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最初に結論書いてしまうと、この作品には、ギミックがあります。それはもう、発明とも言えるべきものでしょう。
一口食べた時のリアクション描写、「ハッ?」と驚愕し、「何故なんだ!」と激怒、時に調理人である、主人公、ヤタ・ダイゴに掴みかかってくるのです。
感情の発露である、「喜怒哀楽」このうち「怒」を、旨い味に当たった時の反応に使うというのは、前例が無いのではないでしょうか?
我々が、「美味しい!」と思う要素であるのは「ダシ」である、を軸足に、料理と調理を、化学的/衒学的に因数分解のように紐解く、それを厳しいけれども人情に熱い主人公、おっちょこちょいっぽい助手、キメ台詞「命が宿ったーーー…!!!」と共にシャープな線で描く。
いいですよね、ケレン味全開で。これでこそグルメ漫画です。
ご存知のように、兄弟バトルの、ちょうどいいところで終わっちゃうんです。
紙も絶版、電子書籍版も予定なし、と言う、懲罰的な現状なんですが、なにかしてなにかして欲しいですわ。
すべてが未体験!! 奥深き“味の世界"がいま開く――!! ごく普通のOL・高原承子が街角で出会った「チキンカレー」。その超絶的な美味しさを作り出した“ダシマスター"と呼ばれる男の正体は!? そして、彼の作り出す衝撃の「味」の秘密とは!?
すべてが未体験!! 奥深き“味の世界"がいま開く――!! ごく普通のOL・高原承子が街角で出会った「チキンカレー」。その超絶的な美味しさを作り出した“ダシマスター"と呼ばれる男の正体は!? そして、彼の作り出す衝撃の「味」の秘密とは!?