江戸で恐竜が大暴れ!!
江戸時代の発明家・平賀源内がニルヤカナヤ(琉球王国のようなところ)を目指して冒険するまでが上巻。そこで出会った恐竜を訳あって江戸に連れて帰ってからが下巻。上下巻ともにスケールがデカいし、江戸と琉球と恐竜っていう全然世界観が違うものが一つの話として上手くまとまってて面白かった。原作未読だけど問題なかったです。やっぱり一番の見所は恐竜が江戸で大暴れするシーンかな。あんまり有名な作家じゃないけどやまあき道屯って漫画が上手いよね。
江戸の町に恐龍降臨!? 大冒険奇譚! 江戸の偉大なる発明家・平賀源内に舞い込んだ依頼は、「ニルヤカナヤ」への道筋になった! 壮大な海を渡る冒険と、そこで遭遇する太古の生物!!そして江戸の町!! 大冒険が始まる……!!
夢枕獏先生は好きな作家で、
小説も漫画もいくつか読んでいますが、
「神々の山嶺」は別格として、どちらかというと
格闘技系、伝奇系の話が好きです。
サイコ・ダイバーとかSF色が強すぎる作品は
あまり好みではないかな。
大江戸恐龍伝は小説も漫画も読んでいませんが、
伝奇系と言っていいのかな?
小説の「天海の秘宝」は面白かったけれども
それに近い感じかと推測しています。
読んでみようと思います。
>>とにかく、夢枕獏の漫画化は「難しい」のだ。
しかし多くの漫画家や編集者は、この魅力的で危険な「賭け」に、今も挑み続ける。
当たるとでかいけれど難しい、という存在なのかも
しれませんね。
柔道を描いた「東天の獅子」とか是非とも漫画化して
ほしいけれども
いまさら「餓狼伝」の板垣先生や
「真・餓狼伝」の野部先生では二番煎じっぽくなってしまうし、
「バガボンド」「スラムダンク」の井上先生とか、
「アグネス仮面」のヒラマツ・ミノル先生とかで
描いてもらいたいなあ。