ネタバレ
ゆりという女性は何者か?

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ただの、ひとつ屋根の下ラブストーリーラブストーリーでもシンデレラストーリーでもないです。名作という言葉だけでも片付けられない、人の心を掴んで離さない何かがありました。読み終わってから数時間経ちますが、この漫画のことばかり考えている。

「愛されキャラ」という言葉がありますが、簡単に言うと主人公のゆりはそれで、でも世間が想像できるレベルの「愛され」とはかけ離れている。じゃあ何という答えが出ない。ゆりって子はなんなんだ?天使?もしくは神か?
漫画では登場人物たちがゆりに対して抱いた感情の正体がわからず戸惑う描写がありますが、読者である自分も、ゆりに恋をしてるのか、愛しているのか、羨望か、妬みか嫉みか、もう分からない。

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このマンバ通信の記事にもありますが、この漫画はゆりが花屋敷家の人間を「救った」という話なんじゃないでしょうか。見た目が美しいかどうかなんて話を超越する“人間力”を発揮して、周りにいる人々を全員幸せにしてみせた。読んでる途中、登場人物全員幸せになる結末なんてあり得ないだろうと思っていたけど、ゆりはそれをしてみせたんです。16巻も続けるような話なのか?と思っていたけど、最後の方は読み終わりたくなくて泣いたんです。それって結局は吉村明美吉村明美先生が凄いという結論に行き着いてしまうんです。
…ただ、ちょっとこれだけ言わせて欲しい。各話のあいだにあるコラムに書かれてる作者像のしょうもなさ、あれ何なんですか。漫画を読んでうわぁ〜…となってる時にあれ読むと、頭が混乱するんですよ!この人がこれ描いてるの?嘘でしょ?と何度思ったことか。
その辺も含めてこの漫画が完成してるんだろうか。うーん、いやでも正直な話、コラムで中和しなかったら、この先どう生きれば良いのか分からなくなっていたかもしれないくらい、人生観が揺らぐ漫画だったなぁ。

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