あらすじ

大事な人間を幸せにするためなら、私たちは困難から何度でも立ち上がれる!妊娠していなかったことが夫・新堂(しんどう)にばれて、離婚が決定的となった奈津子(なつこ)。自分を捨てようとする新堂への腹いせに、新薬の副作用事件を利用して彼が大切に思うひかるを傷つけようと罠(わな)をはり……。ひかると奈津子、最終対決に突入!
1/2の林檎 1巻
「こういう女、実際にいる。大キライ!(読者の声より)」――人の恋愛をこそぎ取る、卑劣な悪女の奈津子が憎い。『Kiss』編集部には反響の声が殺到中!恋愛の名手・こやまゆかりによる、大人のリアル四角関係ストーリー。ひかるは運命の恋人=“半分のりんご”を追い求める、タケウチ製薬の受付嬢。ひょんなことから若手MRナンバーワンの新堂先輩と10年ぶりのラブチャンスを掴んでいくが、彼女の前には圧倒的な「ジェラシーの渦」が立ちはだかり……。
1/2の林檎 2巻
女が一番イヤなこと、私が教えてあげる――。稀代の悪女(ヒール)、奈津子の策略に引き裂かれる四角関係のゆくえ、第2巻。ひかるは、高校時代から憧れていた会社の新堂先輩と、結婚を前提に付き合いはじめることに。しかし、その幸せをねたむ奈津子が、巧妙にひかるを陥れようとして……。恋のもつれ方も、友情のこじれ方も、すべて奈津子は知っている。手に汗握るリアル・ラブ!
1/2の林檎 3巻
欲しいものは手にいれる、それがどんなやり方でも。「新堂さんにふさわしいのは、あたし」――悪女・奈津子の謀略が、ひかると新堂の仲を切り裂いていく、第3巻!結婚へ向けて、営業成績1位を目指す新堂。しかし婚約者・ひかるのミスで、取引先から出入り禁止となってしまう。許しを得るため、奈津子の協力を仰ぐ2人だが、その奈津子は本気で新堂に惹かれはじめていた……。奪う女・守る女。幸せになりたい女たちの恋愛白書!
1/2の林檎(4)
鳴り響くウエディング・ベル!三角関係の勝者はだれ!?「新堂さんをわたしにください」新堂と結婚の約束を交わしていたひかる。彼への愛は誰よりも強いのに、奈津子の思惑どおり新堂は彼女から逃れられなくなっていく……。奈津子なんかに負けたくない。だけど……!「憎い、憎い、奈津子が憎い!」連載誌『Kiss』誌上には、大反響が殺到中。もつれあうリアル・ラブ、第4巻。
1/2の林檎(5)
恋はエネルギー、屈辱は勇気。今、新しいわたしがはじまる!――受付嬢を辞し、スキンケア事業部で再スタートをきったひかる。しかし素人同然の彼女にとって、新たな仕事場は難局づくめ。めげそうになる心を叱咤し、天野の力を借りながらも、ひかるは自分を磨きはじめる。仕事をしていれば彼のことは忘れられる。そう思っていたのに……!?運命と信じたかつての恋人・新堂が、奈津子とともに現れて……。『Kiss』誌上、圧倒的なNo.1人気!もつれあうリアル・ラブ、第5巻。
1/2の林檎(6)
ひかる、28歳OL。結婚寸前に、彼氏を略奪されました!――「会わなければ、新堂さんを忘れられる」そう信じて仕事に没頭するひかるだが、運命は、その苦しみを倍化させていく。いまや恋敵=奈津子の夫となってしまった新堂が、同じ部署に配属されてくるのだった……。見えざる派閥闘争の波がせまる中、それでも人生を楽しもうと努力していくひかるだが……。『Kiss』で反響&人気No.1の社内恋愛バトル、第6巻!
1/2の林檎(7)
あんなに愛しあったのに、本当に敵になってしまうの――!?新堂の変貌、奈津子の執念。窮地に立たされたひかるの決意とは?――元・婚約者の新堂は、ひかるたちが苦しみ育てた新規事業を、派閥の論理が乗っ取るための「刺客」であった!おそるべき悪意に気付いたひかるは、彼との徹底抗戦を決意する。たとえひと時愛し合った恋人であろうと、戦う前に負けたくないから……。悪女・奈津子の妊娠も発覚!?波乱の展開、第7巻。
1/2の林檎(8)
流産したのは、あんたのせいよ!――本当は“想像妊娠”だった奈津子。しかし「流産したのは、ひかるの薦めたアロマオイルのせい」だと噂を流し、ひかるを窮地に立たせていく。憎悪の女・奈津子はさらに、「ひかるが新堂の子を妊娠中」だとの妄想を膨らませていき、さらなる罠を画策するが……。潰されたってへこたれない、“最強のゴキブリ”となって前向きに生きる、ひかるの姿は、奈津子の憎悪に火を注ぐ……!
1/2の林檎(9)
親友が男友達に片想い――!?静(しずか)を応援するひかるは、無意識に天野(あまの)を頼っていた自分を叱咤(しった)するが、彼の存在はすでに大きなものに。一方、妻に疑惑を抱きはじめた新堂(しんどう)は、変わらず前向きなひかるに、かつての想いを重ねて――!?奈津子(なつこ)との未来への不安、戻れないひかるへの想いに苦悩する新堂は……?
1/2の林檎(10)
一から出直すことをおそれない。恋も仕事も、新しい希望が生まれるから。異動まで1ヵ月をきったひかる。舞妓さんへの営業に行き詰まるが、天野の助言に力を得て、視野を広げたアプローチの仕方を学ぶ。自分の中で増してゆく天野の存在と、親友・静の恋心との間で、ひかるが感じる複雑な気持ち……。そこへ、奈津子と別居状態になった新堂から、衝撃の告白を受けて――!?
1/2の林檎(11)
あの人の本当の気持ちがわからないから思い悩む。でも進むべき道は自分自身で見つけなければ――。ついに異動になるひかるは、送別会の夜に新堂(しんどう)から離婚の決意を告げられる。しかし奈津子(なつこ)は離婚届を引き裂き、絶対に別れないと宣言。医療食品部門に配属されたひかるの周囲では、天野(あまの)と静(しずか)が微妙な距離をとり始める――。四角関係に新展開!!
1/2の林檎(12)
ふたりで海に来たのは、何時(いつ)以来だろう……。懐かしいKiss。だけど昔の笑顔は私に戻らない。新堂(しんどう)の医療品部門への異動に動揺するひかる。ひかるもまた新薬の安全性に疑問を持ち始めていた。別れぬ奈津子(なつこ)の執念が苛烈(かれつ)になるなか、新堂はひかるへの愛をさらけだす。決断の時。しかし――。誠実に相手を想うor手段を選ばず強奪、恋愛の勝利者はどちら?
1/2の林檎(13)
大事な人間を幸せにするためなら、私たちは困難から何度でも立ち上がれる!妊娠していなかったことが夫・新堂(しんどう)にばれて、離婚が決定的となった奈津子(なつこ)。自分を捨てようとする新堂への腹いせに、新薬の副作用事件を利用して彼が大切に思うひかるを傷つけようと罠(わな)をはり……。ひかると奈津子、最終対決に突入!
1/2の林檎(14)
自(みずか)らを犠牲にして、ひかると新堂(しんどう)に呪いをかけ闇に消えた奈津子(なつこ)。その生死は?新堂は苦悩し、一人旅立つ天野(あまの)に静(しずか)は最後の告白……。劇的に変化する人間関係のなかで、ひかるはついに林檎の半分を見つける!最後の1コマまで目が離せない、感動の完結編!
あなたにホの字

あなたにホの字

21歳の元気あふれるOL 結城茅子(ゆうきかやこ)は、ある日通勤電車で26歳商社マンの紺野満(こんのみつる)に出会い一目惚れ! その後付き合い始めて1年経って順風満帆かと思いきや、満の昔の恋人がヨリを戻そうとしてきたり、茅子が研修担当してる新人の女の子が満の隣の部屋に引っ越して来たり、職場のとても可愛らしい女の子が一途に彼に恋していたりと、イケメンと付き合っちゃうとこれだからもう…。でもでも、何があろうと満への思いだったら茅子は誰にも負けません!
バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!

バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!

主婦として全力で頑張ってきた毎日。でも私は女としての大切な何かを失ったのではないだろうか――。夫・敦司(あつし)の浮気相手の仲人をすることになった真琴(まこと)は、式当日、最後の妻のプライドとして、背筋を伸ばして入場する。その姿は新婦すら圧倒するオーラを放っていた。式の後、カメラマンが声をかける「あなた変わりますよ」。真琴は美の再生を懸け新しい扉を開く!失われたキレイを求めて――。主婦・真琴(30歳)の美への挑戦が始まる!
スイート10

スイート10

あなたは、「よき妻」と「オンナの自分」、どちらかひとつを選べますか……。『Kiss』誌上連載時から話題をさらい、賛否両論の渦を巻き起こしてきた、「リアルな不倫物語」!――結婚して6年。やさしい夫の理解と協力で仕事も子育ても順風満帆。トキメキはなくても平和な結婚生活に満足していた弓子だったが、突然訪れた恋の予感に心が揺れて……。衝撃の第1巻!
×一物語

×一物語

×一(バツイチ)のみさき。社内恋愛で結ばれた元夫と別れた現在、付き合っている彼は彼女が異動した部署の同僚・田所だった。でも彼には家庭があり、不倫への恋へと導かれていた――。さまざまな夫婦のカタチが今、まさに壊れようとしている……!!
指輪の約束

指輪の約束

“結婚適齢期の女の子たち”が直面する大テーマ、「結婚って、なに?」にせまる、こやまゆかり流の応援歌!わかりあう努力をすれば、こんなことにはならなかった――。交際2年で結婚が決まり、幸せいっぱいのミチと浩太郎(こうたろう)。しかし、ほんのちょっとのすれ違いから結婚式はキャンセルとなり、ふたりの運命はすれ違っていく……。
ダブルベッド

ダブルベッド

「最高のSEX」を知らないままで、結婚してもいいのかしら?――彼との結婚を迷う毬子(まりこ)と英理(えり)は、ちょっとだけカレ以外の男性を知ってみたい。適齢期の好奇心と、揺れる女ごころがリアルな、こやまゆかりの傑作選。表題作のほか、“永すぎた恋”を描いた「あの頃のように」を同時収録。「女の子にとって、大きくは語られないけど、とても大切な本音の部分を描いてみようと思いました」(こやまゆかり)
肩ごしに投げキッス

肩ごしに投げキッス

春日千夏、元気あふれる20歳(はたち)のデパートガール。年下の中(なか)ちゃんとは、友達以上恋人未満の関係です。ところが異動先の紳士服売り場で知りあった高村さんは、頼りがいあるステキな男性。年下もかわいいけど、やっぱり女って年上の男性に憧れちゃうのよねェ――。
最後の電話

最後の電話

終わりがはっきりしない恋。前を向けないこの気持ち、どうすればいい?――失恋にまつわるリアルな状況が、切ない気持ちを共感に変えていく。恋愛の魔法使い・こやまゆかりが描く恋愛作品集。表題作のほか、「女友達(ゆうじん)代表」、新人賞入選作にしてデビュー作となる「プリテンダー」を同時収録。