早乙女はキャラ的に、
自分一人が生き残っても喜ばないタイプみたいですよね。
ということは物語のラストは早乙女が最低限あと一人、
だれかを助けて生き残って
「俺も人を救えた・・」
で終わると思う。
安斉や氷室なら自分が生き残ることが最優先だろうし、
佐藤なんかも、他人が生き残って自分が死んでも
意味がないとか思いそうだけれども。

そうであるなら今のところ、
早乙女と佐藤が生き残る可能性が高いかな。
安斉や林を改心させて助ける可能性もわずかにあるか。
安斉を助けても絵にならんから
安斉は自分ルールに順じて壮絶に死んでもらって、
林には改心懺悔しながらも壮絶に死んでもらって、
早乙女と佐藤が生き残る結末なんだろうか?
ドンデン返し的に宮田が生き残っていて、
更に良かったって結末を希望したいが。

たしかに、ここからバッドエンド以外のラストだったら早乙女佐藤生還が一番ありえそう
でも生き残りメンバー、ほんとに個人的な感覚では、
2人生き残った場合の早乙女と佐藤、早乙女と宮田、宮田と佐藤、どの組み合わせでも絵的になにかしっくりこなくて(佐藤がヒロインポジションというわけではないからか?)
早乙女、宮田、佐藤の三人生き残りという絵はなぜかしっくりくる…
エピローグで数ヶ月~数年後、三人が久しぶりに集まって事件のことをぽつぽつ振り返ってるところが浮かぶ
「サッチー足の指最悪の事態にならなくて本当によかった」「宮田も顔の傷ほとんど目立たなくなっててよかった」「今日は遠野の墓参りの帰りなの」みたいに

心配なのは作者的にそのシチュエーションを林でやりかねないってところだね。 佐藤なら納得もできるけど、ここ最近の長谷川親子のいい人アピールが気になるな・・・

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白竜

気が付けばシリーズ累計100巻以上

白竜
ピサ朗
ピサ朗

ちっぽけな組に過ぎない黒須組に、ある日白竜の異名を持つ若頭が台頭してからあれよあれよと裏社会で頭角を現していく、揉め事の解決は暴力やダーティーな手段だったりの、良くも悪くも普通のヤクザ漫画。 …だったのは初期の話、天王寺大氏が実際の事件を広げたネタを扱う事も多かったので、ゴルゴ13のような「実はあの事件の裏には白竜が関与していた!」オチのネタが結構あったりする。 シリーズ後半ではその手のネタが増えて行くが、この第一シリーズである無印は比較的そういうネタは薄め、なんだかんだ危険な香り漂う裏社会でのし上がっていく姿は正直ワクワクする部分も有り、強引すぎたりアレな解決も「こまけえことはいいんだよ!」の精神で十分楽しめる。 …後のシリーズでは陰謀論を加速させかねない色々と不幸で幸運な現実に見舞われたりしてるけど、それも割り切れば作品の魅力。 組のメンツも少人数な分、上も下も描きやすいのか、若頭主人公だが下っ端から組長まで交流があり、それなりにキャラを立たせつつキャラ被りも無しと、今見ると設定時点でなかなか秀逸。 ヤクザ漫画としては、シノギの描写が意外と広く、これもまた第2シリーズ以降の時事ネタを扱うのに違和感が無い要因だろうけど、解決手段はシンプルに非合法だったりで「できるか んなもん!」な、描写がてんこ盛りで、これをツッコミどころとするか、展開が早くて良いとできるかで面白いと感じられるかは分かれそうな気がする。 とはいえシリーズ累計で100巻以上を成し遂げてしまってるように、こういう作品が好きな男自体はなんだかんだ根強く存在している事も実感するが。 実際のあれこれをネタにしている部分とか、多々あるツッコミどころにせよ、素直に名作と認めたくはないが読んでて楽しい部分も有るのは確か。 作風が完全に確立したのは第2シリーズのLEGENDだが、その移り変わりも含めタバコと酒臭さが似合う漫画ゴラクの象徴の一つ。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

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