと思います。

ああ〜確かに! 言われてみれば喪黒福造ですね。

スラムダンクも最初は不良漫画になってとしても展開できそうなくらいヤンキー要素多かったですけど、ミッチーのところで上手く不良モノから純スポーツ漫画にシフトした感がありますね

週刊少年漫画で路線変更した例は結構思いつくけど、少女漫画や女性漫画って全然思いつかないなぁ…

スラムダンクがバスケで人気でなくて、ヤンキー漫画に路線変更していたら・・・と妄想したことはある。もしそうなったら水戸洋平が大活躍する漫画になってたと思う。

みなさんの書き込みを見ていると
やはり、アンケート至上主義・駄目なら10週で打ち切られる
週刊ジャンプは路線変更が多いですね。
幽白もバトル路線に行かなきゃ、打ち切られただろうしなあ。

ここ何年かで酷いなと思った路線変更は
せきやてつじ先生の『火線上のハテルマ
序盤はリアルなボディーガードもので話が進んでいきますが、
突然、敵が不死身の超人軍団に変わり、『からくりサーカス』みたいな
展開になって、打ち切り。
いくら何でも予定通りの展開とは思えなかったし、
バンビ~ノ!』は好きだったのでショックでした。

古い話になるけれど
熱笑!! 花沢高校
どおくまん・作。当初はギャグ路線だったが、主人公が強くなっていき、
真のツッパリ、男の花道を突き進む熱いマンガになっていった。

リングにかけろ!」
車田正美・作。当初は姉と弟のスポ根ボクシング・マンガだったが、
ハイパー超絶必殺パンチが乱れ飛ぶトンでもマンガに路線変更して大ヒット。

路線変更というほどは無いかも知れませんが、
ベルセルク』は仲間が増えて、ガッツの装備も充実、
ヌルくなったなあと思います。
こうしないとグリフィスやゴッドハンドさん達に勝てっこないからだろうけど。
ガッツのワンマンアーミーっぷり、絶望的な状況に抗い続けるというのが
好きだったので複雑です。

田村由美先生の『7SEEDS

大人しい引っ込み思案の少女、ナツが
主人公として始まった作品でしたが、
人類滅亡後のSFサバイバル作品では動かし辛かったのか、
アクティブで明るく、物語をどんどん動かしていく
大人しいナツとは真逆の少女、花が登場。
物語はナツパートと花パートが交互に進むものの、
おいしい見せ場・設定はほぼ、花が独占。
気が付けば、完全にナツ<花となっていました。

ナツは田村先生の新境地と言えるヒロインで
期待したんだけどなあ。
でも、安定感のある伝統の田村ヒロイン、花の登場で
話が面白くなり、ホッとしたのも事実。
この辺が新連載の難しさなんだろうなあ。

スパイラル ~推理の絆~』は『多重人格探偵サイコ』と同様に路線変更した漫画ですよね。
私の場合、両作品とも路線変更以降はついていけなくなってしまいました…

ドラゴンボール

初期は人気が伸び悩み、鳥嶋編集から
悟空のキャラが弱いと指摘され、最初のボール集めは2巻の途中で終了。
『強さを求める』悟空のキャラを強調する為、
一回限りの登場でファンキーな爺さんでしかなかった
亀仙人を武術の達人で師匠キャラに変更。
修行編が始まり、天下一武道会でようやく人気が安定したそうです。
Drスランプの次だし、相当プレッシャーもあったんだろうなあ。

ラスト数話で初期を思わせるギャグに回帰したのは美しかったな。
幽遊白書も思えば似たようなことをしていた

キン肉マン

ウルトラマンのパロディギャグ漫画のはずが
超人オリンピックからのプロレス路線が当たって、超人気作品に。
今のシリーズはシリアスではあるんだけど、昔からのキン肉マンの間抜けっぷりや
ギャグを忘れてないのが嬉しい。

うる星やつら

最初はしのぶがヒロインだったらしく、ラムは途中から登場。
受けが良かったからレギュラーしたら、人気爆発。

乱馬1/2

初期はヒロインのあかねに片思いの相手、東風先生がいたり、
良牙初登場の回ではまともにカンフーバトルをしていたりと
試行錯誤していたのが伺える。
あかねの髪型をショートカットに変更したのは
最初の髪型は不評だったのかな?
格闘新体操編から『格闘○○』というのが定番になり、
うる星やつらっぽいドタバタコメディに落ち着いた。

こうしてみると、留美子先生も苦労してるんだなあ。

留美子先生は小学館の編集部との深い関りを持つからほぼ苦労人になっているかと…

なんか炭治郎がキレるだけになったよね
無惨を倒せば鬼自動全滅設定も路線変更の影響感じた
以前の鬼が徒党組んで反乱を恐れてる話とも齟齬あるし

からくりサーカス

途中でからくり編・サーカス編に分割したが、
サーカス編の人情ドラマが不評。
からくり編の鳴海の活躍でようやく面白くなった。
作品を軌道に乗せたのは間違いなく、鳴海なのに
最終的に勝がおいしい所を持って行ったのは
悲しかった。
作者が勝を贔屓しまくってるっていうか、
勝を上げる為に鳴海を下げている感じがして、
最後の方は読んでて、何だかな~ってなってた。

バブル

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