宇宙から飛来した擬態生物を探して駆除する部隊の凸凹男女コンビの話なんですが、思わぬ展開に魅了されました。 話運びも擬態生物の設定も魅力的ですし、先輩や後輩のキャラクターも生き生きとしていてとても好きでした。 紙山はさむ先生の次回作を早く読みたいです! 【第106回新人漫画賞受賞作 佳作受賞作】 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496353460596 擬態生物ということで、映画『遊星からの物体X』や、『寄生獣』好きな方は好きだと思います!
テーマも面白いけど、なによりもセリフの量が最小限に抑えられてて、ほとんどがキャラクターの表情とか記憶の描写で表現されてるところがすごい。なので画力の高さもえげつないし、オチにもびっくりした。でも入れ替わった?のはどのタイミングだったんだ…?
漫画とか小説を読んでるとたまに「この2人の関係性を安易にBLと呼びたくないな」と感じることあるけど、それの百合バージョンな作品。 自分が常日頃思ってて、この読切を読んで改めて感じたのが、自分の責任で選ぶ人生のパートナー――家族として生涯ともに暮らして生活を支え合う相手を異性からしか選べないのって不便・不自由で合理性が皆無だということ。 「同性友達と一生一緒にいるのって今の世の中的には珍しいかもしれないけど、お互いのことが一生一緒にいたいぐらい好きだったら2人の心のなかでは結婚だと思って一緒にいていい」というハッピーな作品で大好きです。 【追記】 『サカナが潜る白い海』を読んだのがきっかけで「『ともだち結婚』の作者=『どク』の作者」だと知り衝撃でした。中田祐樹はやっぱりすごい……。 https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331674700052
マンバのアクセスランキングで『どク』が入っててなんでだろうと思ったらジャンプ+に読切が載ってたんですね。 相変わらずじっくり丁寧に落ち着いた雰囲気で苦い感情が描かれていてジュブナイル小説のような読み味がするのが最高。 今までの作品と異なり未知の生き物「サカナ」が登場する、すこしふしぎなファンタジーだったので、こんなのも描けるんだ…と新鮮に感じた。 というか中田祐樹先生って『ともだち結婚』の人だったのか…!? 全然気づかなかった……! 本当に全部面白いしいろんなジャンル描けるしすげえ。 https://twitter.com/spira_mirabilis/status/1408440944337121284?s=20
※ネタバレを含むクチコミです。
まずデフォルメが丸っこくて白黒ハッキリしてて版画みたいな絵がかわいい。そして親がクズで今は親戚の家で暮らしている優等生と転校生のガラが悪い女の子・・・という2人が、少しずつ関係を深めてくのを丁寧に丁寧にまっすぐ描いてるとこがいい。ド王道最高(拝みながら)
【2021年前期・第84回ちばてつや賞ヤング部門】準優秀新人賞 https://magazine.yanmaga.jp/awd/chiba/archive/84.html 発表されたちばてつや賞の読切を順々に読んでいった中で好きな作品でした。 日課をきっちり守ってこなす、日果(にちか)さん。 マルチタスクもなんのその。 何でも器用にこなし、予定は常に日課でパンパンになっている。 ある日、同居する母親から唐突に南極で働くことを提案されるが…。 いつもはすべてコントロール下にあった予定と日課だが、南極へ向かう道中から大自然によって少しずつ思い通りにいかなくなる彼女。 「予定通りに行かないのが日常になるだろう」と言う上司の言葉に 「ああ だから良いんだ」と答える彼女の顔は晴れ晴れとしていて、非常によかったです。 https://comic-days.com/episode/3269754496322445176#
派手髪だけど制服ちゃんと着てて、カバンにじゃらじゃらいっぱい付けてるけどよく見たら防犯ブザーで、ピアスいっぱいあけてるギャル?ヤンキー?でも小説読んでるし不良っぽくもないそんな同級生の女の子。 主人公の女の子は、こんな子には私の気持ちなんて分かりっこないと思っていたら…。 というところから始まる読切で、知ってるような知らないような繊細な感情を優しくて強く描く素敵な読切でした。 鬱屈とした日々に風穴開けたくてピアスを開ける。 心の風通しよくしたくて、レンコンになりたい。 こんな子とは友達になりたいし、一生もんだと思います。 「サンデールーキー・王者決定戦2021」で5月中に公開されていたんですが、もう優勝だと思いました。 本当によかったです。 https://mobile.twitter.com/onoderaKOKORO8/status/1396844868345892864
かわいい最高かわいい…!! 無差別に呪いをかける魔女は厄介だけど、こんなに可愛かったらいたずらっ子くらいの感覚で許せちゃうし、顔をハトにされちゃったロバートもこれはこれでかわいい。 ロジカとラッカセイもかわいくて面白い作品だったけど、こういうラブコメもかわいいし面白い好き!続きも読みたいけど、願わくばロバートはハトのままでいてほしい。かわいいので。 この作品はTシャツにできないのか…かなしい
『粉もんロード』でクマリネ先生が見せてくれたのは、シビアな現実に潜む胸踊る冒険譚でした。 危険で厳しい現実世界。でもそこには優しい人と美味しい飯がある。それで元気になるし、冒険できる。 『お持ち帰りですか!?』では、心を持て余した元戦場カメラマンが描かれる。女を取っ替え引っ替えする下衆な男。彼に複雑な思いを抱く編集者は、美味い飯を提供して彼に活力を与える。 二人のやっていることは芸能スクープ取り。どこまでも下衆だ。でも好きな飯を語る男、そして俊敏さを取り戻す男は魅力的だ。 飯を食うことは、大してお綺麗な事でもない事が語られる。綺麗事でない、生きている実感。飯をがっつく、味わう充実感。それだけのことで、バディはどこまでも輝ける。実際にあるお店の美味しい飯から、バディの下衆だけれど一級のファンタジーが生まれる。 いつか連載希望です!
宇宙から飛来した擬態生物を探して駆除する部隊の凸凹男女コンビの話なんですが、思わぬ展開に魅了されました。 話運びも擬態生物の設定も魅力的ですし、先輩や後輩のキャラクターも生き生きとしていてとても好きでした。 紙山はさむ先生の次回作を早く読みたいです! 【第106回新人漫画賞受賞作 佳作受賞作】 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496353460596 擬態生物ということで、映画『遊星からの物体X』や、『寄生獣』好きな方は好きだと思います!