リッカとユキが互いを想って寄り添う関係大好きです
平和な日常がありがたいなと感じた作品
※ネタバレを含むクチコミです。
2020年、1月に単行本全3巻にて完結です。
普通な日常を過ごしていたのに、急に氷河期を迎えてしまった地球・日本が舞台です。
気候が急変し、避難所へ向かう途中で親とはぐれてしまった女の子・リッカと、大学入学を機に上京してきた青年・ユキが出会い、一緒に生活することになりました。
食料は不足、物価も高騰し、生活するどころか、仕事をしてお金を稼ぐのも簡単でなくなってしまった世の中、ユキの願いは、「一日三食絶対たべたい」!!!
しかし、これはユキだけの願いだけでなく、身体の少し弱いリッカのためでもあるのです。
そのため、実はクズな(笑)性格のユキは、危険と言われる外の仕事に就くことになりました。
本編では、なぜ氷河期になったのかなどあまり触れられず、ユキの仕事先でのお話がほとんどです。
そんな中で生まれる、職場のスギタ先輩との辛辣な(笑)会話や、氷河期前の生活を懐かしく思う姿、時々ハッとさせられる仕事に対する姿勢が、とっても面白く読んでいてなんだか元気がでます
私はタイトルを見た時、「グルメ漫画かな?」と思いましたが、全く違いました。
この漫画は、
"絶望的な世界になってしまったけれど、こんな世の中でも自分らしく、自分のやりたいことを叶えるために生き抜く。
そのために、まずはご飯をしっかり食べる!健康で元気にいる!そして自分とその周りの人のために働く!!"
そんな漫画でした。
個人的に、リッカとユキの関係が大好きです。
家族でも、恋人でもない、でも友人というには何かが足りない。なんにも無くなってしまった世界でなんとか生きるために、ただお互いを大切に想い合う、そんな素敵な関係です。
突如として大洪水に襲われ、あらゆる文明は水没。その後、氷河期を迎えて滅びかけた世界――。生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、病弱なリッカはやせ細っていくばかり。彼女に1日3食おいしいものを食べさせてあげたい……クズだけど、ダメだけど、イヤだけど、大事な君のために働かなくては。滅亡寸前の世界で、少女のためにダメ人間が踏ん張る!
突如として大洪水に襲われ、あらゆる文明は水没。その後、氷河期を迎えて滅びかけた世界――。生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、病弱なリッカはやせ細っていくばかり。彼女に1日3食おいしいものを食べさせてあげたい……クズだけど、ダメだけど、イヤだけど、大事な君のために働かなくては。滅亡寸前の世界で、少女のためにダメ人間が踏ん張る!