クソリーマン
こんなサラリーマンは嫌だ。 社内の女 飲み屋のママ 上司の愛人 穴があればとにかく入りたいタイプのだめリーマンです。 でもなぜか出世していくんだよな。 出世も女も行動あるのみという事を教えてもらいました。 良い子のみんなは真似しちゃダメよ
島耕作、34歳。新肩書、課長。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。それは、派閥絡みの社内政略にまで発展し、島は渦中に巻き込まれている自分を知る。さらに、浮気相手とタカをくくった女たちもあなどれない…スーパーサラリーマンのサクセスストーリーはここから始まった!!
今や会長にまでなった島耕作。その原点となったのがこの作品。最初はオフィスラブ漫画路線だったために不用意にセックスする漫画になっている。高校の頃の同級生が「島耕作はセックスしすぎ」と部活中に発言して、先生から注意を受けたあながち間違った印象ではない。それでもそんなに島耕作からいやらしい印象を受けないのが、良くも悪くも島耕作という男が女性を自分の人生の一番大事な部分におかないし、おけない男だからだろう。顔もよくて仕事もできて女性に執着せず、運もある。そりゃ出世して当然だし、女性にももてるだろう。
シンプルで的を射た分析に挟まれる部活の下りが面白すぎます…!!
高校生と島耕作の組み合わせに、久保ミツロウのアゲイン!!を思い出しました