あらすじ

あんなに愛しあったのに、本当に敵になってしまうの――!?新堂の変貌、奈津子の執念。窮地に立たされたひかるの決意とは?――元・婚約者の新堂は、ひかるたちが苦しみ育てた新規事業を、派閥の論理が乗っ取るための「刺客」であった!おそるべき悪意に気付いたひかるは、彼との徹底抗戦を決意する。たとえひと時愛し合った恋人であろうと、戦う前に負けたくないから……。悪女・奈津子の妊娠も発覚!?波乱の展開、第7巻。
1/2の林檎 1巻

「こういう女、実際にいる。大キライ!(読者の声より)」――人の恋愛をこそぎ取る、卑劣な悪女の奈津子が憎い。『Kiss』編集部には反響の声が殺到中!恋愛の名手・こやまゆかりによる、大人のリアル四角関係ストーリー。ひかるは運命の恋人=“半分のりんご”を追い求める、タケウチ製薬の受付嬢。ひょんなことから若手MRナンバーワンの新堂先輩と10年ぶりのラブチャンスを掴んでいくが、彼女の前には圧倒的な「ジェラシーの渦」が立ちはだかり……。

1/2の林檎 2巻

女が一番イヤなこと、私が教えてあげる――。稀代の悪女(ヒール)、奈津子の策略に引き裂かれる四角関係のゆくえ、第2巻。ひかるは、高校時代から憧れていた会社の新堂先輩と、結婚を前提に付き合いはじめることに。しかし、その幸せをねたむ奈津子が、巧妙にひかるを陥れようとして……。恋のもつれ方も、友情のこじれ方も、すべて奈津子は知っている。手に汗握るリアル・ラブ!

1/2の林檎 3巻

欲しいものは手にいれる、それがどんなやり方でも。「新堂さんにふさわしいのは、あたし」――悪女・奈津子の謀略が、ひかると新堂の仲を切り裂いていく、第3巻!結婚へ向けて、営業成績1位を目指す新堂。しかし婚約者・ひかるのミスで、取引先から出入り禁止となってしまう。許しを得るため、奈津子の協力を仰ぐ2人だが、その奈津子は本気で新堂に惹かれはじめていた……。奪う女・守る女。幸せになりたい女たちの恋愛白書!

1/2の林檎(4)

鳴り響くウエディング・ベル!三角関係の勝者はだれ!?「新堂さんをわたしにください」新堂と結婚の約束を交わしていたひかる。彼への愛は誰よりも強いのに、奈津子の思惑どおり新堂は彼女から逃れられなくなっていく……。奈津子なんかに負けたくない。だけど……!「憎い、憎い、奈津子が憎い!」連載誌『Kiss』誌上には、大反響が殺到中。もつれあうリアル・ラブ、第4巻。

1/2の林檎(5)

恋はエネルギー、屈辱は勇気。今、新しいわたしがはじまる!――受付嬢を辞し、スキンケア事業部で再スタートをきったひかる。しかし素人同然の彼女にとって、新たな仕事場は難局づくめ。めげそうになる心を叱咤し、天野の力を借りながらも、ひかるは自分を磨きはじめる。仕事をしていれば彼のことは忘れられる。そう思っていたのに……!?運命と信じたかつての恋人・新堂が、奈津子とともに現れて……。『Kiss』誌上、圧倒的なNo.1人気!もつれあうリアル・ラブ、第5巻。

1/2の林檎(6)

ひかる、28歳OL。結婚寸前に、彼氏を略奪されました!――「会わなければ、新堂さんを忘れられる」そう信じて仕事に没頭するひかるだが、運命は、その苦しみを倍化させていく。いまや恋敵=奈津子の夫となってしまった新堂が、同じ部署に配属されてくるのだった……。見えざる派閥闘争の波がせまる中、それでも人生を楽しもうと努力していくひかるだが……。『Kiss』で反響&人気No.1の社内恋愛バトル、第6巻!

1/2の林檎(7)

あんなに愛しあったのに、本当に敵になってしまうの――!?新堂の変貌、奈津子の執念。窮地に立たされたひかるの決意とは?――元・婚約者の新堂は、ひかるたちが苦しみ育てた新規事業を、派閥の論理が乗っ取るための「刺客」であった!おそるべき悪意に気付いたひかるは、彼との徹底抗戦を決意する。たとえひと時愛し合った恋人であろうと、戦う前に負けたくないから……。悪女・奈津子の妊娠も発覚!?波乱の展開、第7巻。

1/2の林檎(8)

流産したのは、あんたのせいよ!――本当は“想像妊娠”だった奈津子。しかし「流産したのは、ひかるの薦めたアロマオイルのせい」だと噂を流し、ひかるを窮地に立たせていく。憎悪の女・奈津子はさらに、「ひかるが新堂の子を妊娠中」だとの妄想を膨らませていき、さらなる罠を画策するが……。潰されたってへこたれない、“最強のゴキブリ”となって前向きに生きる、ひかるの姿は、奈津子の憎悪に火を注ぐ……!

1/2の林檎(9)

親友が男友達に片想い――!?静(しずか)を応援するひかるは、無意識に天野(あまの)を頼っていた自分を叱咤(しった)するが、彼の存在はすでに大きなものに。一方、妻に疑惑を抱きはじめた新堂(しんどう)は、変わらず前向きなひかるに、かつての想いを重ねて――!?奈津子(なつこ)との未来への不安、戻れないひかるへの想いに苦悩する新堂は……?

1/2の林檎(10)

一から出直すことをおそれない。恋も仕事も、新しい希望が生まれるから。異動まで1ヵ月をきったひかる。舞妓さんへの営業に行き詰まるが、天野の助言に力を得て、視野を広げたアプローチの仕方を学ぶ。自分の中で増してゆく天野の存在と、親友・静の恋心との間で、ひかるが感じる複雑な気持ち……。そこへ、奈津子と別居状態になった新堂から、衝撃の告白を受けて――!?

1/2の林檎(11)

あの人の本当の気持ちがわからないから思い悩む。でも進むべき道は自分自身で見つけなければ――。ついに異動になるひかるは、送別会の夜に新堂(しんどう)から離婚の決意を告げられる。しかし奈津子(なつこ)は離婚届を引き裂き、絶対に別れないと宣言。医療食品部門に配属されたひかるの周囲では、天野(あまの)と静(しずか)が微妙な距離をとり始める――。四角関係に新展開!!

1/2の林檎(12)

ふたりで海に来たのは、何時(いつ)以来だろう……。懐かしいKiss。だけど昔の笑顔は私に戻らない。新堂(しんどう)の医療品部門への異動に動揺するひかる。ひかるもまた新薬の安全性に疑問を持ち始めていた。別れぬ奈津子(なつこ)の執念が苛烈(かれつ)になるなか、新堂はひかるへの愛をさらけだす。決断の時。しかし――。誠実に相手を想うor手段を選ばず強奪、恋愛の勝利者はどちら?

1/2の林檎(13)

大事な人間を幸せにするためなら、私たちは困難から何度でも立ち上がれる!妊娠していなかったことが夫・新堂(しんどう)にばれて、離婚が決定的となった奈津子(なつこ)。自分を捨てようとする新堂への腹いせに、新薬の副作用事件を利用して彼が大切に思うひかるを傷つけようと罠(わな)をはり……。ひかると奈津子、最終対決に突入!

1/2の林檎(14)

自(みずか)らを犠牲にして、ひかると新堂(しんどう)に呪いをかけ闇に消えた奈津子(なつこ)。その生死は?新堂は苦悩し、一人旅立つ天野(あまの)に静(しずか)は最後の告白……。劇的に変化する人間関係のなかで、ひかるはついに林檎の半分を見つける!最後の1コマまで目が離せない、感動の完結編!