ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!
実家が下町の定食屋を営む中学生・幸平創真。目標である料理人の父を越える為、創真は修業の毎日を送っていた。しかし突然、父から料理学校への編入話を告げられ…!?創造する新料理マンガ、ここに開演!!【同時収録】特別読切食戟のソーマ/番外編『倉瀬さんの日記』
蒼天航路
“乱世の姦雄(かんゆう)”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操(そうそう)。だがその破格な生き様は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」である。
アカギ
雨降る場末の雀荘に迷い込んだひとりの少年。それまでの短い人生をいやが応にも人に想像することを強いる真白な髪、その目の奥は底なしの闇――彼の名はアカギ。後に神域の男と呼ばれ、裏社会に伝説をつくった男――あの赤木だった!!
角界きっての暴れ者、坂口松太郎が大暴れする痛快・大相撲コミック! ▼第1話/鞭声粛々(べんせいしゅくしゅく)▼第2話/暴走トラック▼第3話/酒乱色乱馬鹿二人▼第4話/円満中退▼第5話/就職行脚▼第6話/オランウータン復讐鬼▼第7話/のたり奮戦す▼第8話/“松”獲得大作戦▼第9話/のたりのたりと東京へ▼第10話/“可愛がられる”タイプの新弟子●登場人物/坂口松太郎(現在19歳の中学3年生。近所の鼻つまみ者で、石炭運びで鍛えた怪力が唯一の取り柄)、南令子(松太郎が通う中学校の教師。松太郎のマドンナ)、島田先生(松太郎の担任)、西尾留次(廃坑の石炭掘りで生計を立てる変わり者)●あらすじ/落第を繰り返し、19歳ながら中学校に通う松太郎。担任・島田の小言もまさに馬耳東風で、職員室に呼び出されても、マドンナの南先生に目を奪われる始末。今日も学校を早退しては、のたりのたりと家路をたどる(第1話)。▼早退した松太郎は、いつものとおり廃坑へ行き、小遣い稼ぎに西尾の石炭運びを手伝うことに。ところが、松太郎のリヤカーが道をふさいでいたため、うしろから来た運送会社のトラックとさっそく一悶着。荒くれ運転手相手に、松太郎は怪力ぶりを発揮し……(第2話)。●本巻のハイライト/結局、学校を中退することになった松太郎。だが、長崎で巡業中の関取を相手に大暴れしたことから、その怪力ぶりが親方衆の目にとまり、ついには東京・両国の雷神部屋へ入門することになる(第8話)。
時は幕末、ただ己の強さを求め、闇雲に道場破りを繰り返す24歳の若者がいた。土方歳三───後に新撰組鬼の副長とよばれる漢である。土方は何を考え、何を求めたのか。動乱の時代は土方にどう接したのか。新撰組の数少ない生き残り、永倉新八が語る、鬼の副長『土方歳三』の真の物語とは!?
オシャレを捨てて、暗闇でスプラッタなホラー映画三昧。そんな中原スナコの平穏?な生活を侵食するカリスマ美少年4人組。彼らの目的はただひとつ、スナコを立派なレディーに仕立て(て下宿代をタダにす)ること。だが、スナコにとって彼らはまぶしすぎた!ほとばしる鼻血!最強無敵の暴走するビジュアル?漫画!!
実家が下町の定食屋を営む中学生・幸平創真。目標である料理人の父を越える為、創真は修業の毎日を送っていた。しかし突然、父から料理学校への編入話を告げられ…!? 創造する新料理マンガ、ここに開演!! 【同時収録】特別読切 食戟のソーマ/番外編『倉瀬さんの日記』
テストで学年一位の田中鳴海。しかし、授業中には携帯をいじり、家で勉強している様子もない。クラスメイトはおろか幼馴染の星野あやめですら不思議がっていた。そんな中、鳴海は教室の窓の先に巨大な顔を目撃する。到底人間のものとは思えないほどの大きさに驚くが、それよりも「自分以外には見えていない」ことで不安に駆られた。そして、この日を境に鳴海は何気ない日常から数奇な運命に巻き込まれていく…。はたして学年一位の秘密とは何なのか!? 鳴海にしか見えない巨大な顔の正体とは!? 前世からの因縁渦巻く異能力バトルアクション、ここに開幕!
あの山越えて
歩(すすむ)はサラリーマンを辞め、田舎で農業を始めることにした。小学校の先生の君子も連れて行くことにしたけれど……!?
官能小説家・相田恭司は、美人編集者と二人三脚で奮闘中。しかし、女性経験の無さからなかなか芽が出ずにいた。そんなある日、憧れの売れっ子作家・莉花と偶然出くわす。喜びを隠せずつい挙動不審になるが、そんな恭司に対して莉花は自分のストーカーだと誤解してしまう…。何とか誤解を解くことに成功するが、今度は莉花がお詫びとして「何でもする」と言い出して――! 事実は(官能)小説よりも奇なり!?手取り足取り体当たりな秘密の取材が、今始まる!!
2040年、時は大海洋開発時代。未知の生物を探し求める者たちを、人々はブルーハンターと呼んだ。「あたし、日下部真夏!海が大好きな高校2年生です!あたしにはどうしても叶えたい夢があって、それは伝説の海洋生物・シーザウルスを見つけること!… あたし!!ブルーハンターになります!!!!」真夏と仲間達がつむぐ「海洋×青春ファンタジー」が、今はじまる。
田村先生の作品はこれが初めてでしたが、まさかここまでのものとは思っていませんでした。 前半はミステリーとサバイバルそして王道の少女漫画構造で読者を引き込み、中盤に差し掛かるあたりで少女漫画で扱うには非常に重いテーマを絵の力とネーム力でギリギリ少女でも読める形に踏みとどまりながらストーリーを進行させていきます。 そして、終盤に差し掛かるあたりの富士号編と佐渡島編はこれまでの因縁、伏線を全て回収しながら人が集まって社会を形成するという問題について非常にフレッシュな若者らしい回答をキャラクター自身が出していく過程はキャラクターが本当に人間になっていくようです。 そして3.11問題とのリンクは偶然だとしても何か神の見えざる手が介入したとしか思えません。そういった時系列を意識して読むと感動も一層増します。 田村先生とキャラクターたちが苦しみながら出した回答はこれからを生きる我々にとってとても大事なものになると思います。