※ネタバレを含むクチコミです。
『イケ田くん』好きだったので新作読めて嬉しい! 異星人の侵略が中断されたことで職を失ったヒーロー緋色順。同じ理由によって地球で行き場をなくしていた怪獣の就活をひょんなことから手伝うことに。 真面目に取り組む怪獣に心動かされていく緋色の姿は『イケ田くん』とも重なるところがあるかも。ふざけてるようでいてキャラクター同士のコミュニケーションが真摯に描かれるのが好きです。もちろんキレたテンポのギャグも健在。怪獣の履歴書ヤバい。 クライマックスで怪獣が緋色に感謝を伝える場面は緋色と一緒に思わずウルッときました。「戦いは続いていく」ことをあったかく描いたオチもよかったです。 次回作も楽しみにしてます!
すごーーーい良かったーーーーーー。この「にことがめ」という方、名前覚えづらいけど次作も見逃さないために頑張って覚えておきたい。 その人間が生きた人生を理解し、魂の選別をするため、人間が持つ感情(喜怒哀楽)を生まれたての天使が学ぶという話で、序盤はなかなか順調にことが進んでいきますが、感情を知れば知るほど、当然ながら怒りや悲しみが増えていく。仕事のためとはいえ読んでいて胸が痛い。これが感情というものか…
「ポンポコ」というワードが強すぎてキャラ名とかあんまり思い出せないけどとにかく絵も抜群に可愛いしヒロインのポンコツぶりもツボでした。次回作(ガチで)期待しまくってます!! あ、キャラ名はタイトルになってるのか
月スピ読みながら「ふーん読み切りかぁ〜」とページ捲ったらたくさんの観葉植物に囲まれた部室で女子高生2人がネイルを塗っているという扉絵がバーーーンと飛び込んできてマ〜〜ジでたまげました…すごい🥺 「ゆめのん」こと水泳部の夢野と、ダブってる園芸部の葉月。 柔らかくてふわふわしてそうな線と、水墨画のようなやさしい塗りで描かれる2人の女子高生の日常が美しい…! 4つのエピソードが描かれるのですが、各話のページ数がバラバラ(11p, 1p, 4p, 10p)なのが本当にランダムに2人の学校生活を切り取って垣間見ているようで素敵でした。 マジでホントたくさんの人によんでほしい…無茶苦茶いい…
あらすじから既に面白かったけど読んでみてやっぱり面白かった。三編みに花の飾りがついた麦わら帽子に、手には琴のような弦楽器を抱えている主人公のキャラデザが印象的ですごくいい。 ヒト意外の人種を非国民と呼び処分する世界で、シャーマンの主人公が師から受け継いだ生き方を貫く姿が描かれています。 スタイリッシュさがDグレっぽくてDグレ育ちの自分にはメチャクチャ刺さりました。 この世界がどうなるのか、これはぜひ連載で読みたいです…! 【作品掲載ページ】 https://bit.ly/3hhlqpv
コミティアで同人誌を出されていたのを読んだことがあって「あっ!マガジンエッジに載ってる!」ってテンション上がりました。 色々ざっくりしている境子さんに気弱な晴彦が振り回されながらも推理を重ねて怪異の正体に迫っていくという流れ。ふたりの掛け合いが楽しいタイプの漫画です。 そして戦闘がなによりカッコイイ…。仏舎利BB弾とか御札を駆使した景気の良いアクションが繰り広げられ、最後には「BLOOD FIRE」のタイトルがバチっと回収されます。 この読切ではふたりに何があったのか、なぜ怪異を追っているのかまでは具体的には描かれませんでしたが、連載された暁には明らかになることでしょう。連載してほしい!
まずこれがジャンプで読めちゃうという事実に感動。ありがてえ…。作品を振り返りつつ個人的な最高ポイントを3つ挙げていきたいと思います。 ◯主人公ふたりの距離感と関係性が最高 異星人のポポと彼女の監察担当のカヲルはふたりで同居中。奔放なポポに振り回されながらも日々の仕事で疲れ切っているカヲルがポポに癒やされている様子が自然と伝わってきます。一方のポポも人類にとって「ヨソモノ」であり厄介な存在である自分を受け入れてくれるカヲルのことを大切に思っているのですよ…完璧か? 物語を貫くふたりの「関係性・パワー」が炸裂するラストまで見届けてほしい。 ◯演出とセリフ回しが最高 スマートだなと思ったのが「宇宙人がいて、人類は敵対しているけど、なんとなくやれています」というともすれば複雑な状況説明が「緩やかに侵略されている」というセンテンスに凝縮されていること。カオルの所属など細かな設定や世界観に言及しきらずとも余白で伝わってくるんですよね。これがすごく読みやすかったです。 ◯デザインとビジュアルが最高 キャラクターデザインをはじめとにかくカワイらしくて、かつスタイリッシュな線が迸っているんですわ。どのコマを見ても気持ちいい絵が目に入るので嬉しくなっちゃいます。 特にクライマックスシーンは圧巻。気分がゾワッとアガるすごい見開きでした。 もう全部好きでした本当にありがとうございます。未読の方、読んで!!!
筋書きはシンプルで、着用者に異能力を宿す神面(かめん)を集める回収屋の高校生快進が主人公。同じ高校に通う南さんがある事件を引き起こしたのではと調べを進めると彼女も神面の持ち主だと分かり、そこからクライマックスまで迫力のバトル展開! 事件の裏側や真の敵もわかりやすく邪悪で、とにかく戦闘描写の魅力が際立つように構成されてるように思いました。セリフのテンポもいいです(最後のまとめ方はちょっと駆け足気味でしたが) アクションの構図や口から刀が出てくるビジュアルもインパクト抜群で、武器や神面のデザインもカッコよかったです。色んな刀を使い分けたりしたら楽しそう。次作でもアクションパートをたっぷり見たいです!
ビームの別冊付録の読切みんな面白かったけど、個人的にはこの「おじさんの塀」がダントツでした。 おじさんの家に入って玄関の床のタイルが綺麗だという描写から、お風呂を見せるところでもう「これは…ッ!!」となった。そこからおじさんの人となりが明らかになり、そしておじさんに字を教えてあげようとするゆう太のながれ、胸打たれます。絵もストーリーも完璧で言うことなし。
なんだよもーこいつら(^_^) こういうのを平和と呼ぶんだろうな… クラスのカースト上位の子がガチオタ男子と対等に接してるの好き。
家族の生活のためにやっていた金稼ぎと地下格闘技がやがて生きがいになっていた主人公が、暴力で新たな生きがいを見つける話でめっちゃよかった。やっぱりバディもの好きだなー https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYluc0/X1vJnKYludA
バレーボールの朝練に体育館に行くといつも先にいる女バスの先輩。 瑞々しく透き通った空気感とステレオタイプではないキャラクターと会話の気持ちよさがあった。 久しぶりにキュンっとした。 画力もすごいし、期待しかない!
も〜谷先生ワールド全開の読切で最高だった…! 洋服、建物、日用品…谷和野先生が描く昔の西洋の田舎村の暮らしぶりがもう素敵で、そこへさらに森の動物たちから頼み事をされるというファンタジー要素が加わり、独特の味わいになっています。 全体的に絵本っぽい雰囲気(ウクライナの絵本「てぶくろ」を思い出した)なんだけど、主人公の少女・フラーが結構いい性格をしてて内心でのツッコミのキレがいいところが面白い。 生意気なフラーと厳しそうなサンダー婆さんが仲良く一緒に夢を見る結末が優しくて温かくて…和やかな気持ちになりました。 メルヘンとコメディのバランスが絶妙な本当に素敵な読切です。いつか単行本として出してほしい…! 【あらすじ】 ヨーロッパの田舎町に住む少女・フラーは、村には食料品店しかないため、日用品を買うとき彼女は近所の人々の御用を聞いてからお使いへ行く。 渋々、気難しいサンバー婆さんのとこに聞きにいくと、「晴れた夏の空の色を青い毛糸」を頼まれる。するとそのお使いの帰り道、森のリスに青い毛糸を少し分けてくれないかと頼まれて…。
※ネタバレを含むクチコミです。