連投スマンがついでに最終話・結末についての予想を投稿するね。随分前に大穴って書いたけど結局自分の中では山内=多重人格説に落ち着いた。本屋敷先生の足元にも及ばないド素人なんで大目に見てね。 - 仮面の人物は遥人の母だった。彼女にとっては山内=唯一息子の味方をしてくれた人間。一度は感謝するも轢き逃げ犯だと聞かされクロスボウで狙撃する。だが人を殺せるはずもなく、泣き崩れる母親。山内は自首を約束するも「その前に“やること”がある」。 学校に乗り込む山内、なりふり構わずイジメのけじめをつける。そして自首。これで終わりかと思いきや、遥人の母親が4件の殺人を否認していること・あれ以来連絡がつかなかった晋太郎が他殺体で発見されたことを珠緒から知らされる。 夜、山内は考える。「一体誰が晋太郎を?そもそもあの母親が全ての犯行を行えるのか?」その時なぜか仮面の男が現れる。全ての殺人は自分であったことや動機を聞かされる。「お前は誰だ」仮面を引っぺがすと自分だった。直後に記憶が蘇る。山内は逃げまどうが、今まで殺した者たちが死体の姿で次々現れ、取り押さえられる。そして最後にゾンビのような遥人が襲いかかってきて…。翌日、山内の変死が報道される中、遥人の葬儀が行われる。棺桶の中では遺体が人知れず笑っていた。 補足…山内は中学卒業前後、遥人の家に行った時にザシスを盗み見た
@名無し

なるほど、そんな感じかもなぁ。すごいわ。

自分としてはバッドエンドというか、このあと呪いの観念みたいなものが連鎖していく形で終わらせるんじゃないか(もちろん、そこは描かれることはないのだけど)、というのを想像していた。そして、それとは別軸で、本屋敷先生がザシスを新たにきちんとしたレベルの物語として書き上げるようなことをするんじゃないかとかも思ったり。

自分の推理の的中率ここまで20%くらいだし、今回の予想も全然期待できないよ~

実はこれまでの漫画は連続殺人事件の容疑者として取り調べを受けている山内の証言で、都合のいい嘘が随所で混じっていた。真犯人でありながらも現実と虚構の区別がつかなくなっていたのだ。とかもアリかな?山内が犯人だけど二重人格ではないパターン。

呪いの連鎖か、ホラー映画みたいでいいねぇ。本屋敷先生いいキャラしてるから何かあるといいなと自分も思う

あ、それ自分も考えた。夢オチみたいな陳腐なものじゃないけど、実はこの漫画自体が山内が語っていることなんじゃないか、っていう。

呪いは実体ではなく概念として、連鎖していったりしないかなぁと思った。たとえば、ザシスという言葉がいつのまにかあの仮面の男を指す言葉に置き換わり、「いじめをするとザシスが来る」的な都市伝説として伝わっていく、みたいな。そして、そこに本屋敷先生が期せずして一役買っちゃう、とか。

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ザシス

ザシスの意味とは

ザシス 森田まさのり
六文銭
六文銭

「ろくでなしBLUES」から「べしゃり暮らし」まで、一通り読んでいる作家さんだけに本作も当然手に取りました。 1話読んで、サスペンスであること、その世界観にひきこまれ これは完結してからイッキに読もう と思い、完結を楽しみにしてましたが(変な話ではありますが)まさか3巻でおわってしまうとは。 一気読みした最初の感想としては、ギャク色の強い作風の作家さんなのに、この手のストーリーもイケるのかと唸った。 誰が犯人なのかはもちろん、主要な登場人物の誰もが、実は後ろ暗い過去をもっているびっくり展開は、良い意味で緊張感があって、最後どう転ぶのか気になり読んでてあっという間だった。 ミステリでありがちな、くどい説明とかもなく、絵だけで魅せてくるのも読みやすかったし、不気味なタイトルが結局何なのか気になりながら最後につながるのも良かった。 総じて、面白かったという月並の感想なんだけど、3巻でキレイにまとまっている作品だと思います。 この手の作品で、個人的に重要だと思っている、読者に結論を委ねる部分もしっかりあって、そういう意味でも読後感は良かったてす。 3巻完結なので、イッキに読んでザシスの意味を噛み締めて欲しい。

ザシス 1巻
ザシス 2巻
ザシス 3巻
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