片付けられない神様
オドミツハノカミ様可愛すぎます… オドミツハノカミ様めっっっっっちゃ優しいです大好き。 全員人間臭いと言うか、.コンドウ十画様人間の描き方上手すぎ。 あるあるを大規模にやってくるところ大好きです。 最初からもう驚きで読んでてすごく楽しかったです。 当然泣きました。 細かいところまで凝っていてすごく好きです。
「貴方の家はデカすぎます」と苦情を入れられたのは古来より人の願いを叶えてきたオドミツハノカミ様。捧げものを溜め込まんと自身の領域をちょっとずつ広げてきた結果東京ドーム50個分の土地を専有する事態になっていました。
そんなわけで政府はオドミ様宅の断捨離を決行。貴重な宝物を博物館などに収蔵するとしてどしどし運び出していきます。ところが対策チームの石巻さんが荷物の行く末を目撃、なんだか雲行きが怪しくなり…というストーリー。
神様なんか出てくるので緊迫感のある話になるのかなと思いきや「部屋がモノで溢れている奴にロクなのはいない!」「君もこんなおもちゃばかり集めているんじゃないぞ」とか耳の痛くなるセリフがビシバシ飛んでくるのでそっちの方向で臨場感がありました。他人事だとは思えませんな!
片付けという身近な話題を超常の要素ときれいに噛み合わせているのが見事で、見たことない新鮮さを感じられつつも親近感を覚えてしまって面白かったです。これくらい熱く部屋の片付けについて考えていきたいね…。
人の願いを叶える代わりに、捧げものをもらっていた神・オドミツハノカミ様。捧げものは増えていく一方で、それに合わせて家を広げていたら…!?