あらすじ

著者・羅川真里茂の画業30周年を記念し、これまでのキャラが大集合したスペシャルな記念イラストペーパー付き! テレビ番組で実父・神木流絃と共演することになった雪。「喰うか喰われるか――」臓に響く流絃の「じょんがら節」に飲まれないよう、雪は必死で食らいつく。二人の演奏が行き着く先は!? そんな二人の、うねりながらも共鳴する音は若菜や舞…雪の周りの人達にも波及していき――。
ましろのおと 1巻

津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!

ましろのおと 2巻

奇想天外な母親・梅子(うめこ)に無理やり入れられた学校にも、徐々に慣れ始める雪(せつ)。ある日、クラスメイトの三味線少女・朱利(しゅり)が祖父の遺した即興曲「春暁(しゅんぎょう)」のフレーズを聴いているのを見てしまう。少しでも祖父に近づきたい雪は……。羅川真里茂が贈る唯一無二の津軽三味線×青春ストーリー!

ましろのおと 3巻

雪(せつ)も入部して、遂に始動した津軽三味線愛好会!雪の母・梅子により設立された「津軽三味線甲子園・松吾郎杯」(!!)に向け練習を始める。しかし、部員が集まらなかったり、指導者がいなかったりと前途多難。三味線を弾く意味を見失ったままの雪は……。――リアルに表現された三味線の躍動感!津軽三味線青春ストーリー!!

ましろのおと 4巻

津軽三味線甲子園「松吾郎杯」にむけて練習を重ねる愛好会の面々。(ほぼ)素人集団で、それぞれの課題を克服できるか!?絶対優勝を狙い、愛好会は津軽での合宿を慣行する!さらに、雪(せつ)の団体戦への出場を知り、全国の猛者たちも動き出す。――リアルに表現された三味線の躍動感!津軽三味線青春ストーリー!!

ましろのおと 5巻

津軽三味線甲子園、開幕!!!!!団体戦に出場する雪(せつ)たちの前に、全国の強豪が立ちはだかる!――遂に開幕した津軽三味線甲子園「松吾郎(まつごろう)杯」!!福岡チームや大阪チーム……そして田沼舞(たぬま・まい)率いる、青森チームなど、全国から集った猛者たちはどんな演奏を見せるのか。そして、不安が残る中、刻一刻と雪たちの出番が迫り……!?

ましろのおと 6巻

遂に開幕した、津軽三味線甲子園「松吾郎(まつごろう)杯」。初日の団体戦に燃える雪(せつ)たち梅園(うめぞの)学園の面々だが、その目の前で梶貴臣(かじ・たかおみ)が率いる大阪、荒川潮(あらかわ・うしお)の福岡、そして青森の田沼舞(たぬま・まい)たちのチームが苛烈な演奏を見せ付ける!皆が不安や緊張を覚える中、雪は静かにゆっくりと気持ちを高めていた。「やる気はピークさ達してる」その雪の言葉に勇気付けられ、梅園学園は遂に団体戦のステージへ!

ましろのおと 7巻

過熱する津軽三味線甲子園「松吾郎(まつごろう)杯」、個人戦!団体戦では端正な演奏で優勝を飾った大阪の梶貴臣(かじ・たかおみ)が舞台に上がる。ライバル達の演奏に触発されながら出番を待つ雪(せつ)、そして優勝候補の田沼総一(たぬま・そういち)の演奏は!?

ましろのおと 8巻

天才、田沼総一の演奏を受け、万雷の拍手に満たされる津軽三味線甲子園「松吾郎杯」。その演奏を聴いた雪の心には今まで感じたことの無い思いがこみ上げる。全ての演奏が終わり、遂に運命の結果発表へ――。そして物語は新章へと続く!

ましろのおと 9巻

君の知らない、この国(日本)の音――。新章突入!三味線一本でまだ見ぬ場へと飛び込んだ雪を待ち受けるものとは!?――津軽三味線甲子園「松吾郎(まつごろう)杯」で田沼総一(たぬま・そういち)に敗れ、自分の新たな感情、奏者としての“欲”を知った雪(せつ)は、高校を辞める決意を固める。そして門を叩いたのは民謡居酒屋「竹の華」。新たな舞台、新たな仲間、新たな三味線の世界がもたらすものは!?

ましろのおと 10巻

新たな目標を胸に雪(せつ)の三味線修業は続く。打つは我が身、響くは――命。――マニの伴奏を引き受けるも、“他人の唄に合わせること”ができず、自分の音に迷い続ける雪。さらに追い打ちをかけるように、ある出来事が雪を襲う!そして「竹の華」への、かつて雪と競い合った奏者の仲間入りで、ますます混迷する民謡居酒屋修業編!!

ましろのおと 11巻

雪(せつ)、麻仁(まに)――東ノ宮杯民謡全国大会へ!!対するは、全国から集った強豪たちと、大会専属伴奏者・神木清流(かみき・せいりゅう)!!優勝の栄冠を勝ち取るのは、果たして――!?

ましろのおと 12巻

雪(せつ)が東京で初めて出会い、心惹かれた女性――立樹(たちき)ユナ。運命の二人、再会!?民謡全国大会・東ノ宮杯を制した雪は、次なる舞台「弘前の津軽三味線全国大会」を目指す。しかし、唄付けで他人に合わせる演奏をしてきた影響で、「自分の音」を見失ってしまっていた。答えを模索する雪が赴いた地・福岡。そこにはかつて心を通わせ合った女性・立樹ユナがいた…。

ましろのおと 13巻

日比谷の三味線全国大会、大本命・田沼総一(たぬま・そういち)が他の追随をまったく許さない完璧な演奏で会場を圧倒する。誰もが田沼の作った空気を破れない中でやってきた大河の出番。幼き日の挫折、女将に拾われて紡いできた竹の華での時間、そして雪(せつ)との出会い……13年振りの大会で見せる大河の音とは!? そして舞台は日本一を決める最大の大会・弘前津軽三味線全国大会へ。雪、総一、清流(せいりゅう)の3人がついにぶつかる!!

ましろのおと 14巻

雪(せつ)、清流(せいりゅう)、総一(そういち)が個人戦で一堂に会する弘前津軽三味線全国大会。まずは、団体戦でチーム竹の華の一員として参加した雪は、そこでかつて共に三味線を弾いてきた梅園学園の津軽三味線愛好会のメンバーと再会を果たした。一方、青森で行われる津軽三味線日本一決定戦には、竹の華の梶(かじ)と、雪の兄・若菜(わかな)がエントリーしていた。同日に行われる二つの大会。それぞれの勝者になるのは果たして――。

ましろのおと 15巻

雪(せつ)、清流(せいりゅう)、総一(そういち)が個人戦で一堂に会する弘前津軽三味線全国大会。総一の完璧な演奏、神木(かみき)清流(緒方洸輔/おがた・こうすけ)の美しき演奏に続いて、雪の演奏がいよいよ始まる。それは、いつもの雪の音を感じさせつつも、どこか違う音で――。

ましろのおと 16巻

新章突入! 雪、アーティストデビューへ。ライバルは梅子&若菜!? 弘前津軽三味線全国大会での優勝から3か月。雪は“竹の華”常連の金城から音楽事務所へと誘われる。一方、青森、金木の大会を制し「もう一人の日本一」となった雪の兄・若菜の周囲も俄かに騒がしくなり…。表舞台に立たずにこの世を去った名人・澤村松吾郎。今、その血をひく二人の孫が世に出る時が来た――!!

ましろのおと 17巻

音楽事務所への所属を打診された雪は、自分の中に「特別な即興曲を作り上げて、沢山の人の前で弾いてみたい」という想いがあることに気づく。梶、荒川、それに田沼総一の妹・舞と共に、新ユニットを結成した雪。音楽界に新風を起こすべく、初アルバム制作にとりかかった!! ――だが雪の兄・若菜は、圧倒的な実力と梅子のプロデュースによって、既に大きな旋風を巻き起こし始めていた――!?

ましろのおと 18巻

新ユニットSTC(スクウェア・ザ・サークル)を結成した雪は梶、荒川と共に、全国ライブツアーへと繰り出す。神奈川~静岡~愛知。それぞれの地でのライブに手応えを感じる梶たちとは対照的に、雪はユニットの音にズレを感じていた。「STCの音とはどんなものなのか!?」根本的な問いを抱えたまま、初の単独ライブを迎えたSTC。その音の道の先には果たして何がーー!?

ましろのおと 19巻

STC(スクウェア・ザ・サークル)の全国ライブツアーはいよいよ九州へ突入!そこへ舞い込んできた初めてのテレビ出演オファー。レポーターはなんと、雪の初恋の相手・立樹ユナだった!しかし、そんな晴れの舞台でまさかの事件勃発…!STCを待ち受ける反響とは!?そしてついに迎える雪とユナ、二人だけの夜ーー。

ましろのおと 20巻

STCの全国ツアーはいよいよ佳境へ突入。雪の故郷・青森市へ!舞が合流しフルメンバーとなったSTCだが、その前座として、雪の実父・神木流絃が登場。祖父・松五郎の「じょんがら」演奏を雪に見せつける。それに対し憤る雪は、どんな音を奏でるのか?一方、若菜は「日本有線大賞」発表という大きな転機を迎え、STCもメジャーデビューに向けて動き出す――!

ましろのおと 21巻

「春暁」を巡りすれ違ってしまった、雪と若菜の想い。その怒りを昇華させた雪のオリジナル曲「荒天の調べ」を収録しSTCはメジャーデビューを果たす! だが、その発売日は若菜の2ndアルバムと同日に…。市場を介した兄弟対決の行方は!?一方STCは、津軽三味線の未来を背負う好敵手神木清流、田沼総一と共に新たな舞台へと挑む!!

ましろのおと 22巻

地道な活動が実を結び、軌道に乗り始めた STC。アルバムがじわじわ売れ始め、仕事も増え、ついには、映画主題曲のオファーが舞い込む! この波をつかみ、さらなる飛躍の好機とできるか!? しかし、順調な STC の一方、突如桜の父を異変が襲う…報せを受けた雪は、祖父を失った自らと重ね心乱れる。悲しみの淵に立つ桜のため、雪が起こす行動は!?

ましろのおと 23巻

「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! 少女漫画界を牽引し続ける作家、羅川真里茂が次に飛び込んだフィールドは少年漫画。テーマは『津軽三味線』。「ずっと描きたかったテーマ」と羅川真里茂が語る、壮大な“自らの音を探す旅”がここに幕を開ける。貴方の音もきっと見つかる。 映画の主題曲の話が無くなり、停滞気味のSTCだったが、海外観光客をターゲットにした「ライブレストラン」がついに開業! 挽回を目指し、STCは新天地での演奏に臨む。少しずつ反響を呼び、増える観客……そんなある日、熱を帯びる客席には、筍コンサートにいた映画監督・ヤンコビッチの姿が…! 演奏後の雪にヤンコビッチは、ある提案を持ち掛けて―――!?

ましろのおと 24巻

「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! 少女漫画界を牽引し続ける作家、羅川真里茂が次に飛び込んだフィールドは少年漫画。テーマは『津軽三味線』。「ずっと描きたかったテーマ」と羅川真里茂が語る、壮大な“自らの音を探す旅”がここに幕を開ける。貴方の音もきっと見つかる。若菜に突如浮上したゴースト奏者疑惑。兄を心配する雪の元へ、梅子から「春暁を弾いてほしい」と連絡が…。雪は若菜を想い、師匠・松吾郎の音から脱却した今の自分なりの「春暁」を奏で始める。そこへ、同じ会場にいた若菜が歩み寄り――!?

ましろのおと(25)【羅川真里茂画業30周年記念イラストペーパー付き】

著者・羅川真里茂の画業30周年を記念し、これまでのキャラが大集合したスペシャルな記念イラストペーパー付き! テレビ番組で実父・神木流絃と共演することになった雪。「喰うか喰われるか――」臓に響く流絃の「じょんがら節」に飲まれないよう、雪は必死で食らいつく。二人の演奏が行き着く先は!? そんな二人の、うねりながらも共鳴する音は若菜や舞…雪の周りの人達にも波及していき――。

ましろのおと 26巻

2021年4月TVアニメ放送開始!累計400万部突破(電子版含む)! 「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! ついにSTCの記念すべき2ndアルバム「ネクスト」が発売!! 奏者として更なる成長を目指す舞や、リーダーとして自分が どうあるべきか悩む梶など、期待や不安が入り混じるメンバーたち。それぞれが思いを抱えながら、北日本を巡るライブツアーが開演する。そんな中、最初の会場である北海道を訪れた雪は、偶然にも祖父・松吾郎の足跡を目にして――!?

ましろのおと 27巻

2021年4月TVアニメ放送開始!累計400万部突破(電子版含む)! 「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! 北日本コンサートツアー・青森公演は大盛況のうちに終了。その演奏は、親世代に松吾郎の記憶を思い起こさせた。後日、神木流絃から三味線の指導を受けることになったSTC。そこで雪は流絃の前で「春暁」を演奏し、父子として初めて心の交流を果たす。そして遂に、ヤンコビッチの映画も完成へと動き出し――。

ましろのおと 28巻

2021年4月TVアニメ放送開始!累計400万部突破(電子版含む)! 「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! ‘‘今‘‘弾きたい「春暁」があるーーー。北日本コンサートツアーを通し、改めて「春暁」と向き合った雪の奏する旋律は、映画監督・ヤンコビッチ、そして会場中の心を掴む。自らの祖に触れた東北ツアーの最後、雪が辿り着く音の姿はーー?

ましろのおと 29巻

TVアニメも大好評の[津軽三味線×青春ストーリー]最新刊! 『同じステージで「春暁」を弾けるまで、兄貴ばやめる』 「自分を見つめる」ため、青森に帰還した若菜。田沼総一の後押しを受け、雪の実父・神木流絃の下で修業を開始。悩める若菜は、青森で何かを掴めるか――。一方、若菜の言葉に気持ちが揺れる雪は 上京して初めて三味線を鳴らした河原に桜と出かける。「始まりの地」に戻った雪が、出会ったものとは…… 澤村兄弟、音のルーツを辿る第29巻!

ましろのおと 30巻

『雪は進化する 俺は伝承する』 進むべき道を見出した若菜は、アレクセイとタッグを組むことに。その映像が、若者を中心に世界で流行りだす…!? 一方、桜への好意を指摘され、思い悩む雪。そんな彼の前に、かつての憧れ“ユナさん”が訪ねてくる。約2年ぶりの再会に、雪はーー。「伝承」と「進化」の最新30巻!!