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【RISE新人漫画賞 21年4月期 準入選受賞作品】
これ本当に新人の読切なの?と思わされるほど迫力があり、最後まで楽しんで読めました。
かつてこの島では巨大怪獣と巨人の戦いがあったという。
その名残として巨大怪獣が石になったものが島の中央にでかでかと鎮座している。
主人公は高校の映像研究部で精力的に映画を撮っているが、全国大会を目指してるような部活や周囲の人からはその熱は理解されない。
今回撮影していたのは島の伝説に乗っ取ったトクサツ映画だ。
近頃、謎の鼓動が聞こえ始めたかと思ったら、巨獣が動き出し住民は避難するが主人公はこっそり残って本物の怪獣を撮り始める…。
怪獣のスケール感がしっかり出ていてドでかいバトルの迫力がすごかったし、主人公の楽しく映画を撮ることに命を懸けている熱量がひしひしと伝わってきて夢中で最後まで読みました。
巨人の操作を代々引き継いできた家系の女の子もいいですね。
くどくないくらいに部屋にアイドルのポスター貼ってたり踊ってたり、きちんと言葉にせずに本当はアイドルに憧れていることが伝わってきました。
次回作が楽しみです。
【RISE新人漫画賞 21年4月期 準入選受賞作品】千年前に巨獣と対巨獣兵器の戦いがあったという伝説が残る小さな島で、映像研究部の刈谷はそんな巨大生物同士の戦いを映画として再現することに躍起になっていた。現在ではただの石像だと思われていた巨獣が再び動き出したとき、刈谷は本物の怪獣映画を撮ることができるのか!?(ジャンプSQ.2021年7月号)