まるでラーメン屋のオヤジが
昨晩からスープを仕込んだんやけど
今朝早く起きて見たら鶏ガラの出しが
若干、出がらし化していてシボリカスだった。
急遽、鶏ガラを追加して味を調整したスープ
そんなコダワリのスープで勝負や!
となって準備万端、、、
営業時間のちょっとしたタイミングに少し火力不足でスープが冷えて出してしまったら客が不味い言うて帰りよった。
なんやアツアツのスープで出した客は携帯で話しに
行って戻ってくるのに麺はノビ、スープが冷めてしもうたがな。
そんな所もマンガにもあるのかもしれないな。
偶発的に読み手が立ち読み中に店員さんに注意されて話しが飛んでしまう、などのアクシデントも。
作り手は常に良い状態のモノを出す努力をかかさんだろう、それに気をつかい、良いモノを出せば良い。
受け手や読み手は出てきた、出ているモノを良いと判断したら良いまま受け入れるような体制を整えれば良いのさ。良いモノを腐らせるのはもったいないし、もともと良くないものはそれなり。
そーゆー事だろう

戦後間もない時期のオッさん達の決まり文句
「 味噌汁がヌルい!! 」をこんなところで
思い出させてくれた モンピクでいうところ
ラーメン店、キャスト店主は八木さん
ラーメン店、スープはコォーと沸かしたゴミムシ入り
の雨水
ラーメン店、食い逃げ客は若干名
ラーメン店、ふざけた客は飯塚
そんな前日から深夜をマタギ翌日にかけて展開された猿退治(水口さなえ含め2匹)が重なっていく。
それもモンピクの一部としても自由

妹さんが中学小屋で亡くなってしまって
三ッ倉での猿待ち伏せ(3匹のうち1匹は長谷川)
からの岩砕山へ安斎や早乙女などを囮として
連れてきた八木さんの
「 復讐 そんなことのために我々を 危険に巻き込むのか 」
「 そんなこと ... そんなこととはなんだぁ ! 」
キレっぷりがやや長谷川と林を正当化するのに役に立つのかと思われたが、いかんせんその前の
「 バレましたか... 」 のフリで周りをあたためるどころか凍りつかせてしまったのが八木さん致命的ミス、行列の出来るラーメン屋からカップラーメン、セルフのインスタントラーメン調理ミニセット、と店の格を天から地へ落としてしまった。

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白竜

気が付けばシリーズ累計100巻以上

白竜
ピサ朗
ピサ朗

ちっぽけな組に過ぎない黒須組に、ある日白竜の異名を持つ若頭が台頭してからあれよあれよと裏社会で頭角を現していく、揉め事の解決は暴力やダーティーな手段だったりの、良くも悪くも普通のヤクザ漫画。 …だったのは初期の話、天王寺大氏が実際の事件を広げたネタを扱う事も多かったので、ゴルゴ13のような「実はあの事件の裏には白竜が関与していた!」オチのネタが結構あったりする。 シリーズ後半ではその手のネタが増えて行くが、この第一シリーズである無印は比較的そういうネタは薄め、なんだかんだ危険な香り漂う裏社会でのし上がっていく姿は正直ワクワクする部分も有り、強引すぎたりアレな解決も「こまけえことはいいんだよ!」の精神で十分楽しめる。 …後のシリーズでは陰謀論を加速させかねない色々と不幸で幸運な現実に見舞われたりしてるけど、それも割り切れば作品の魅力。 組のメンツも少人数な分、上も下も描きやすいのか、若頭主人公だが下っ端から組長まで交流があり、それなりにキャラを立たせつつキャラ被りも無しと、今見ると設定時点でなかなか秀逸。 ヤクザ漫画としては、シノギの描写が意外と広く、これもまた第2シリーズ以降の時事ネタを扱うのに違和感が無い要因だろうけど、解決手段はシンプルに非合法だったりで「できるか んなもん!」な、描写がてんこ盛りで、これをツッコミどころとするか、展開が早くて良いとできるかで面白いと感じられるかは分かれそうな気がする。 とはいえシリーズ累計で100巻以上を成し遂げてしまってるように、こういう作品が好きな男自体はなんだかんだ根強く存在している事も実感するが。 実際のあれこれをネタにしている部分とか、多々あるツッコミどころにせよ、素直に名作と認めたくはないが読んでて楽しい部分も有るのは確か。 作風が完全に確立したのは第2シリーズのLEGENDだが、その移り変わりも含めタバコと酒臭さが似合う漫画ゴラクの象徴の一つ。

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