北の土竜
第1巻・巣立ちの季節 人並み外れた人見知りの20歳の堂本繁は、札幌で印刷工をしながら絵の勉強をしていた。意気地がなく同僚の女性に失恋してしまった繁は生まれ変わるつもりで100号の大作に挑む。公募展に出品したその作品は特別賞を受賞する。しかし、同僚の嫉妬と上司のイヤミに生まれて初めて怒りを爆発させる。怒りに任せ会社を辞めた繁は、安アパートを借り絵描きの道を志すのだった。そんな彼の前に現れた青年・青野。彼は将来最大のライバルとなるのだった。そして、謎の女・麦子。彼の行くところどこまでも付きまとい繁を困惑させる。その他様々な人物が登場し、物語が展開していく。
項羽と劉邦
紀元前、秦が中国全土を統一し、秦王・政は自らを始皇帝と称した。しかしその圧政に人々は苦しめられ、日に日に怨嗟の声は高まっていた。少年の頃よりキレ者でならす項羽。すこぶる度量のおおきい劉邦。若き獅子たちの歓喜のドラマが、いま始まる!
超ヒット中の『艦これ』のコミックアンソロジーが電撃より抜錨!料理にお風呂にボーキサイト!艦娘オールスター&提督が繰り広げる鎮守府の日常で“必笑”確定!!
涙弾
特捜刑事・切葉弾。パリからやってきたこの男の目的は、東京に潜入した女テロリストを探し出して殺すこと!その女・クリスチーヌはかつて弾が愛した女。お互いに今でも愛しているからこそ、自分自身の手で彼女を葬りたい…。そしてクリスチーヌもまた、弾を求めるかのように殺害現場に二人にしかわからないサインを残していた…。
拳神
日本ボクシング黎明期その魅力に引きこまれた一人の少年がいた――その名も海渡勇次郎倒されても倒されても立ち上がる不屈の精神力で日本のボクシングの幕を開いた男の波瀾の人生いまここにスタート!
社内でずっと好きだった笹田が結婚!! ショックを受けた日花(ひばな)は、そのことを忘れようと、高校の同窓会で張り切る。そこへ遅れて来た京太と再会。京太は日花の「一番の男友達」だった。恋がうまくいかない同士、意気投合した二人は「セフレ」になることに!? もう子供ではない二人はお互いの心とカラダを慰め合う約束をしたのだが…。Love Jossie初登場作家のドッキドキのラブストーリー第1弾!!(51P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください。)
ナッちゃん
亡き父の遺志を継ぎ、家業の鉄工所を切りもりする元気娘、ナッちゃん! 父親ゆずりの職人魂で町工場の機械を直すナッちゃんは下町の太陽だ! 町工場の仕事って、ホンマはカッコええねんで…!
報復刑
もし報復が可能になったら? しかも合法的に。死刑制度が廃止され、そのかわりに『報復刑』という新法案が成立した日本。中学生の息子をバットで撲殺された父、夫の局部を包丁で切り取られ惨殺された妻、長年連れ添った糟糠の妻をおもしろ半分に殺された老人。彼らの叫び、怒り、悲しみ、が『報復刑』によって犯人につきつけられる時、どんな衝撃が生まれるのか? コミック配信サイトで100万ダウンロードを記録した超問題作、ついに第1巻配信です。
どこにでもいるごく普通のOL・八城舞、22歳。ある日、彼女の家の郵便ポストに1台のゲーム機が届いた。本人の意志に関係なく強制的に参加させられたゲーム「ナイトメア」──、それは大切な人の命と自分自身の肉体をかけた命がけのゲームだった!! ゲームを途中で放棄すれば大切な人が死ぬ。ゲーム内の戦いに負けると自分の肉体の一部(腕や足、声など)が奪われ機能しなくなってしまう。心臓が奪われれば待っているのはもちろん、死だ。いきなり自分が放り込まれた恐怖の世界に戸惑いながらも、舞は戦い続けるしかないと決意し、ゲームの中で次つぎと立ちはだかる敵に敢然と戦いを挑んでゆく。
文明が滅んだ遠未来、異種知性体・吸血鬼と人類の闘争が続いていた。教皇庁から派遣された神父・アベルは悪事を働く吸血鬼を逮捕するのが仕事。しかしその真の姿は吸血鬼の血を吸う吸血鬼“クルースニク”だった…。
あのプリンセスエヴァンジールが携帯コミックとなって登場! 借金を背負わされた小此木正也は、瓏仙院理瀬と運命的な出会いを果たし、ヴァンセンヌ女学園へと編入した。しかし、学園では「男女共学化」を巡って改革派と守旧派が激しく対立している。正也は男子のサンプルとして、お試しで受け入れられたのだが…。ほとんどの人間が改革を望んでおらず、正也と理瀬は二人きりの戦いを強いられる。また、一学期の最後に選挙があり、それに負ければ正也は放校処分となってしまうのだ。逆境の中、ドタバタの騒動を起こしながら、美少女たちと交流を深めていく正也。果たして彼は、ヴァンセンヌの乙女たちに受け入れられるのか!?
後に描かれる『蒼き炎』と近い形で、主人公が色んな芸術家と出会い絵で勝負する。 いい絵を描くために必要なものが人間的な成長(労働の絵を描くために農作業する)ということや、芸術に全てを賭ける登場人物は昨今フィクションの世界でもあまり見られないので逆に新鮮。インテリに支配されハイコンテクストになってしまった現代美術に対して、こういったポリコレ無視の破天荒さ、愚直さが突きつけるものもある。 そんな感じなので現代的な感覚だとところどころに都合のいい女が出てきたり、こんなうまい話あるか!とつっこみたくなる場面があったりするけど、一気に読んでしまった。